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帰国子女に国際結婚が少ないのはなぜ?

以前からずっと疑問に思っていたのですが、高校生までに海外生活を経験した人(所謂帰国子女や交換留学生)は一般的に考えられるのと違って結婚相手に日本人を間違いなく選んでいますが、それはなぜでしょうか? 私は自分で例外の無い法則を発見したと思っています。今まで自分の知る限り(知り合いや芸能人等)、この件に関して例外がないからです。 面白いのは大学で海外留学したり、海外経験がない或いは少ない人に国際結婚が多いことです。(私もそうですが。)境目が高校と大学の間なのです。これもはっきりしています。 どなたか理由の分かる方がいらっしゃれば、私の長年の疑問に答えて頂けませんか?

質問者が選んだベストアンサー

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noname#262523
noname#262523
回答No.6

こんばんは。 以前の回答が言葉不足だったせいか、海外生活中も帰国後ばかりを気にしているかのような印象になってしまったことが、ずっと気になっていました。「日本社会で浮かないように」というのは帰国後の話で、現地ではむしろ現地の子と同じ土俵でがんばる発想の有無が、高校生までと大学生以降の海外生活の一番の違いだと思います。 つまり、現地の高校に行けば、ESL(母国語でない人のための英語授業)などのサポートはありますが、普通の授業では現地の子と同じ基準で成績がつき、卒業試験(センター試験のようなもの)も同じものを受けるわけです。その延長線上で同じ土俵で社会に出ることを自然に発想していました。ただ外国人なので、まずはそこをどうクリアするかという問題に直面します。やはり日本相手の仕事などに限られてくるんだろうなと、先が見えてきます。 大学生や1年くらいの短期で留学する人には、そもそもそんな発想はないのだろうと思います。帰国を大前提に留学を楽しむ人も多いでしょうし、そうでなくても土俵には乗らず、完全に「外人」としてその社会に存在するあり方もあるからです。大人になってから日本に居ついた知り合いの外国人(特に欧米系)を見ていてもそう思います。 中国やインドについては知りませんが(笑)。 結婚の話とは少し違いますが、結婚の前提となる価値観として、「外人」として社会生活を送ることを潔しとしない傾向を、日本に帰ってきた所謂帰国子女の多くは持っているのだろうと思います。そうなると必然的に、国際結婚に至るような出会いには縁が少なくなるということではないでしょうか。

gocika
質問者

お礼

度重なる詳細な御回答有難う御座います。 私にようにずっと日本で暮らしてきてアイデンティティーの葛藤に悩まされる事の無かった者とはまた違った世界があるのがよく分かりました。

その他の回答 (5)

noname#262523
noname#262523
回答No.5

No.4です。 補足ですが、国際結婚されている方が幻想を持っているとは思いません。大人になれば、自分の価値観がはっきりする分、違いを楽しめる面もあると思います。 それと、子供が率直で時に意地悪なのはどこの国も同じだと思うので、仲間はずれ=差別とも思わないです。

noname#262523
noname#262523
回答No.4

面白いご指摘ですね。 高校を卒業するまで4年近く海外生活をしましたが、私も結婚するなら日本人と思っていましたし、帰国してからの友達も含めて所謂帰国子女で国際結婚している人を知りません。 私の場合は一つは、向こうに行ったばかりのころ、日本とは違って男の子が親しみやすいと喜んでいたところ、親からネガティブなイメージを受け付けられました。 未成年なので、親が定めた通り日本の大学に行くために帰国し、日本に適用しようと努めていたため、外国人に特別に親切にする余裕はなかったです。知っている限り、帰国の子は皆、日本社会で浮いてしまわないよう気を遣っていました。 それと、やっぱり言葉の壁というか、本当に分かり合いたいと思っている微妙なところが、男女を問わず現地の言葉ではうまく表現できなかったという経験も影響していると思います。多感な時期だったのでなおさらなのかもしれません。 以上、ご参考になればと思い、理由らしきものを考えてみました。

gocika
質問者

お礼

御回答有難う御座います。状況よく理解できました。 中学生の頃、クラスに帰国子女の人が何人かいましたがとても羨ましく思っていたのを思い出します。私の頭の中には彼等が現地の学校で楽しく過ごしている絵やきれいな景色の中でのんびり暮らしている姿だけがありました。当時は今みたいに海外取材番組が多くなくて毎週日曜日の朝に「兼高かおる世界の旅」があったくらいです。(あ、年がばれてしまいますね。)海外旅行ツアーはあったのですが私の覚えている限り、JALPAKと何とかホリデーの2種類でしかもとても高かったと思います。(子供のくせにパンフレットを集めたり、海外旅行ガイドブックを買ったりしていました。)でもせっかく海外にいるのに帰国後を心配するのは残念ですね。そんな事では日本は中国やインドに負けてしまうのではと思います。

  • fatpigs
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回答No.3

その人個人にもよりますが(親が駐在員などの場合、学校も日本人学校などに言って結局は現地の日本人社会で暮らしている連中も多いため)、日本人が馬鹿みたいに(特に女が白黒人の男に馬鹿みたいにヘラヘラする)欧米人にへらへらするのも実際に現地でしばらく住んでみると連中の本音が見えたり、結局は日本人であろうがなんであろうが本質は変わらなかったり、ということに気づくからだと考えられますね。

gocika
質問者

お礼

御回答有難う御座います。 よく理解出来ました。つまり、現実に直面して幻想が吹っ飛んでしまう、或いは未だ幼い場合は幻想もないままいきなり現実に直面するということなのでしょう。 某大手商社新入社員へのインタビュー記事を思い出しました。彼は父親も商社マンでアメリカの現地学校に通っていたそうです。日頃は現地の子供達も仲良く接してくれていたものの影で悪口を言ったり、誕生日等のイベントには呼んでくれなかったりと差別を受けたと書いていました。彼が商社に入った動機は忘れましたが少なくとも幻想は全く持っていませんでした。

  • NonNon5
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回答No.2

あまり簡単に一般化して考えるのは危険ですが、私の周りを見回して感じるのは、高校生までに海外生活を経験した人でも、親の仕事で海外に住んでいた人たちは、海外でもどっぷりと狭い日本人社会で暮らしてきています。例外も多いですが、かなり保守的な感じがする方も少なくありません。そのあたりに関係があるのではないかと思いますが。

gocika
質問者

お礼

早速の御回答有難う御座います。 なるほど、そういうこともあるんですね。 そう言えば私も駐在員の方々の話を聞いたことがあります。特に日本人が多い地域では日本人学校が有り、日本料理店が有り、引越しも日通でOKと海外にいながら日本とそっくり同じ生活出来るところもあると聞いてびっくりしました。

  • lalpuru
  • ベストアンサー率21% (93/436)
回答No.1

  私の知人(海外生活3年以上)8人の内3人が国際結婚をしました。  

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