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ブライアンメイのディレイとは?
- ブライアンメイのディレイはどのように行われるのか疑問です。
- ディレイの音の原理や仕組みについて図を使って説明しています。
- ディレイを使用する際の注意点や適切なエフェクターの選び方について教えてほしいとのことです。
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質問者が選んだベストアンサー
No.6続きです。 そうなんです。デレイに限らず、市販されている電子スイッチ式のエフェクツ(ディストーションでもコンプレッサでも)は全て原音が何らかの回路を通過するので厳密な意味でバイパス音(エフェクト off 時の音)は原音ではありません。その音質劣化を嫌う人がよくトゥルーバイパス型(ご存知だと思いますが)のエフェクツを使うのです。最近はわざわざトゥルーバイパス方式に改造したりする人もいます。 しかし、デレイやコーラスといった原音もエフェクト音と同時に出すタイプのエフェクツは、エフェクト時は必ず並列器(パラボックス、分配器などと呼ばれます)を通過させるので原音ではないのです。 ちなみに自分はまったくこだわらない人ですが。 次に、店員の話ですが何かの勘違いだと思います。先述のパラボックスというエフェクツを使えばいくらでも並列出力は可能です。また、デレイの中に既に並列器が組込まれてるので、本件の場合は特に必要ありませんです。 それと、同じもの2台買うのも芸が無い?ので、ひとつはサンプリングのできるタイプやフランジャー機能のあるタイプでも面白いと思います。
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- jameskun
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No.6です、済みません説明不足でした。 ドライ音=原音、ウエット音=デレイ音(つまりエフェクト処理された音)の意です。 又、パラ=パラレル(並列)の意です。ちなみに直列はシリーズ(連続の意)ともいいます。 さて、お訊ねの件ですが、1台目のデレイの出力で原音とデレイ音に分けている(ここで並列になってる)ので、2台目のデレイに入る音は原音のみであり、1台目のデレイ音が2台目のデレイには入りません。 ただ、前述のように、原音が2台ものデレイを通過してるので、音質に拘るならば原音の劣化が考えられます。 それから補足ついでに、最近のデレイはアナログ・デジタルにかかわらず、ほとんどがこのような原音とデレイ音が別々に出力できる(もちろんミックス音も可)タイプです。ですから、接続の工夫次第で無限にデレイ音を出すことも可能です。ブライアン・メイやトム・シュルツ(ボストン)などがそうした重厚サウンドのパイオニアです。 説明ベタで済みません。またお気軽にお訊ねくださいね。
補足
何回もすいません。とてもわかりやすいです! 音質には拘らないので大丈夫なのですが並列で繋いでいても、原音は2つのディレイを通過することになるのですか?? BOSSのDD-5かなんかを並列に繋いで欲しいと店員に尋ねたところ、この商品は並列には繋げないといわれたのですが、繋げるエフェクターと繋げないエフェクターがあるのですか??また、並列につなぐとしたら、2つの同じエフェクターを買えばいいのですか??
- jameskun
- ベストアンサー率17% (123/685)
少しブライアン・メイの事を調べました。クイーンの初期はテープ式のエコーを使ってたみたいです。ライブではおそらくジミー・ペイジ先生も御用達の、マエストロ社製のエコー・プレックス(これは高価です)あたりでしょう。 さて、テープ式のエコーチャンバーというのは、配列的に録音ヘッドひとつの後に再生ヘッドが5ヶ程等間隔で順番に並んでるという、実に大時代的なマシーンで、この再生ヘッド全てを使えば、順に5音のデレイ音が得られるそうです。もちろんフィードバックも可能です。 件の2音のデレイ音はこのうち2ヶのヘッドを使ってるということですね。デレイタイムはテープスピードで決められるので、2秒ものロングデレイ(当時としては)も可能だったかも知れません。 ですから、そうした使い方をするのならば、テープ式を使った方が簡単です。とは言え、現在エコーチャンバーは現実的ではないので、やはり、 G→1台目デレイ設定1秒(ドライ音のみ)→2台目デレイ設定2秒(ドライ+ウエット音)→ミキサー→アンプ とパラで、1台目デレイ(ウエット音のみ)→ミキサー→アンプ と、こんな接続でしょうか。アンプが2台以上あればミキサーは不要ですし、ステレオ効果も楽しめます。 但し、複数のデバイスを介しているので、音質の保障はできません。意外とトーンの設定がネックになるかも。 また、田舎の質屋やハードオフなんかでたまに国産(エルクやエーストーンなど)で、しかも激安のエコーチャンバーを見かけることもあるので、気長に探すのも手です。ローランドやコルグなどのメジャー製品はオークションではプレミアが付いてることもあるようです。しかしエコーチャンバーは、昔のアナログ製品なのでメンテナンスが大変だし、スペアのテープの入手も困難で、色々難しいです。 中々大変ですね。
補足
すいません、ドライとかウェット、パラの意味がわかりません。教えてください。 その接続は並列で繋がれてるのですか?? 普通に直列なら、2台目のディレイが、1台目のディレイ音をさらにディレイしてしまうので、 原音一回音を鳴らすとしたら、→を1秒として、 原音→1台目ディレイ音→2台目ディレイ音→1台目ディレイ音のディレイ音と、僕のやりたい事より一回多く音が鳴ってしまいませんか??
- yamazakura5132
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テープエコーはテープレコーダーの録音ヘッドと再生ヘッドが独立した構造を利用しています。 再生と録音のヘッドが数センチ離れて設置されているので、いったん録音された音楽信号が次ぎに再生ヘッドを通る時に、実際の演奏より録音ヘッドと再生ヘッドの距離の分だけ、物理的に「音が遅れる」=結果、ディレイを発生させる、という仕組みです。 一方、コンパクトなデジタルペダルディレイは、演奏の音楽信号をデジタルサンプリングすることでディレイを発生させるのが一般的です。少し前まではコンパクトタイプではサンプリングに限界があり、ロングディレの再生は、ラック式の大きな回路スペースを確保出来る機種以外は困難でした。最近は技術の進歩で2秒以上のデイレイも問題なく再生出来ると思います。最近はデジタルディレイでもテープエコーをシミュレート出来る機種もありますので(たしかアイバニーズのシリーズで見た事があります。)楽器屋さんに問い合わせてみるとよいでしょう。 ちなみに、デジタルディレイが市場に登場する前のアナログディレイ(ペダル式)は「BBD遅延素子」という特殊な電子部品でディレイ効果を造っていました。2秒のロングディレイの再生は不可能です。アナログフランジャーやアナログコーラスもBBDを内蔵していました。 しかし、現在でもアナログデイレイの独特の柔らかく、ややナローレンジの音を好むミュージシャンも少なくないと聞きます。
補足
難しいですね~(笑) 仕組み以外で違いはないのですか?? テープエコーなら何ができて何ができなくて・・・ ディレイだと何ができてなにができなくて・・・とか、音質以外に違いはありますか??
- yamazakura5132
- ベストアンサー率40% (15/37)
実は、ブライアン・メイのディレイはデジタルエフェクツではなく「テープ・エコー」です。テープの再生スピードでディレイタイムを操作しているので、デジタルと少し具合が違うわけです。 その他、彼の独特な奏法として、一回演奏したフレーズが録音され、その後に違うフレーズを弾きます。もう1台のテープディレイに更にハーモニーを重ねる、といったとてつもないハーモニーを発生する奏法を得意としていました。 テープ式ディレイの名器として、ローランドの「スペースエコー」が有名ですが、現在はほぼ入手不可能です。テープデイレイは以前EX-PROから発売されていたと思います。 最近はデジタルでテープエコーを再現出来るエフェクターもあるようです。
補足
えっ普通に売られているエフェクターじゃできないのですか?? そのテープエコーとディレイの違いがよくわからないので教えてもらえませんか??
- impulse21
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1です。 ディレイのレベルを上げて、フィードバック20%以下で設定してもだめでしょうか?
補足
すいませんそこまで詳しくは覚えてないのですが、 回答者さんはもしかしてできましたか?? レベルというのも良くわからないので・・・
Queenがデビューして間無しの頃の雑誌に ブライアン・メイの機材について書いてありました かなり以前の事なので(30年ぐらい前)うろ覚えですが voxの40wのアンプ5台を並列に繋ぎ そこにデジタルディレイ等のエフェクターをかまして あの分厚いサウンドを出しているから 普通に作ろうとしても出来ないと書かれていたような記憶があります 間違ってたらごめんなさい
補足
えっあれは不可能な技なのですか!? その並列とかがよくわからないのですが、ギター本体からディレイを2つ並行に繋いで、片方のディレイタイムを1秒、もう片方のディレイタイムを2秒、両方フィードバック量は最低(1回繰り返す)のように設定すればできるんじゃないかって思ったんですが、どうですか??
- impulse21
- ベストアンサー率15% (11/69)
ディレイタイムを一秒に設定して、フィードバックを20%に設定すれば出来ると思いますけど・・・ BOSSなどのデジタルディレイでできませんか?
補足
今日BOSSを試してみました。 それだと、音量を3段階で表すとして、 原音→ディレイ音→ディレイ音→ディレイ音 3→→3(音量)→→→2→→→→→1 となり、小さな余韻のような音があとに続いちゃって、2回くっきりで止められなかったです。
お礼
大変遅れました。やっと僕の謎は解決しました。 並列がどうとか言っていましたが、僕が言っていたのは、「パンニングディレイ」でした。ピンポンディレイとも言うようですが、フィードバックを0にして、これで弾くと、左右→右→左のように、音が3回出すことができました。みなさんたくさんの回答ありがとうございました。