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オーケストラのメンバーについて
こんにちは。 先日クラッシク音楽のコンサートに行ったのですが、 ふと気になることがあったので質問させていただきます。もし、失礼に当たる場合はご容赦下さい。教えていただけると幸いです。 オーケストラで、シンバル、太鼓、トライアングルといった、楽器を演奏なさる方いらっしゃいますよね。曲目によってはどれもいらない場合もありますよね。 そういった場合、オーケストラのほかのメンバーの人たちと、ワーキングアワーは変わってきますよね。 それでも同じペイなのでしょうか。 それと、シンバル、太鼓、トライアングルといった、楽器を演奏なさる方は、それが専門なのでしょうか。ほかの楽器も演奏なさるのでしょうか。 また、オーケストラの演奏する楽器を決定する要因は何なのでしょうか。 よろしくお願いします。
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下の回答者の補足です。 ペイについて:仮に30ページに黒々とした楽譜で最初から最後まで、弾きっぱなしのヴァイオリン奏者でも、最終楽章、最後の盛り上がりに出てくるだけの大太鼓などのパーカッション奏者でも一団員として、同じです。(団員である年数、経験、器量による団規定による差はあります。)規模にもよりますが、ヴァイオリンは第一、第二ヴァイオリン合わせて30人くらいはおられるでしょうが、パーカッションは一人か二人しか団員になれず、スーパーエリートメンバーです。入団がほとんど無理という厳しさです。(ヴァイオリン奏者がエリートではないという意味ではありません!)。 オーケストラの楽器決定の要因:確かに質問の趣旨が不明瞭ですが、ひとつの曲にどの楽器が参加するのか、という質問と想定すると、これはオーケストラ側には決められません。すべて作曲者の楽譜に従うのが基本です。ここにトライアングルをいれれば、響きがきらびやかになって、楽しくなるからって、そういうことはしません。楽器の種類の加減をした場合は、「編曲」扱いになります。ただし、指定された楽器の人数は、オーケストラ(指揮者)に裁量があります。特に木管楽器(フルート、オーボエなど)を二人で吹くところを、厚みを出すためや、フォルテッシモ要員で4人配置させたり、作曲当時のオーケストラの編成で演奏する場合は、現在の一般的な人数の約半分の人数で編成し(種類は変わらず)、響きをシンプルに擦る場合があります。
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- coco1
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こんばんわ。 自衛隊の音楽隊関係者です。オーケストラとはちょっと違いますが、参考になればと思って回答します。 まず、パーカッション奏者というといわゆる打楽器だけを連想されて、「楽そう」と思っている方がいらっしゃいますが(UmenoMiyakoさんがそうだというわけではありません。)、実は、マリンバ等もパーカッション担当なのです。つまり、単にリズム感だけでつとまるわけではありません。 また、ブラバンなどでは、それに加えて、ドラムスなども担当しますから、守備範囲が一番広いのがパーカッション奏者といえると思います。 一般に打楽器はアタック(音の出る瞬間)がはっきりしているため、ごまかしが利かない楽器です。(誤解を招かないように言いますと、弦楽器ならごまかせるという意味ではありませんよ。) つまり、ここぞ、というときにどんぴしゃりのタイミングで「ジャーン」って鳴らさなくてはならないと言うのも、大変な職人技なのです。そのかわり、びし~っと決まったときの快感もまた格別です。(同じ曲を何度も演奏していても、そう味わえるものではありません。) まあ、小学生の演奏会では、楽器の苦手な人にトライアングルをさせたりしますが、次元が違うもの、と思って頂ければ、よろしいかと思います。
- ADEMU
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一般にプロのオーケストラであれば打楽器群(パーカッション)は曲目によってメンバーが変わります。大体全部の楽器が一度に合奏する時に必要なメンバーで構成されていますので、ティンパニ以外はいろいろな楽器を演奏することもあります。皆さん専門職です。 例えば、ドボルザークの新世界交響曲では第4楽章にシンバルが一度だけ登場しますが、第3楽章にトライアングルが登場しますので併用できます。 アマチュアでは、管楽器で人数の関係であまった人員で構成されることはあります。 給料は同じそうです。 楽器を決定する要因は作曲家の意図ですので、かえることはできませんが人数はかえることはできます。
- nabayosh
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>それでも同じペイなのでしょうか。 そうですね。打楽器奏者の方(プロ)とお話したことがありますが、シンバル1発叩きながら「1万えーん、1万えーん」とか言ってました。それだけこの打楽器というやつは目立ちますから、しっかり音を鍛練しなくてはなりませんし、それだけ価値もあろうというものです。 >ほかの楽器も演奏なさるのでしょうか。 パーカッション(打楽器)というセクションの中で、ティンパニ以外の打楽器を扱うというのが通例です。あるアマチュアのオーケストラで、トロンボーン奏者が暇なので、手の足りない打楽器セクションの手伝いをした、というケースは知っていますが、「専門職」に徹することがプロでは求められますから。なお、フルートがピッコロ、オーボエがイングリッシュホルン、などといったように、1つの基本楽器にも、プラスアルファで他の特殊楽器を演奏するケースがあります。 >また、オーケストラの演奏する楽器を決定する要因は何なのでしょうか。 これは2通りに取れますので、両方答えておきましょう。 ・楽器がどうやって決定されるか、それは作曲者がこの編成でやればよいだろうと思って決めているからです。 ・ある楽器に特化した人が、その楽器のパートに入って演奏するのです。入団する時に大抵の場合オーディションなるものがあり、そこで認められなくてはなりません。
- hidearex
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こんばんわ。UmenoMiyakoさん。 >曲目によってはどれもいらない場合もありますよね。 >それでも同じペイなのでしょうか。 音を出すのが短い間でも、コンサートに出演していれば基本的には同じだと思います。 >シンバル、太鼓、トライアングルといった、楽器を演奏なさる方は、それが専門なのでしょうか。 シンバル、太鼓、トライアングルといった楽器はいわゆる打楽器(パーカッション)という種類に含まれており、打楽器奏者はシンバル専門、太鼓専門、トライアングル専門、ということでは無く、演奏する曲目にあわせてそれぞれ必要な楽器を演奏する、という場合が一般的であるようです。 (中には一曲中に何種類もの打楽器を掛け持ちされる方もいらっしゃいます) もちろん、それぞれ得意な打楽器がありますので、その辺は考慮されるでしょう。 >ほかの楽器も演奏なさるのでしょうか。 打楽器の範囲内で色んな楽器を演奏されることはよくありますが 他の弦楽器や管楽器と掛け持ち、ということは、まず無いと思います。 (アマチュアのオケで曲中にどうしても打楽器奏者が足りなくて、手の空いている管楽器奏者がトライアングルをやっていた、というのは見たことがありますが) >オーケストラの演奏する楽器を決定する要因は何なのでしょうか。 これは質問の意図がいま一つわからないのですが。。。 演奏する曲に合わせて楽器を増減する場合はあります。 *例えば、通常オーケストラにサックス奏者はいませんが 「ボレロ」を演奏するときにはサックスをいれたりします。