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アルトサックスのF#より上の運指は?
アルトサックスって高音域F#までだと思いますが、それ以上の 音ってどれくらいだせるんでしょうか? またその指の押さえ方はどうするのですか? 誰か教えてください。
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- altosax
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>家ではできないので、次回練習のときにいろいろ試してみます。 そうですねえ^^; 家であのキンキン音を轟かせたら騒音おばさん並みの訴訟になりそうですね。 代々木公園のような「管楽器練習のメッカ」でもフラジオを延々やっている人はさすがにいませんものね… …かといって、フラジオのために有料スタジオを借りるのもなんだかもったいない感じですよね。 私の場合はもっぱら、密閉空間のクルマを使いました。 テナー以上の大きさになると普通乗用車では結構きついんですが(ミニバンなど大きなクルマをお持ちの方でしたらかなりオールマイティな無料マイスタジオになりそうです)アルトやトランペットの練習には普通のセダンでも充分でした。 >自分の身体の一部にするのはやっぱり相当な練習と時間が必要ですね。 これはほんとうに「人により程度の問題」になってしまうと思うんです。 とことんフラジオを極めたい人と、演奏上どうしても不可欠な数個の音さえマスターできれば後はそんなに使うことはないから構わない、という人では「満足のレベル」のモノサシが全然違うので、これを「どっちが正しい」と決めつけるわけにはいかないと思うんです。 (フラジオでない通常音域の演奏を極めた方が、よほどまともな演奏であることは多分多数決でも満場一致すると思いますから) 実は私も後者の人間です。 なので「フラジオ運指表」のすべては頭の中に入っていないのが正直なところです。 ところが、「示された運指表」では楽器設計によってほんとうに無意味なことも多いですので、私は「マイ運指」のほうを優先することにしたんです。 実はこれにはもっとすごいメリットがあります。 「示されたフラジオ運指表」の通りにやろうとすると、連続的な音階をなめらかに演奏することはまず99.9%無理ですね!? (それを実現するのが練習というものだ!という根性論ももちろんあっていいとは思うのですが…) ところが、フラジオの第一人者であるマイケルブレッカー(テナーですが)は、半音階でするする!っとフラジオをやってのけるのでスゴイ!と尊敬されます。 実は彼の運指は、「自然倍音列を重視したマイ運指」だからこういうすらすら滑らかなフラジオ旋律が可能なんだ、ということを知って、私もそれに切り替えました。 #2では最初の一回目の練習として最低音のBフラットの音を何段階かの自然倍音列でひっくりかえすように…とアドバイスしましたが、「マイフラジオ運指」の開発は、これを全ての音に対して自分の楽器ではどんな具合にひっくり返るか?という実験を半音階レベルでやってみればいいだけなのです♪ ∴普通の半音階運指でわざとひっくり返してやれば、高速テンポでのフラジオ半音階奏法が可能になる訳です! (この場合は音を長く伸ばさない大前提なので、細かい音程の調節を変態指使いで補正することは省略してしまっても、「瞬間にパラパラ変ってしまうテンポの早いフレーズの音程を正確に把握できる人はほとんどいないので結果的に聴衆にはちゃんと聞こえている」ということで解決してしまっている訳です) 間違いや不足した点があれば、もっと詳しい方々に助けていただけると本当に助かりますので、bari_saku さんはじめ他の皆さんどうぞ宜しくお願いします。 ぜひがんばって、意中の彼女のハートを射止めてくださいね♪
- altosax
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こんにちわ私はaltosaxです。 (bari_saku さんにはいつも助けて頂いています。またお世話になります!) 私は金管も(ど下手ですが)吹くので「ああなるほど」と思うことが色々あるのですが、 木管楽器であるサックスのフラジオは、金管楽器的な「自然倍音列」をむりやり(というか非常に微妙なアンブシュアのテクニックで)発生させる、という原理になっています。 したがって、bari_saku さんが注意してくださっている「アンブシュアを壊しますのでやめましょう」というのは、このためなんです。 (自然倍音列専用のアンブシュアをすることになりますので、普通の教本に書いてある「アンブシュアは常に一定にしなさい」という初心者の原則を守れないことになってしまうからです) ところが、逆に、少し分かってきた5年目ぐらい(人によってもちろん差がありますが)からは、フラジオを積極的に練習することによって「なるほど正しいアンブシュアとはこうだったのか!」ということがわかる良い練習手段になってきます。 フラジオの運指表というのは、すごく沢山あって、自分の楽器に合う(またはまったく運指表のとおりでは出ないので自分でアレンジしないといけない…等)ものとそうでないものと差が大変大きいのが悩みのタネになると思います。 (メーカーによる楽器の設計方法によって違ってたりというのもあります) 一例として参考URLに載せてみた表がhercules22 さんの楽器に合うのかどうかは実際に試してもらわないとわからないのですが、いろんな表を試してみて「自分だけのフラジオ指使い」を開発してみてください。 ※金管楽器的自然倍音列なので、実は「指使いだけ」に頼る必要は無くてアンブシュア(というか実は口の中からのどにかけての気道の容積変化や吹き込む息のスピード)でコントロールされる要素も非常に大きいので、ちょうど自分の身体だけで楽器とする「口笛を吹く」のと同じような感覚で、「サックスを自分の身体の一部」にすると思っていろいろ工夫してみてください。 フラジオの一番最初の練習としては、わざと一番低音の「シのフラット」を普通に吹いてみてください。 同じ指使いのまま、今度はオクターブキーを押して吹いてみて下さい。(あたりまえに音が変りますね?) こんどは、元に戻ってやっぱり最低音を出すつもりで相変わらず普通の「シのフラット」を吹いてみて下さい。次にオクターブキーは押さずに、さっきのようにオクターブキー押しと同じ音になるような工夫をアンブシュアで変化させてみてください。 これが一度うまくいって、「はあなるほど!」と思えるようになったら、さらにアンブシュアの変化をきつく(またはゆるく)してみると、まったく同じ指使いなのに金管楽器と同じ自然倍音列でいくつかの音が出し分けられるようになってきます。 (これを「なるべく成功率を高くするための指使い」が「フラジオ運指表」になっています) ところがやはり楽器の設計上の違いで、あの運指表だとうまくいくけどこっちの運指表だと自分はぜんぜん出来ない、ということがよくあります。 そういう場合には結果として自然倍音列で狙い通りの音が出てくれればよいので、「自分のからだの一部になった自分の楽器」ならではのオリジナル指使いで構わないことになります。 自分のオリジナル指使いを発見するためには、さっきの「わざと最低音のBフラット」からわざと音をひっくりかえす練習の延長で、ほかの全部の音でどんなひっくり返りかたをするか実験していくといいんです。 近い音は出るには出てくれるけどちょっと音程が変なんだよなあ…という場合には、変則的に少しずついろんなキイを開いたり閉じたりしてみて音程を少しでも近いように調節します。 (そのために「フラジオ運指表」はとんでもない変態指使いになっているんです) 私はプロではないのでアマチュアなりに「なるほどそういうことだったのか!」と納得した経験談ですが、これはフラジオに悩む仲間に説明してあげるといつも喜んでもらえていたので、個人的には少々いい気になってしまってました。 せっかくの機会ですので、私もきちんとした整理ができるとうれしいので、もっと詳しい人から教わることができるといいな、と思っています。 >それ以上の音ってどれくらいだせるんでしょうか? 多分この答えは、金管楽器のトランペットやトロンボーンで最高音はどこまで出るのでしょうか?という答えが「体力やテクニックの鍛練によって人それぞれです」というのと同じになりそうな感じです。 (こんな感じで大丈夫ですよね?<bari_saku さん、まちがい等ありましたらまた助太刀よろしくお願いしますm(__)m)
- bari_saku
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最近はバリトン吹きに徹していますが、アルト吹きの時は左手サイドキーを2つ押した、実音F#のオクターブ上まで出せました。人によってはもっと上までいきます。 運指は「サックス 運指 フラジオ」のキーワードで検索すればヒットします。 ただし、まだサックスを初めて間もないならアンブシュアを壊しますのでやめましょう。 ほぼ毎日吹いているとして、5年くらいのキャリアがあれば大丈夫だと思いますが。(私はその頃練習し始めました)
お礼
左手サイドキーを2つ押した、実音F#のオクターブ上は以前先生に習って吹いたことがありますが、フラジオって奥が深そうです。 自分はまだブランクありの3年くらいなので、手を出すのは生意気ですね。 身体の一部になれるくらい吹かないといけないですね。 なんとか好きな女性の前で吹きたい曲があるので挑戦は使用と想います。 ありがとうございました。
お礼
うひょー ものすごく丁寧にありがとうございます! 「フラジオ運指表」ですか。早速練習、といきたいですが、家ではできないので、次回練習のときにいろいろ試してみます。 自分の身体の一部にするのはやっぱり相当な練習と時間が必要ですね。 実は好きな女性がいて絶対吹きたい曲があるのでそれで質問したのです。。