損保ジャパンに次いで、現在は三井住友海上が7/10より2週間の業務停止中です。
今後更に2~3社に停止命令が出ると噂されています。
ただ一般の方はこれらの会社が本来の保険金(車の修理代や賠償保険金そのもの)を払わなかったと思っているようです。
これらの保険金はすべて約款上の免責に該当しない限り、すべて支払っています。
不払いというのは本来の保険金に付随して支払うことになっていた臨時費用、代車費用などのことです。
これら費用は、実際にお客様が支出していなくても払うことになっているものが多く、お客様も気付かず、保険会社もシステムの不備から漏れていたものです。
1件平均は数千円ですが、件数が何十万件となったため、結果として億単位の支払い漏れが発生したもので、程度の差はありますが、ほぼ全社で発生しています。
自由化で少しでも「おまけ」を増やし、顧客を獲得しようと各社がわけのわからない、時には不必要な「おまけ」を乱造し、システムもこれに対応していなくて、大量の不払いが発生したものです。
各社はこれを受けて、システムの改善と保険商品の簡素化を目指しています。
従ってすぐに保険会社を代えるというよりも、しっかりとした、経験豊かなプロ代理店を選ぶことの方が大切ですよ。
補足
これから保険に加入するのですが、 三井であろうと、 損保ジャパンであろうと、 不祥事はどの会社でもある、 そんな事で選ぶべきではないと言う事ですか?