こんにちは。
>先日、月経が4ヶ月ほど来ない為、産婦人科へ行きました。そこで、無月経・一慣性(36℃から基礎体温が上がりもしないし下がりもしない状態)と言われました。
えーと。一慣性ではなくて「一相性」ですね(^_^;)
(排卵があれば低温相と高温相の「二相性」になります)
>治療するためにホルモン治療が必要と言われましたが、薬だけで治すことはできないのでしょうか。
薬だけで治すというのは?ホルモン剤以外の薬という意味でしょうか?
どういう意味で仰っているのかがよく分かりませんので、一応一般的な無月経(無排卵)の治療の仕方を書いておきますね。
まず、無排卵の原因となっている疾患がないかどうかを検査して調べます。
妊娠の有無、高プロラクチン血症の有無、甲状腺ホルモン異常の有無、卵巣の状態(エコー所見と血液検査による所見)などです。
その上で、単なる機能的なもの(ホルモンバランスの不調によるもの)だと考えられたら、一度薬で出血を起こします。この時に黄体ホルモン剤のみを投与して出血が起こるか否かを見ることもあります。
ホルモン剤で出血を起こすのは無排卵になっている周期をリセットするためで、リセットすることで次の排卵が起こりやすくします。
また「カウフマン療法」と言って、卵胞ホルモン剤と黄体ホルモン剤を周期的に(自然の生理周期に近いように)使って出血を起こしたり、それを数周期繰り返した後に薬をやめることで自然排卵を回復させる治療をすることもあります。
上記の無排卵の原因になり得る疾患があれば、もちろんその治療を優先します。
ということで、ホルモン治療=ホルモン剤(薬)を使った治療ですし、原因によっては他の薬も併用することがありますよ。
ナッツですか、、、健康維持にはいいでしょうけど、それで無排卵は解決しないと思います。