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歯床がなくなるとききました。
私は43歳です。上の歯の4/5ぐらいがすべて入れ歯なのですが、おたずねします。 このままの状況で行くと、歯床部分がもう必要ないと思いどんどん小さくなっていき、歯床がなくなるとききました。 これは、本当なのでしょうか?ご存知の方、教えてください。 よろしくお願いします。
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あってるけど、間違っています。 『歯床部分がもう必要ないと思いどんどん小さくなっていき』…これは退行性変化です。 歯床…顎堤(ガクテイ)。俗称「土手」だと思いますが、 確かに顎堤は次第に低く平坦になっていくようです。でも、かなり個人差があり、高齢者でもしっかり残っている人も居ます。 顎堤が平坦になってしまう原因は生理的なものだけではありません。次に多いのが入れ歯(義歯)によるものです。 義歯(ギシ)による平坦化には二通りあります。 (1)不良義歯による平坦化 (2)定期健診を受けなかった事による平坦化 両者ともに顎堤と義歯の適合が悪い事によって起きるもので、義歯製作から長期間経ってしまうとどちらであるかは判りません。 なぜ(2)が起きるのかといえば 2-1)顎堤は足の大きさが体調や朝夕でも大きさが変わるのと同じ様に、口の中も患者さんの体調などにより変化します。従って定期健診で調整する事を怠り、そのままズレを生じたままの義歯を使用すると噛む力が均等に分散されず、顎の骨が減ってしまうのです。 2-2)時間を経過した義歯は身体に馴染んでいるうえ、噛む力が集中している部分の骨が先に吸収されるので、ズレを放置していると体感的にはフィット感が良くなってしまいます。なので患者さんには合っていると感じられるので、わざわざ調整に行こうとは思わないのです。 つまり、多くの場合顎堤が平坦化することは正しいですが、退行性変化というのは僅かです。 義歯による退行性変化を防ぎ、或いはその変化を助長しない為にも、半年後との定期健診を必ず受けましょう。
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- puyopuyo3
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歯があり、その歯にカチカチと力が加わることで、顎の骨はその高さと厚みが維持できます。かみ合わせの歯がなくなったり、歯そのものが抜けると、顎の骨は痩せて行きます。 良い義歯を正しく使うことで、この退縮の速度を減らすことができます。但し、この変化は人によって大きな差があり、老人でもばっちり顎の骨が残る人もいれば、若くてもやせてしまう人があります。 おそらく、「どんどん小さくなってしまいますよ」というのは、義歯の使い方、メンテナンスに対する注意として言われたのか、あるいは痩せやすい傾向があるということで言われたのだと思います。
お礼
やはり、定期健診は大切ですね。 まめに足を運びこれからの歯の健康にも気をつけたいと思います。 ありがとうございました。
お礼
たいへんご丁寧に、かつ、詳しくありがとうございました。 とてもわかりやすく理解できました。 また、機会がございましたらよろしくお願い申し上げます。