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コリン・マシューズの「冥王星」
ホルストの「惑星」を補う目的で、コリン・マシューズという作曲家が「冥王星」の曲を作ったという話を聴きました。 ホルストの惑星には「火星、戦争をもたらす者」「木星、"快楽をもたらす者"」のような副題が付けられていますが、コリン・マシューズによる冥王星には副題は付けられているのでしょうか。
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こんにちは。 #1で回答したものです。お礼ありがとうございました。 さて,追加のご質問について。 ホルストの惑星は,西洋占星術でそれぞれの惑星に与えられた象徴に基づいて作曲されたもので,各曲のタイトルはホルストか完全に勝手に考えたものではありません。マシューズが作った「冥王星」も,それに沿った形でのタイトルがつけられているようです。 (占星術には詳しくないので,「再生の神」というタイトルが妥当なのかどうかはよく分かりませんが・・・) ちなみに,惑星の名前は,さらに遡るとローマ神話の神々の名前になるのですが,冥王星の名前は,遠くて暗い,というイメージからか,ローマ神話での冥府の王であった「Pluto(プルート)」と名付けられたようです。 よろしければこちらもご参考に。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%91%E6%98%9F_(%E7%B5%84%E6%9B%B2) (かっこの所でリンク切れしているかもしれませんが,一行全部でURLで,かっこの前までだと本当の惑星の解説です) 最新ニュースもちゃんと反映されているようですね。 「冥王星」の運命やいかに?(笑) http://www.asahi.com/international/update/0824/028.html?ref=rss
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- bebian91
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副題について補足します。 冥王星は占星学において、破壊と再生、原子力、無から有を生む、無意識の力等の象徴となっています。 renewという動詞は、古いものを刷新(一度ぶっ壊して新たにする)するという意味ですから、「The renewer」を日本で一般的に「再生の神」と訳されているのは片手落ちといえます。 ラトルのCDを聴いてみましたが、マシューズもホルストに倣って占星学的な意味を考慮して曲想を作っていることはある程度は理解できました。 ただ、マシューズの「冥王星」には「海王星」に似た神秘的な描写がありますが、これは本来の冥王星のイメージではありません。 彼はホルストのように占星学に精通していたわけではないので、太陽から遠いということでどうしても冥王星に神秘的なイメージを持たせたかったのだろうと推察しています。
お礼
回答ありがとうございます。 今回、皆様に色々と教えて頂く事ができて良かったです。 とても参考になりました。
- ADEMU
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CDカタログでは「再生する者」という副題がついています。 最近、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルが面白いCDを発売しました。 ホルストの「惑星」にこのマシューズの「冥王星」、サーリアホの「小惑星4179-トゥーリタティス」、ピンチャーの「オシリスに向かって」、タネジの「セレス」、ディーンの「コマロフの墜落」という惑星からみの集まりです。 しかし、最近この「冥王星」を惑星から除外する話題がでているので、結局ホルストの7曲(地球を除く)でおさまりそうな勢いですね。
お礼
回答ありがとうございました。 ラトルも色々と手がけているようですね。参考になりました! 私も冥王星のニュースを聞いて気になっていました。
- Ta595
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こんにちは。 マシューズの冥王星には,「Pluto: The renewer」というタイトルがついています。 日本語では,「再生の神」というのが多いようです。 http://bravissimo-blog.mde.co.jp/blog/a/10000214.html http://www.amazon.ca/gp/product/B00005JJ3M/701-0056325-4418742?v=glance&n=916514 *ちなみに,私も聴いた事はありません。
お礼
「再生の神」というのですか。 回答ありがとうございました! もしご存じでしたら教えて頂きたいのですが、これはマシューズが勝手に付けた物なのでしょうか? それとも神話か何かに原題があるのでしょうか。
お礼
詳細に教えて頂き感謝しています。 ホルストも勝手に考えた訳ではないのですね。 西洋占星術が関係していると教えて頂くことが出来て、とても為になりました。 教えて頂いたサイトも参考になりました。 ありがとうございました。