アナログ時代の音キチですが、昔よくやりましたよ。やれ音がスッキリしたとか透明度が...とか言ってね。
それはさておき:
メリットとしては、
1)やはり音がいいハズ(定位や分離が良くなる、透明感が上る...やっぱりこうなるなオレは!)
2)ノイズが小さい(CDがソースの場合はあまり感じないかも。でも無音の時は判りますよきっと。ノイズの質も違うし)
3)場所をとらない
4)プリアンプがいらない(アレ?)
但し、最低限パワーアンプにはVRが付いていることが必要。
デメリットは、
1)複数のソース(CDプレーヤ、MDプレーヤ、VTR、TV、カセットデッキなど)がつなげない
2)アナログレコードプレーヤが使えない
3)音質調整ができない
4)左右の音量バランスが調整できない
但し、パワーアンプに左右別々のVRがあれば可能だが、今度は音量調節が極めて面倒になる
5)パワーアンプにVRがない場合(Cica2さんの場合はVRはあるようなので問題ないですが)は使えない
CDプレーヤなどにVRが付いていても、入力に対して常にプルパワーが出るから危険!(SP破壊!)
6)ソース側の出力がパワーアンプの入力感度より低いとプルパワーが出ない(音が小さい)
7)逆に入力感度に対してプレーヤなどの出力が大きいと(固定出力の場合)、VRを少し上げただけで急に音が大きく
なって、下手をするとやっぱりSPを壊すとか、耳がいかれるとか事故にもなりかねない
プリアンプの機能を書いてしまったようだけど、大体こんなところでしょうか。何か重要な事を忘れてるかも知れませんが。
今後ともCDプレーヤだけで他のソースをつなぐ予定がなく、CDプレーヤにもパワーアンプにもVRがあって、CD
プレーヤの出力が適当なレベルであれば、プリアンプを使う必要はないでしょう。
ついでながら、VRの位置で高音域が変化します。VRゼロ付近と最大付近では殆ど落ちませんが、VR中間位置では
ハイ落ちの影響が出てきます。ただこれは、CDの出力とPWアンプをつなぐケーブルに大きく依存するので、できるだけ
静電容量の小さなシールド線を使い、できるだけ短く配線するようにしましょう。
補足
早速の回答,ありがとうございます。 質問ですが,私のCDプレーヤにはVRが付いていないのですが,「入力に対して常にプルパワーが出るから危険」という点が気になります。プルパワーとはどういったものでしょうか?