プロペラ式との事、分かりました。
まず空気を非常に軽く柔らかいプリン状のものと考えてください。プリンはナイフで簡単に切れます、プリン状の物もナイフ状の羽根で簡単に切れます。
で、この切ったプリンを羽根のヒネリで奥へ押し込みます。
ネジの原理でプリンを奥へ押し込むと言う事です。又ネジは良く見ると斜面になっていますが換気扇の羽根も原理は同じですね。斜面です、ひねりが有るでしょう。
そんな訳で切り取られた後ろは空っぽになります。
ここで実は空気はプリンではなかった事を白状します。すると短時間ですが切り取られた部分の空気が薄くなります。当然あとからそこを補うために別の空気が入ってきます。
つまり最初の空気をナイフ状の羽根で切り取って前方に送り、空洞になった部分にはそれを埋めるように別の空気が寄ってきます。これの繰り返しで空気は前方に押し出され結果換気扇の機能を発するのです。
と言うことは送り出された空気は羽根によって振動している訳で実際手をかざせばそれを感じる事も出来ます。ここで如何にスムーズに空気を切り裂き前方に押し出すかが換気扇の性能を決める重要なファクターになりますね。
実際羽根の形状が悪いと音が大きく(羽根の表面で気流の乱れが起こる為)なったり能力が発揮出来ないなどの問題が有ります。
分かりにくかったかも知れません、必要ならば補足にその旨お書きください。
お礼
ありがとうございました!とてもわかりやすい説明で、原理がよく分かりました。 なんだか学校の先生に教えてもらっているような感じがしました。