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なぜ木目(調)パネルは高級感を演出できるのか?

いわゆる高級車といわれる車にはよく木目(調)の パネルが使われています。 なぜ高級車には木目(調も含む)が使われるのでしょう? それは木目が高級感を演出するからですよね。 じゃあなぜ私達は木目から高級感を感じるのでしょうか? そう思うとわからなくて、この質問をさせていただいて います。 別のもの(高級家具など?)を連想するからなのか、 そうであるならそれは何なのか・・・ はたまた何かルーツ(海外メーカーの高級車が使い始めた のが始まり、など?)があって、それが”木目を使っている=高級”というイメージを作り上げたからなのか、 そうであるならそれはどこの何という車なのか・・・ などご存知の方がいらっしゃいましたらお教えください。 宜しくお願い致します。

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回答No.2

 車が誕生した100年前には、樹脂パーツなどは存在しませんでした。  車の内装にも、高級布や家具調の木製品が当たり前に使われていました。  もちろん、自動車そのものがお金持ちの道具でした。  その後、自動車が大衆化すると共に部品も大量生産できるものが使われるようになりました。  家具調だった木製品は、大衆化に伴って鉄・布・革製品に置き換わり、または簡単な形にアレンジされていきました。  国産車でも、1970年代の車までは高性能車を中心に木インパネを採用している車種がありましたが、80年代に入ると全て樹脂製に置き換わっています。  これは、木は湿気と温度に敏感で、反ったり割れたりするために、(手入れをしないなら)車向け素材には向いていなかったためです。  その後、廉価で大量生産が可能な樹脂パーツが開発され、かつての高級感をモチーフとして木目調パーツとなっています。  つまりは、以前は木製品が高級だったパーツなので、木目=高級のイメージを購入者が抱いているって事です。  同じような理由でカーボン調やアルミ調のパネルがありますが、これはレースカーに使われるパーツなため、この雰囲気を取り入れたものです。  余談ですが、今は高級イメージの革シートは、元々は雨に濡れる部分のシートに採用されたもので、耐久性を狙ったものです。高級なシート表皮は布生地(アンティーク家具に使われるような柔らかい素材)でした。  今の自動車に使われる革は、クラッシクカーの革素材とは別物です。(表面の塗装やコーティング等)

bcr
質問者

お礼

なるほどよくわかりました。参考になりました。 ありがとうございます。

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回答No.1

ルーツはわかりませんが、なぜ高級車が木目パネルを使うことが多いのかについて、自分なりの推測を書かせてもらいます。 まず、希少性について。 自動車の内装はほとんどが化学的に人間が作ったもので構成されていますが、木目パネル(本物)は天然素材ですよね。(木目調は除く) 天然素材は限りある資源であり、品質も均一ではないので内装に適した材料を選定して使わなければなりません。 そうなるとますます選択肢が狭くなり、内装に使えそうな木材は少ないと思います。 これは革にもいえます。 合成皮革はいくらでも作れますが、本革は革の質感、見た目を選定して採用に至ります。 生き物から採るわけですから、これも貴重ですね。 ということで、木材や革を使用するということは材料コストが高いということで、高級車にしか使えない=木目パネルは本革は高級だ!ということでしょう。 プラスチックの木目調パネルは、木目の「高級っぽさ」を真似してるだけなので、余計に貧乏くさいと思いますが(^^;

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