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整備工の方の愛用工具
最近、工具にはまりだして、いろいろと工具屋やホームセンターをまわっています。 突然なのですが、毎日使うものだから、拘りがあるかと思い、自動車整備工の方々が愛用している工具を知りたくなりました。 レンチ類、ソケット類など、みなさんどちらのメーカーのものを使っていますか? 暇なときでいいので、よろしくお願いします。
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当方一般人です。整備士ではありません。しかし、工具にはうるさいです。 昔はよく休み時間に、ヘリや航空機の整備士(外人)と世界の工具について議論したものです。海外での話です。 別に、整備士からの回答ではなくてもいいですよね? まず、KTCですが、日本ではかなり信頼された、いわずと知れたベストなメーカーといった感じですよね。 しかし、 世界的に見ましては、KTC につきましては、日本国内限定の非常にローカルな工具メーカーといった感じの印象を受けますが、皆さんいかがでしょうか? (当方も、全世界中各国に行ったことがある訳ではありませんので、断言は出来ませんが、) 私は、自動車工具は好きですので、海外に行くと必ず、町のハードウェアショップ(ホームセンター)から、ハンドツール専門ショップまで本当に良く見て回りますが、 海外で KTC を見たことは一度もありません。 また、KTC のホームページ(http://www.kyototool.co.jp/company/history.htm)を見ましても、世界的にどうこうといった会社ではないような感じですよね。 上記URLでは、1961年にアメリカFuller社(http://www.fullertool.com/pages/eng/products.php)と輸出契約とありますが、 Fuller はとても有名で、どこでも良く見る工具ですが、Made in Japan の Fuller は海外で良く見ますので、KTCは、あれでも作っているのでしょうか? (当方、Made in Japan の Fuller を、誰がOEMで作っているのかは知りません。) ただ、KTC は、一部、とても良い工具を作っていますので、もし、海外からも注文できるようになっていれば、「とても便利だなあ」とは思います。 海外で有名な日本の工具ブランドは、何といっても Ko-ken (http://www.koken-tool.co.jp/)ですね。 ソケットツール メインの会社ですが、ソケットツールにおいては、海外のどのブランドと比べても、「ベストのうちの1つだ!」といった感じですね。 Ko-ken で揃う工具は、全て Ko-ken と考えていても、良いのではないでしょうか。 ドライバー類は、世界的にみても、VESSEL(http://www.vessel.co.jp/)がベストだと、私は考えております。 自動車用特殊工具は KOTO (http://www.kotosangyo.co.jp/)などもあります。 ハンドツールは、ホームセンターコンディション(サンデーユーザー向け安物)を除き、JISに合致させた“しっかりとしたもの”を作るか、JISは無視して、“より便利なもの”を作るかに、大別できると思います。 つまり、JISに合致させるためには、丈夫で(分厚くて使い難い)、ある程度 形も決まってしまい(自由な設計が出来ない)、といったものになってしまい、 JISを無視すれば、薄くて小柄で狭い所でも作業可能な(寿命は短い)、 形も自由に使いやすいものが設計可能となります。 海外のブランドのものは、JISは関係がないですが、やはり、「寿命や丈夫さ重視のもの”と、「使いやすさや薄さ重視のもの」とに大別されます。 自動車用ハンドツールって、狭い場所でも使われる必要がある反面、 航空、重工業、船舶、などと比べても、オートモーティブ(自動車用)は実は最も過酷な使われ方をするのです。つまり、ある場合には、丈夫でなければボルトも外せないといった場合も多々出てくるのです。 これは、オイルまみれで錆びていない重工業や、ペイントでシールされて錆びていない船舶などと比べ、自動車は、雨ざらし風さらしでボルト類が錆びて固着し、外す時にとんでもない力が必要になってくる場合が、自動車では特に多いのです。 よって、自動車の場合、全く同じ種類の工具であっても、丈夫なタイプと、薄いタイプの両方を揃えておくといったことが、よく必要になってくるものです。 私が好きな海外のブランドでは、 HAZET (http://www.hazet-japan.jp/)トルクレンチ含む、工具全般 STAHLWILLE (http://www.stahlwille.de/)スパナ類、メガネレンチ類がとても良い。 などです。 Snap-on は、「手に良くしっかりと馴染む」などといったことは、海外では良く聞きます。 日本でも、ディーラーの若いメカニックが、勤め先工場にバンがに来た時に、最初は趣味(先輩への小さな対抗心?)で購入したSnap-onが、今では手放せなくなった。 といったことは時々聞きますが、 やはりSnap-onの値段の方は他の海外ブランドよりもさらに高いといった印象ですよね。 KTCは、今でこそSST的な、JISを無視したものもいくつか出してきていますが、以前は、JISに合致させたドメスティック(国内向け)工具といった感じです(丈夫さ重視)。 ところで、ある時期からKTCのソケットツールなど、【日本製】の記載が消えましたよね。KTCって、今でも全商品 日本製なのでしょうか? (日本製ではないのであれば、ちょっと高くはないですか?) TONE は、今でこそ一流の仲間入りですが、一昔前まではサンデーユーザー向けといった感じもしました。 たいして金額が変わらなければ、 ソケットツールはKo-ken、 ドライバーはVESSEL、 スパナ類はSTAHLWILLE、 トルクレンチなどはHAZET、 がお勧めですね。 工具につきましては、広田 民郎 著のハンドツールにまつわるお話の本がいくつか出ていますので、それらで研究されてみても面白いと思います。
お礼
海外でのKTCの知名度の低さは凄いものですよね。ko-kenのソケットツールは安価ですが使いやすく長持ちなので愛用しています。スタビレーもかなり気に入っていて、近く購入しようと思っています。 KTCのソケットツールなどの日本製表示の消滅は怪しいですね。少し高価なのもちょっとなぁ。 広田氏の本も読んでみます。