思いついただけ述べると、
ネイキッドとアメリカンの他に、
レーサーレプリカ、ヨーロピアン、ツアラー、OFF車等が有ります。
レーサーレプリカは、GPレース等でも走っているバイクの市販版のようなもので
空力が考えられたカウルで覆われています。NSRやYZF-R1やGSX-R等がこれにあたります。
基本的には戦闘的な前傾ポジションで、ピーキーな特性です。
ヨーロピアンは、まぁ昔のバイクのスタイルといった所で、SRなんかがこれにあたります。
(ネイキッドと似ています)
ツアラーは、高速巡航を目的として考えられたバイクで、
レーサーレプリカのようにフルカウルが多いですが、風防効果の高いカウルだったり
ポジションがゆったりとしているものが多いです。ZZ-Rやブラックバード、ハヤブサなどです。
話だけだとピンと来ないかも知れませんが、
街で走っているバイクをよーく眺めてみてくださいね。
いろんな種類があって面白いですよ。
また、エンジンの種類ですが、大きく分けて
「空冷」「水冷」「油冷」の三種類です。
空冷は大気放熱によりエンジンを冷やすもので、昔のバイクはこの空冷から始まりました。
大気との接触面を増やすために、綺麗な空冷フィンが特徴です。
構造がシンプルで丈夫なのですが、エンジンサイズが大きくなるのと、
高出力を出すのに向いていないため、現在ではあまり使われていません。
ただ、デザインを重視して、空冷エンジンを採用する車種もあります。
本当の意味では空冷と呼ばないかも知れませんが、
ゼファー、XJRがこれのエンジンです。
(空冷フィンの他に、オイルクーラーも付いており、
オイルを一度エンジン外部に出して冷やしているので油冷との声もあります)
水冷は、エンジン内部にウォーターラインを通し、
水(冷却水)の力でエンジンの熱対策をしているエンジンです。
構造は複雑ですが、水冷なら、大容量の熱も冷却することが可能なため、
高出力、高回転のエンジンも作ることが出来ます。
現在では車はもとより、ほとんどのバイクが水冷を採用しています。
ラジエターを呼ばれる水を冷やす冷却板がエンジン前部に付いてるのが特徴です。
フィンがついているものもありますが、ダミーです。
油冷は、SUZUKIが独自に開発したエンジンで
エンジン内部やピストンの裏にエンジンオイルを吹き付けることによって
エンジンが発する熱を冷却しています。
勿論、エンジン外部でオイルを冷やすオイルクーラーを装備しています。
高出力、コンパクトなのが売りなのですが、
ある一定以上の出力になると発熱対策が
やはり難しいということで、SUZUKIも最近のトップモデルには水冷を導入しています。
大年のGSX-Rなどは油冷です。
こんなので分かっていただけましたでしょうか?
もしも何か間違っていることがありましたら識者の方ご指摘下さい。
それでは。