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リアサスペンションについての質問です

リアサスペンションについての質問ですが、リアサスをフレームに取り付けるところの金属部分(なんて言うか分かりません、穴の部分で周りにゴムが付いています)は回らないのでしょうか? 最近中古でバイクを買ったのですがサスペンションの具合が悪いような気がして取り外したところ、ここが回らず、また別に中古でその他サスペンションを手に入れたのですがやはり回りません。中が錆びていたりして回らなくなっているのか、それとももともと回らないものなのかどなたかご教授下さい。 自分としてはサスペンションは伸び縮みで車体との角度が変わるのでベアリングのように回った方が働きが良くなると思うのですが...

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回答No.4

まず、結論からいいますとゴムの部分(他の方が回答されておられるとおり、ブッシュという部品です)は回転しません。ここはサスペンション側に接着または溶着させてある場合がほとんどです。 通常はブッシュとサスペンションのピボット部(ボルトであったり車体側に溶接してあったりいろいろありますが・・・)に金属製のカラーがあり、ここの部分が回転部分になります。 で、なぜゴムが採用されているかといいますと、衝撃吸収のため・・・ではなくこれもまたサスペンションを動かすためなのです。 車両走行中は縦方向(サスペンションのストローク方向)からの入力以外に、車体の捩れ等から発生する横方向からの入力も発生します。 ゴムブッシュである程度横方向にサスペンションを動かすことによってサスペンション本体や車体側の破損を防いだり、サスペンションのダンパーシャフト等に負荷をかけない様にすることでサスペンションの動きを助ける働きがあります。 また、一部の高級品のサスペンションやレーサーなどのサスペンションはゴムブッシュの代わりにピロボールを使用し、軸受け部の動作の向上を図ったものもあります。常にメンテが必要だったり寿命が短かったりしますが。 次に、なぜベアリングでないか?ということですが、理由はいくつかありまして、 1.実用上問題ないから・・・高速回転するわけでもないから、カラーとピボット部をきっちりグリスアップしておけば事足りる。 2.耐久性の問題・・・ベアリングは基本的に力を点で受ける事になり、長期間・長距離の使用に耐えるのが難しい。 3.コストの問題・・・以上のことを鑑みて、高耐久性のあるベアリング(ボールやテーパーローラー)を使用しても効果がない。 といったところでしょうか。 ただ、サスペンションシステム全体で見た場合ではベアリングを使用することもあります。例えば1本サスのリンク部分など。この場合はベアリング1個あたりの負荷分散が図れること、機構が複雑なことから少しでも滑らかに動かしたいこと、基本的に上位車種なので多少のコストは目がつぶれる事などから採用されています。 最後に、もともとの問題点であるサスペンションの動きが悪いという点ですが、中古車両のサスペンションを中古のサスに変えても新車はずしのサスペンションでもない限り動作の向上は期待薄ですね。例え距離を走ってないものでもダンパーもバネもヘタってますからね・・・いまさらでしょうが(^_^;) ですので、現状からいって多少でも動きを向上させようとおもったら、 1.サスペンション上下ピボットまたはボルト部のグリスアップ・・・ゴムの劣化が不安でしたらシリコン系などゴムを侵さないタイプのものを使用してください。 2.スイングアームピボットのベアリングのグリスアップ・・・ちとオオゴトですが結構ここの動きが渋くなっている場合が多いです。 3.チェーンのハリを確認・・・チェーンを張りすぎるとスイングアームが動かなくなるのでサスの動きが悪くなったように感じることがあります。 4.ピボット部のトルク管理・・・というとオオゴトに聞こえますが、締めすぎて動かないようでは・・・基本的には締めすぎないように出来ているハズではありますが。 以上、長文でしたがご参考になれば幸いですm(__)m  

その他の回答 (3)

  • nora99
  • ベストアンサー率28% (117/404)
回答No.3

ブッシュですね。 サスペンション自体は、衝撃を吸収し、路面にタイヤが追従する事が目的ですから滑らかに動く方が良いような気がしますが、この箇所では、計ってみれば判りますが、大きな動きはしません。 特にリンク式の物はそうです。 むしろ、サスペンションの捩じれをうまく吸収するという意味で精度の高いベアリングを使用するよりも、安価で効果的な固定方法です。 ゴムは、油脂をつけると劣化しますので、ゴミやホコリを払う程度の整備で良いと思います。 ちなみに、取り付け部ではありませんが、バネの根元に付いているバンプラバーもバネが縮みきった時(底付きしたとき)に、強い衝撃を吸収し和らげる為についています。 どちらの部品も「最後の踏ん張り」を受け持つ部品と考えると良いと思いますよ。

  • oo14
  • ベストアンサー率22% (1770/7943)
回答No.2

ピポットとでもいうんでしょうかね。 サスペンションというのは車でもそうですが、理屈上回転しなければならない場所なんですが、 変位が少ないので見かけ上、固定という形をとります。 ゴムを間にはさんで浮いている状態です。ですからゴムが劣化してくるととんでもないことになってきます。(四輪のマルチリンクなんかの場合とくに、ブッシュのだらけですから) 車体に繋がるほとんどの部品がこういう固定方法です。F1なんかはおっしゃられるような固定方法ですね。 この類の究極は先代のミニのサスペンションですが、これはゴムだけでできています。 ここをメタルブッシュ(ベアリングですね)にすると 車体のダメージだけではなく、荷物を落としたり、人的傷害もふえるでしょうね。安く仕上げる最高の解決策です。

  • H-2
  • ベストアンサー率31% (277/892)
回答No.1

ブッシュの事ですね 基本的に圧入されてるので回りません 衝撃を吸収する役割の部品なのでベアリングなどの 金属では車体に悪影響及ぼしますしライダーにも負担が大きいです 基本的にブッシュが潰れてたりしなければ固定するボルトの グリスアップだけで十分だと思います