普段、私はこのような質問には回答しないのですが、お困りのようなので特別に回答します。
始めにお断りしておきますが、回答文が長くなります。
> 普通の電話の子機を直接電話線に繋いで通話することは可能でしょうか??
壁からの電話線を、子機を充電するホルダーに直接繋いで通話することは可能ではありません。
電話線は親機に直接接続しなければ通話することができません。
それはなぜかというと、子機には親機との間で電波により、信号(呼出音を鳴らすための信号や通話音声、どのダイヤルボタンを押したかという信号など)をやりとりする機能を持っていますが、子機から電話線に流れている電気に直接働きかける回路を持っていないからです。
電話線に流れる電気と信号をやりとりする働きを持っているのが親機です。
親機にできる全ての事が子機でできるようには作られていないのです。(だから子機なんですけれど。)
人間だって、親にはできるけれども、子供だけではやりたくてもできない事がたくさんありますよね。コードレス電話も人間と同じなんです。子機だけでやりたいなあと思う事ができないことがあるのです。親は無くても子は育つと言いますが、電話機が人間と違うのは、電話機は育つようなものではないので親機が無いと子機は話をすることもできないのです。それと、当たり前のことですが電気が繋がっていないと動作しません。
> 今一人暮らしをしてて、コードレスが何かと便利なので子機だけ使いたいのですが。。。
そうですね。子機は小さくて置き場所をとらないし、コードレスだから自由に動き回りながらでも通話できて便利ですね。
でも、子機だけで使うことはできないので、ちょっと頭を働かせて電話線のそばの棚に子機の充電ホルダーを置いて使う方法を考えましょう。
頭を働かせると言ったって、それほど大したことをするわけではありません。
ただ、少しの手間とお金がかかります。もしも他人に頼めば、さらに出費することを覚悟しなければなりません。
先ず、電話線を外すと接続し直すときにわからなくなると困りますから、現在電話線がどこの端子に差し込まれているか、親機のどの端子に電話線が差し込まれているかを確認して、忘れないように紙に書き留めておきましょう。
たぶん、インターネットをしているから、壁の電話端子から短い電話線でセパレータという小さい箱みたいな部品に繋がっていて、そのセパレータで電話用とインターネット用に分けているのかもしれませんが、私は千里眼の能力を持っていないので質問者さまのお宅でどのようになっているのか細かいところまでわかりません。
子機の充電ホルダーを電話線が来ているそばの棚に置くことは簡単ですね。これっぽっちも難しい事はありません。ただ置いて、充電ホルダーと接続した充電用ACアダプターの電源プラグを近くのコンセントに差し込む。ただこれだけのことですから簡単に終わります。
そして問題となっている親機の置き場所です。
電話線の来ている所にある棚に置くスペースがないので、周りを見渡して、どこか親機を置ける広さのある所を探しましょう。電話線からあまり離れていない方が良いです。できればコンセントが近くにある場所が良いですね。
理想は直射日光の当たらない、埃が少なく安定して置ける場所ですが、この際、置くことができさえすればどこでも良いです。極端な話、押入れの中でも良しとしましょう。ただし、火の傍や水の掛かるような場所は幾らなんでもいけません。
親機を置ける場所が決まったら、今度は電気屋さんかホームセンターに行きます。
行くと言っても、店員さんを冷やかしに行くのではないですよ。ちゃんと目的をはっきりさせて行きましょう。
だから、目的をはっきりさせるために、お店に行く前にやらなければならない事があります。何を買うのか明確にして、お店に行った時にその物が自分で探せなかった場合に店員さんに説明できるようにしておきましょう。
前置きが随分長くなりましたが、つまりは、希望を叶えるためのポイントは、親機を使うために必要な、壁の電話線の場所から親機を置く場所までをつなぐ電話線「モジュラーコード」です。
店には2m,3m,5m,7m,10m,20mというようにいくつかの長さのモジュラーコードがありますので、電話線を壁や家具の隅を這わせながら親機まで届く長さを測って、余裕を持ったそれ以上の長さのものを購入します。値段は長さによって違います。(店によっても違いますが、約500円~約2,000円程度)
モジュラーコードを固定するための両面テープ付きのパーツも買うと便利です。
親機の電源コードがコンセントまで届かないときは、必要な長さの「電源延長コード」も買いましょう。
モジュラーコードと電源延長コードを用意できたら、壁側の元々親機が繋がっていた電話線の端子にモジュラーコードを挿し込み、もう一方を親機の電話線を接続する端子に挿し込みます。
モジュラーコードは固定金具で固定しても構いませんが、電源延長コードはステップル等で壁や柱などに固定してはいけません。(ビニールコード電線を柱などに固定するとショートや発火の危険性があるので法律で禁止されています。)
電源コードもつないで、電源を入れ、親機で通話できるかどうか確認してください。
子機は、親機に電話線が繋がっている状態で、なお且つ、親機の電源が入っている状態でないと使えません。
それほど難しい作業ではないので、お一人でもできるとは思いますが、もしも全然わからなくて自信が無いという場合は、知り合いの方か電気屋さんにでも頼むしかありません。
お若いのですから、自分でできると思いますよ。
わからなかったら、また質問すれば、お礼をちゃんとするような人には誰かが教えてくれると思います。
お礼
何度も解答ありがとうございました! 助かりました!!