• ベストアンサー

絵の描き始め(油彩画)についての質問

油絵は透明水彩とかと違って隠ぺい力があるのであまり下書きを細かく描かずに大まかなあたりを鉛筆や木炭でとったり薄く溶いた絵の具で簡単に描き始めたりしているのですが最初大体の色を大まかに置いていくような描き方をしています。 しかし大まかに色を置いていっている描き始めの段階では当然上手く見えるはずなどないのですが「失敗したかもしれない」と始めの段階で思ってしまいやる気が無くなったり、描き進めていく間に形がずれていたりすることがよくあります。 やはり「上手くいかなかった」と思うとやる気がなくなってしまうのですが描き進めるに何に注意して描き進めるといいでしょうか? 「油絵はあとで修正できる」と先生に言われても後から修正しようとすると器用でないのもあると思うのですが余計におかしくなったり大きさが一回り大きくなってしまったりします。 他にもある程度描けてきたときに仕上げのときにはどのような部分を描き込めばいいのかなどがわからなかったり、自然な影や色の変化が描けなかったり。 他には背景に持ってくる色や配色、一色のべた塗りだけではつまらないとは思いつつもどういう風に色を置く(筆などをつかう)と効果的か、とか色の混ぜ方(作り方)など自分で考えて身に着けていったほうがいいのはわかっているのですがなかなか上手くいかず焦っています。 基本的に何度描き込んでも効果的に前に進んでおらず何回も少し描いて0の状態にもどしてまた描いてといった感じで何回も同じところをぐるぐる回っている感じというか先に進めている感じがしないのですがこんなことを繰り返していてもスポーツで間違った練習を繰り返して悪い癖が身についてしまうのと同じようにむしろマイナスになっているのではないかと感じます。 意識の持ち方や注目すべきところなどだけでもいいのでなにかアドバイスが出来る方がいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#22328
noname#22328
回答No.2

油画科出身ですが、油絵はとにかく不得手で、大学の講評会で教授に、 「油絵下手だなぁー」と変に感心されたことがあります。 同じく下絵の段階でやる気がわかなくなったり、途中で飽きてしまったりしましたが、 どうにかこうにか大学受験レベルまでこぎつけたのには、デッサンのみです。 デッサンだけで受かったといっても過言でないくらいでした。 不得手な部分を改善するよりも、得意な部分を伸ばすのが良いです。 ですので、油絵の具でデッサンをしたような感じでした。 一色のべた塗りがつまらないのは立体感・素材感が出にくいだけで、 厚塗りが一見よさげに見えるのは「手を入れました」という感じだけです。 周囲の技法にこだわらず、水彩画のように、計画立てて描く方法が向いているのでしょう。 で、あれば、絵の具を厚く盛ることにこだわらず、形・色を正確に追って行く方に集中するのが良いと思います。

noname#107554
質問者

お礼

>「油絵下手だなぁー」と変に感心されたことがあります。 教授もそんなにはっきり言わなくても(´・ω・`) 回答ありがとうございます。 自分はデッサンも微妙なんですがどうしましょう(笑) まあ、それは練習するとして自分の得意なものも見つかってないような状態です。 やっぱり自分が好きな画風よりも自分が描きやすい画風で描いていくほうがいいんですかね?

その他の回答 (4)

回答No.5

 はじめまして。  まずtappei77がどのような絵を描かれているのかがわかりませんので的の外れた回答になってしまうかもしれませんが、ご了承ください。  たまに天気の良い日、近くの川原などで油絵を描かれている方を目にしますが、ご質問でおっしゃっていた、「最初大体の色を大まかに置いていくような描き方」をされている方がとても多いように思います。  空・水面・船・向こう岸の風景…と大まかに色を塗っていく描き方ですが、やはり描き始めの段階で見ると正直稚拙な印象を与えるものです。(もちろん完成作はすばらしいものになるという可能性もありますが…)  この段階でtappei様はやる気をなくされるのではないかと想像しますが、如何でしょうか?  油絵具というのは被覆力のある不透明な画材であると勘違いされる方が非常に多いのですが、そもそも油絵具は、極めて不透明なテンペラ絵具に対して、透明度を生かした表現が可能な画材として発明され、そのゆったりとした乾燥性とともに画家たちのニーズに応えたため広く普及してきたという経緯があります。  つまり、油絵具はそもそも透明性を生かして表現するのが本来の使い方であると言えるわけです。  具体的には、まず固有色を初めに置きたくなるのをガマンし、なるべく丁寧にモノトーンで形と明暗を画面に作っていくことをお奨めします。  その段階を納得のゆくまで練り直したら、指触乾燥後に柔らかい筆でオイルに溶いた油絵具を用いて固有色をつけていきます。  もちろん薄く溶いた油絵具を何度も重ねることも可能です。青い層と黄色い層を重ねて作った緑色の表現は、緑の絵具をべったり塗るのとは全く違った深みのある色味を作り出します。  この技法は非常に古典的なものですので、印象派のような明るく軽快な表現とは違った、重厚…悪く言えば暗めの画面になりがちではあります。  しかしモノトーンの絵具を使って明暗を描き分けること自体が絵画の勉強としては非常に役立つことですので、一度お試しになるといいと思います。  また、制作時間が限られている場合などに絵具を溶くオイルを適切に選ぶ必要性が生じたり、同じ量をオイルに溶いても色によって着色力が違うことが体験できることなどから、画材自体の特性を自然に体得してゆくことができる、という効果もあるかもしれません。  

noname#107554
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 自分の中の油絵のイメージはゴッホやモネのような感じの物だという印象が強いのと自分は不器用なので細かい作業に自信が無いというところから印象派などに近い画風を目指したのですが、そういう描き方だと最初に完成形をイメージできないのでやる気がそがれてしまっていました。

noname#22328
noname#22328
回答No.4

No2です。 > やっぱり自分が好きな画風よりも自分が描きやすい画風で描いていくほうがいいんですかね? それはもう、間違いなく、描きやすい画風よりも好きな画風が正解だと思います。 好きこそものの上手なれとは良く言ったもので、むしろ、好きでなく続けて行くことに限界を感じて、 筆を置くことが多くなりますよ。 人の評価に臆せず、自分の好きなものを追う方が大成します。 これは周囲を見渡しても間違いないです。 私は講評会の為の絵を描き、つぶれました(笑) 笑うところではないですが。 自分の為に描いた絵の方が好評価を得て、なんだかなぁ...と自滅したくちです。 自分の好きな画風があるのであれば、それを追求すべきです。

noname#107554
質問者

お礼

ありがとうございます。 自分の好きな画風でいいんですね。 少し以外(?)というか上手くかけなくてはいけないといったような考えに無意識のうちにとらわれていたので。 やっぱり楽しく続けて生きたいですもんね。

回答No.3

「この人のような絵が描きたい」とか「こんな絵が描きたい」という、お手本となる作家はありますか? 一度、気に入っている絵の模写をされることをお勧めします。様々な表現方法が解り、自分の表現力の基本が見つかると思いますよ。その上で、自分が描きたいものを描くのですが、ご心配なく。不思議とマネにはならず、描くたびにあなたのオリジナルの作風になると思います。 焦らずに楽しんでください。

noname#107554
質問者

お礼

ありがとうございます。 色々なジャンルで好きな絵描きさんは沢山いるのですが皆結構絵の画風に違いがある人が多いです。 油絵だけでもゴッホやモネ、フェルメールやダヴィンチなど有名な画家の人の絵は皆魅力的に見えてしまいます。 しかも熱されやすく冷めやすいのですぐに気に入った作品などの影響を受けてしまいます。 でも今好きな人の模写をしてみようかと。 焦らずに楽しめるといいですが。

回答No.1

どういう技法で描いているのでしょうか。 一昔前に、流行った厚塗り(印象派のような描き方)ではなく、最近またはやっている古典的な技法で描いてみたらどうですか? 透明水彩の経験があるのなら、そんなに難しくはないと思いますよ。 不透明な技法も併用出来るので、むしろ透明水彩より容易だと思います。 明暗をモノクロで描いて、その上に、透明な色で彩色していく技法です。 明暗と色を別々に描く事が出来ますので、捉え易いと思いますよ。 まず、デッサンをしっかり行なってください。 そして、明度が中間の、グレーやイエローオーカーで全体を塗ります。 そして影を暗い色で、明るい所を明るい色でモノトーンの絵を作っていきます。 これをモデリングと言います。 モノクロ写真のように描いてしまう訳です。 これで、しっかり形が描けたら、ペインティングオイルで薄めた絵の具を使って透明水彩のような感覚で固有色を置いていきます。 絵の具が透けて下のモノクロの明暗が出ると思います。 さらに、不透明な絵の具(白をまぜたりしたもの)でハイライトを置いたり、グレーズ(薄い色を重ねる)して画面を整えます。 「西洋絵画の画材と技法」というページに簡単な「制作例」の説明がありますのでご一読されては如何ですか。 http://www.cad-red.com/jpn/index.html ただ、いずれの方法で描くにしても、描く物をしっかり理解していないとうまく描けないと思います。まずは、デッサンですね。 また途中で描く物を気分で変えない事です。 違う絵は、そのアイデアをしっかりメモしておき、次の絵で描く事にしましょう。

noname#107554
質問者

お礼

いつも明快な答えをありがとうございます。 技法については特にこだわりはありません。 というよりもまだ油絵を触ってから2年くらいなのでまだよく技法がわかっていないという感じなのだと思います。 製作過程のイメージはあるのですが実際に描くと上手くいきません。 やはりデッサンが基本でありすべてに通じるものなのはわかっているのですが気持ちが急いでしまっているようです。 気分を変えないように1枚の作品を仕上げれるようにまずはやってみようと思います。

関連するQ&A