前日からスタッフとボランティアで一斉に「設営」をやります。そこに徹夜覚悟の印刷所のスタッフが、注文されていた本を決められたスペース、サークル名を確認して納品していきます。
前開催以降に(夏は当日のみ)で申込書を手に入れて、売る側としてスペース申込みをし、取れた「サークル参加者」(いまは50%前後?)は指定の時間に会場に入り、持参したテーブルクロスや手書きポップ・ポスターなどで自分の「スペース」を作り、準備をします。「一般入場者」は結構早い時間から列を作って待ち、10時になったらお目当てのサークルに行って買い物です。
営業という単語は当てはまらないかもしれません。自分が作った本や作品を見てもらい、手に取って貰えて、買ってもらえたらありがとう!とお礼をいう。普通のフリマのようなやりとりです。
サークルには1つあたり3枚の「通行証」がつくので、友達なり「売り子」なりと入りますが、スペースは巾が90cm椅子が2個なので、一人はトイレに行ったり、買い物に出ることになります。
終了時間までには、荷物の整理をして、ゴミを仕分けで捨て、宅配便を送る手配もして「盛大な拍手」で閉会です。夏はそれが3日くりかえされ、それぞれスペースのオーナーは変わります。