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この自転車のメーカーわかりますか?
こんにちは。自転車の事はほとんどシロウトですが、最近、友人からマウンテンバイクを安く(数セン円で)引き取らないかと言われました。 2003~2004年頃に、ホームセンターの自転車コーナーで、2万円以下で売られていたものだそうです。 フレームに、MAX THUNDERと書いてあります。 ハンドルの付け根の辺りに、MAX600なんてシール貼ってあります。タイヤは26インチ、前輪にはサスペンション付いてます。ブレーキは前後Vブレーキ、 3X7=21段変速のシマノの変速機など付いてます。 これだけの情報ですが、どなたかこの自転車のメーカーわかるかた、おられましたらどうぞよろしくお願いします。。
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> 低価格自転車の場合、どちらに近いと思われますか? すでに答えが出ているようですが、私も参加させてください。 自転車の生産って、結構グローバルなんですよね。 (最近は自転車に限った話ではありませんが。) 日本のメーカーであろうが、欧米のメーカーであろうが フレームの生産と組み立ては台湾・中国で行う場合がほとんどです。 日本のブリジストン自転車も設計こそ日本でやりますが 一部商品の生産は台湾のメリダというメーカーを中心に委託しているようです。 ただし、台湾製・中国製でもパーツは世界各国から購入したりしています。 ちなみにギアなどのパーツは日本企画・日本生産のシマノがトップシェアです。 まあ、いろんな国で作られたパーツの集合体、って感じですね。 上でメリダ(美利達工業)というメーカーを例に挙げましたが このメリダはブリジストン以外にもこれまで アメリカのGT、MONGOOSE、SCHWINN、SCOTT、SPECIALIZED他のメーカーの自転車も OEM生産してきました。 http://www.cso.co.jp/chishiki/junk005.html さて、このように台湾や中国の自転車メーカーは 世界中の自転車の生産・組み立てを行ってきた結果 現在では相当量の自転車づくりのノウハウを持っています。 中には台湾のGIANTのように自社ブランド製品を強化し 今や世界トップクラスまで登りつめたメーカーもあります。 http://www.giant.co.jp/2006/home.html でも、そんな有名なGIANTだって、例えばどこかの小さな商社が きちんと予算を持って自転車のOEM生産を依頼すれば 今だってきちんと引き受けてくれます。 仮に「どこかの小さな商社」が自転車のことを全く分かっていなくても GIANT側がノウハウを沢山もっていますから何とかしてくれます。 事実、イトーヨーカドーなどで売っている1~2万円の折畳み自転車は アメリカのDAHONというメーカーの折畳みをOEM生産している台湾のメーカーに DAHONの別注品として生産してもらった商品です。 ここまでの説明ですと特に問題はないようですが、問題はこの先です。 イトーヨーカドーなどで売っている1~2万円の折畳み自転車は 基本的にはDAHONの定価4万円クラスの自転車のノウハウでつくられています。 中間業者を省くことでコストカットに努めていますが それだけでDAHONの半額以下で売れるわけがありません。 では、どうするか? たとえば素材グレードを下げてもらいます。 軽量なアルミでつくっている部分を、重い鉄に仕様変更するとか。 タイヤのグレードを落としてもらいます。 東南アジアあたりのノーブランドのタイヤに仕様変更するとか。 変速機はシマノを使っているので一見安心に思えますが 実は型番遅れの余った商品などを現金で叩き買いして安価に仕入れたモノだったりします。 さらに。 自転車の流通上の特徴として 工場では7部組みの状態で出荷し、販売店で調整(いわゆる完組み)してから お客様の手元に届くようになっているのですが 専門の自転車店でないと、完組みしない(出来ない)で 7部組みの状態で売ってしまうケースが結構あるのだそうです。 そうやって価格を下げているものですから 自分で組み立て出来ちゃう方や パーツのストックを持っている方ならいいのですが そうでない方ですと 7部組みのまま、おそらく常に不調を抱えながら 最悪の場合、整備不良の状態で乗り続けることになるとか あるいはギアが調子悪い、消耗パーツが消耗した、壊れたなどで 交換しようにも、同じものがもう市場にない 新しいモノに変えようとすると金額的に見合わない、なんて ケースが出てきてしまいます。 ということで、ご友人のマウンテンバイクですが 中にはANo.2さんが挙げていらっしゃる穂高のように 無名ながらもちゃんとした自転車メーカーが企画・設計し 台湾の系列工場でつくられているものもあります。 しかし、先の例であげたような 自転車開発のノウハウを持たない小さな商社が 工場のノウハウに頼って、予算内で無理してつくらせたような 自転車もあります>そういう方が多い。 もしご友人のマウンテンバイクが、整備状態に問題がなく さらに壊れたら粗大ゴミになる(廃棄に千円以上かかる筈です)という前提で 数セン円払う価値があると思えば引き取ってもいいですし 数千円の価値はないなら止めるべきだと思います。
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- bin-e-ji
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こんにちは。 ”なんちゃてバイク(以下バイク)”ですが私の場合は重宝しています。 大型スポーツ店バーゲンのタイムサービスで1万円で購入したGIANT製のバイクをかれこれ4年間使用しています。その間に故障や破損で交換した部品はタイヤのバルブとブレーキシュー(いずれも消耗での交換です)だけです。(最近では当たりを引いたなぁと愛着がわいてきています) 自転車(マウンテンバイク)が好きで、オーダメイドのマウンテンバイクを持っているのですが、こちらは休日の趣味用として使っています。 所謂ちゃんとしたマウンテンバイクはメーカ製のパーツやオーナのこだわりのパーツで構成されていたりします。またマウンテンバイクという特性上丈夫で軽量、パーツ交換が容易な構造となっています。 その為、駅の駐輪場で長時間置いておくと、(パーツだけという場合も含め)盗難に逢いやすいようです。 私の場合、このバイクを通勤用に使っています。 以前、通勤用に変速機付きママチャリタイプを通勤用に購入したのですが、ママチャリではきつい坂道が通勤路にある事と、はみ出した自転車で通路が狭く担ぎ上げないと移動できなず、且つなぜか出口に段差があってママチャリでは降りてそこを越えなければならない駐輪場を利用している事とがあってママチャリはちょっと不便していました。 そこでこのバイクを購入してみましたが、タイヤなどはママチャリ同様のボルト締めなので滅多に盗まれる事はないですし(と言うか盗むに値する魅力的なパーツなど使われていませんから)、ママチャリのように重くないので担ぎ上げるのも苦にならず、貧弱とは言え縁石程度の乗り越えなどならマウンテンバイクと同じ感覚で乗り越えられたりと、町で気軽に使えるマウンテンバイク感覚の自転車として愛用しています。
お礼
なるほど。善哉善哉。そういう満足の仕方もあのですね。Giantてブランドなんですよねえ。でも1万円は買得でしたね(^o^)。「ほったらかしておける」という性能(?)も、現実には重要なんでしょうね、、。>当たりを引いた、といえるbin-e-jiさんの自信が羨ましいです。違った見方もあると教えられました。ありがとうございました。
- sionn123
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noel2さん こんばんは #1さんのお礼のところに記載された質問にお答えしましょう。 例えばソニーの中国工場で作られた製品は、仮にもソニーブランドの製品ですから中国で作られた製品であってもソニーの保証が付き、国内のソニーのSSでサービスを受ける事が可能なわけです。 ところで問題の「マウンテンバイクルック車」ですが、概ね中国製でそれも中国の名も無き自転車メーカーが概ね作っています。例えばホームセンターで1万円切って売っているママチャリや場合によっては特価と称して5000円しないで売っている場合のあるママチャリと同じ様に名も無きメーカーが作っているんです。そしてさも高級品のブランド車風を装って「シボレー」等のアメ車のブランドの使用料だけを買い付けて付けていたり、変速機もブランドとして定着している「シマノ」の最低ランクの変速を使ったり、「シマノ」と間違えるだろうとの事で「シマモ」と言うこれまた名も無きメーカーの変速機を使ったりしています。(「Shimano」が正しいスペルですが「Shimamo」とシマノを似せた名前の変速機を使っているルック車を見た事があります。チョット見には同じに見えるでしょ??) 以上よりお解りになったと思いますが、ヴィトンのバックの偽物を闇で作っているパターンに近いでしょう。 マウンテンバイクとは、今から約30年前にアメリカで山の急な勾配を自転車で駆け下りる競争を遊びで始めたことから誕生した自転車なんです。ですから、ブレーキ性能もそれなりに優れて出来ていますし、それ以上に丈夫で色々な悪路走行が可能な自転車なんです。 ところで「ルック車」の場合は極端な悪路走行をしたらシャーシーに亀裂が入るかもと言う程度の出来上がりと考えると良いでしょう。(チョット極端な言い方をしたかもしれませんが・・・)でも街乗りでは十分使えると思いますよ。少なくとも1万円以下で売っているママチャリよりは丈夫で、外装の変速機が付いているんですからキチンと変速機の整備・調整をすれば、1万円以下で売っているママチャリよりは乗り易いかもと思います。そう言う自転車と考えて下さい。 街乗り目的で且つ激しい乗り方をしなければ十分使えますから、1000~2000円位で買えるなら使っても問題が無いと私は思います。もちろん何も自転車を持ってないと言う方ならと言う条件が付きますが・・・。 私にこの自転車を買うかと聞かれたら、買わないです。理由はまともなマウンテンバイク(ルック車でないもの)を既に持っていて常時乗っているからです。同じテイストの自転車は2台要らないと言うだけの事です。同じ数千円出すなら、今のマウンテンバイクに付ける部品を買うでしょう。ただそれだけの理由です。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。ぱっと見には同じように見える自転車が、片や一万そこそこ、片や自動車に手が届きそうな値段、、、、あれもこれもついてイッキュッパみたいに出されると「お得~」なんて気にもなったりして。でも私自身も「まっすぐ走らない」ママチャリを通販で買ったりして、多少は懲りてます。最低限「自分にとって良い」自転車とはどんなものか、考えていいこうかと思います。>ただそれだけの理由、は大人らしい配慮ですね。お礼申し上げます。
http://www.hodaka-bicycles.jp/06marukin/marukinmainall.htm 国内のメーカーでも上記モデルを作っております。 ホームセンターで購入されたと言うことなので、上記モデルに類する物だと思われます。 フロントのみにサスが付いていることから判断すると、DEUTと書かれているモデルに近いかもしれないですね。 おそらく、OEM品かも。 ちなみにMTBというのは登録商標です。 キャタピラーが実はキャタピラー社の登録商標であり他のメーカーでは、無限軌道としか名乗ることが出来ないのと一緒です。 MTBも本来はゲイリーフィッシャーの登録商標です。 それ以外のメーカーはATBとか名乗ることしかできませんでした。 まあ、格安のはMTBと言っておきながら悪路走行厳禁などと詐欺みたいな内容になっているので、ちゃんとMTBと名乗ることさえ怪しい物ですが。 MTB(mountain bike)の名前の示すとおり、本来は山道を駆け下りるための自転車です。 しかも、未舗装の道です。 あ、それとBAAマークが付いているか付いていないかも購入する一つのポイントになります。 http://www.baa-bicycle.com/safty/index.html 本当のMTBを含むスポーツバイクが対象外になっているなど、おかしな内容になっているけれどね。
お礼
お答えありがとうございました。国内メーカーが低価格車を作ることもあるのですね。参考Webのぞきましたら、メーカー不詳の自転車が増えて、自転車そのものに原因がある事故が増加ししているとの事、こわくなりました(そういえば数年前に通販で買った一万円以下のママチャリ、まっすぐ進むのが難しかったです、、、)。素人には自転車の善し悪しがすぐにはわかりませんが、BAAマークの情報、とっても参考になりました。感謝致します。
- nourider
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かんたんに言うと、それはマウンテンバイクではなく「なんちゃってマウンテンバイク」です、業界用語では「ルック車」といいます。マウンテンバイクに似せた見える(ルック)自転車という意味です。その価格帯のホームセンター売りのルック車は100パーセント中国製の粗悪品です、ブランド名だけを売り買いしながらいろんなメーカーで造られているもので、かんたんに言うと「安物」です。 サスペンションも重くなる以外の機能はほとんどありません、シマノのメカが付いているといっても世界中の変速機の過半数を作っているメーカーなので高いのから安いのまでピンきりです。 飽き性の子供をひと時満足させるためだけにつくられた自転車です。 私ならお金をもらっても要りません。
お礼
お答えありがとうございました。すこしわかってきました。私はこの業界の物流のことあまりしらないのて、もしよろしければもうすこしお伺いできますか? 現代の中国製というのは、例えばソニーの家電を中国で作っている、みたいなのもありますし、あるいはルイビトンの偽物バッグをある国で闇で作っている、みたいなのもありますね。低価格自転車の場合、どちらに近いと思われますか?設計・デザインから中国製、ということでよろしいですか?しつこいようで恐れ入りますが、パテントやらライセンスの問題、どんなふうになってるのか(そのようなものは存在しない?)おおよそでも良いので教えていただけますか?nouriderさん以外の方でも、どなたかよろしくお願いします
お礼
とてもくわしい御回答ありがとうございました。OEM、大変よくわかりました。結局、有名無名含めて、低・中価格帯の自転車の多くは台湾や中国からなんですねえ(もちろん例外もあるのでしょうが、)。Made in Taiwanを軽んじていては自転車業界では「ツウ」になれないのですね。視点を改めます。自転車のOEM、自分で調べてみましたらあるわあるわ、、、勉強になりました。ありがとうございました。 http://www.bekkoame.ne.jp/~y.ohyama/chishiki/c19.html