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障害者の定義とは
妹がくも膜下出血で倒れ植物人間のようになっているのですが、役所へ障害者手帳の申請をしたのですが、上肢4級、下肢3級と診断されました。説明では手足が五体満足に存在し、無意識であるが動いている状態ならば、この等級しか仕方が無いとのことでした。手足が無くても車に乗ったり、仕事をバリバリ出来る人が1級や2級をもらっているのに、廃人のように意識も無くただ生きている人が、4級とはどうしても理解できません。ちなみに私の母が昨年、足の人工関節手術をしたのですが、手術前より足が元気になって旅行も行ける様になったのに障害者手帳4級をもらっています。現在の障害者福祉とは、元気な障害者に対してだけ手厚く保護するようになっているとしか思えません。理解できるよう教えてください。
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おっしゃっているのは身体機能の障害についてということでしょうか。 身体障害者福祉法における身体障害者とは、この法律の別表に掲げる身体上の障害があって手帳を交付されたもの、というのが定義というか… ですので上肢下肢の麻痺があり動かない状態であるのであれば別の評価もありますが、動くのであれば動かす身体能力の問題(意思は関係なく…)はないので、評価は低くなります。 表を参考URLに記載しますのでご参考に。 (この基準のみが判断基準です。人の体を総合的に見ているわけではありません。言語・聴力なども低く設定されています。) 身体障害者方から離れると後は介護認定というものもありますが、年齢やら病気やら限定されていますのでどうかな?。ただし病状安定後の判断になります。 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kaigo/nintei.htm
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- ShirokumaX
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現行の障害者認定制度は「外見に問題があるかないか」と言うのが非常に大きな基準になっている間は否めませんね。 昔テレビで見たのですが、何かの病気で入院中、点滴にある栄養素(ビタミンBだったような…)がまったく欠けていたため、脳の中にある海馬の先頭部分が壊死してしまった、と言う例がありました。 どうなるかと言いますと、新しいことが覚えられないのです。古いことは覚えています。でも、新しい知識として見聞きしたものはまったく記憶に残らないのだそうです。そう、新しく生まれた子供の顔も名前も。 それでも、テストに従って「障害度」をチェックすると、テストは主に昔の記憶と論理的思考ですから、「異常なし」と出てしまうのです。 あまりこういうことは言いたくないのですが、重度障害認定を下すということは、行政から見れば支出を増やすと言うことですから、末端の人間はできる限りそういうものは少なくしないと、査定に響くんじゃないでしょうか。 必要なら弁護士でも間に入れて、責任ある立場の人と直接やり取りするくらいはっきり意思表示したほうがいいですよ。 末端の窓口係に「仕方ないですね」とか言われて引きあがっていたのでは、本当に仕方ありません。
お礼
ありがとうございます。 もう1人の回答者さんへのお礼にも書きましたが、やはり現行法では、世に役に立つ可能性も無い植物人間のような人間に対する援助は冷たいものなのですね。 ShirokumaXのご提案を参考に、責任ある立場の人と直接やり取り出来るよう家族で相談してみます。
お礼
ありがとうございます。 やはり、現行法では本人の意思には関係なく手足が動くのであれば、評価は低くなるのですね。 障害者手帳が2級以上と以下とでは、介護する側にしてみれば、税金など行政からの援助が大変差があるので、どうしても疑問に思えてなりません。やはり障害者になっても、仕事が出来たり世に役に立つ人間を優先されるのでしょうね。 担当の医者は、鶏の首を切っても鶏は走るのと同じように、意思疎通が出来ない頭の無い人間と同じだからだから、妹さんをこれ以上手足のリハビリしても、、意味が無いと言うのです。