プリザーブドフラワーを扱っている小売店の者です。
私のわかる範囲でお答えさせていただきます。
プリザーブドフラワーは現在フランス産かコロンビア産の輸入品で、日本では私の知る限り製造されていませんので詳しい製造方法まではわからないのですが、「環境に配慮し、オーガニックを使用して人体に害のないように加工されている」のがプリザーブドフラワーの特徴でありウリと言えます。プリザーブ加工する際には生花の段階で色を抜いてしまい、後に着色料を吸い上げさせているようです。もちろん食用ではないので口にしてはいけないでしょうが、今までのところプリザーブドを扱っている業界内では「手に持ってかぶれた」とか「ジンマシンが出た」などの報告は聞いたことはありません。
アレンジメントする際に着色料が手につくことはよくありますが、それで皮膚があれたことなども今までありません。
kentyaさんが気になさっているのは「人体に害のある薬品が使われているのではないか」ということでしょうか?それとも皮膚が弱くてかぶれてしまうのではないかといった心配をされているのでしょうか?
保存加工のための詳しい薬品まではわかりませんが、基本的に有害な化学薬品などは使われていないようですし、ブーケにする場合はステム(手で持つ柄の部分)はワイヤーをリボンで巻いた状態なのでプリザーブドフラワーを直接触って持つことはありません。
プリザーブドはここ数年で注目され出した新しい分野のお花ですので、正直なところまだまだ情報不足な点が多々あります。しかし、ウェディングブーケには最適の花材には違いありませんのでぜひ素敵なブーケを作っていただきたいと思います。
お礼
すごーい。こんなに詳しく教えて頂き、ありがとうございます。 アレルギー体質の彼女なので気になっていましたが、これで安心しました。 それにしても人間は、いろいろな物を考えますねー。本物の花って聞いてびっくりでした。