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オイルパンのパッキン交換
- 友人の車(テリオスキッド)のエンジンからオイルが漏れるとのことで、オイルパンのパッキンが劣化していることが判明しました。
- 部品の価格は2-3000円ですが、工賃が8000円くらいかかるため、自分たちで作業できるか検討しています。
- オイルパンのパッキン交換は、オイルを抜き、固定しているボルトを緩めてパンを外し、新しいパッキンを取り付ける手順で行われます。より詳しい作業内容を知りたいです。
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トヨタ・ダイハツエンジンは、「液体ガスケット」を使用しております。シリンダーブロックとオイルパンとの間だにオイルドレンボルトに在る様な”固体形状のガスケット”が付いているわけではありません。実際にオイルパン取り付け部をのぞいて見れば、黒いゴム状のものがはみ出ているのが見れると思います。 オートマチックのオイルパンであれば、固体ガスケットを交換するだけの話ですが、エンジン側は液体(マヨネーズに近い硬さ)を使いますので、取り付けは誰にでも真似できますが、”漏れを完全に防ぐ技術”が必要ですので、ココが非常に難しいところだと思います。 トヨタ・キャミと兄弟車ですので、オイルパンを取り外す際、当たって邪魔になるサブフレームなどはないと思います。 (1)オイルパンのネジを全て(30本くらい)外す。 (2)ネジを外してもオイルパンは外れませんので、スクレッパー等の幅が広く薄型の物で液体ガスケットを切る。ここで”こねる”とオイルパンが変形し、クランクケース接着面に傷が入ります。こうなるとアウト。 (3)オイルパンを外すと、両接着面にたくさんの液体ガスケットのカスを付着していますので、これを「ワイヤーブラシ等」で取り除く。(なかなか取れない) 取り除いたら”脱脂”(プライマー・トルエン95%以上)。 (4)ここが最重要。液体ガスケットを”オイルパン側のみに”塗ります。ただ塗りつけるのはダメ。ケーキに生クリームをデコレーションする時と似ています。幅1cm・7cm程度の”波状で均等間隔”になるようにチューブから液体ガスケットを出さなければ、空気が混入し取り付けても、またオイル漏れします。 (5)塗り終わったら、液体ガスケットに手が触れぬよう、クランクケースに取り付け、角4ヶ所にボルトで仮留め。 (6)全てのネジを手で、3山程度ねじ込み。そして”対角線”にゆっくり、液体ガスケットのはみ出し量が均等に締め付けます。このねじは軽い力で折れますので注意。 (7)液体ガスケットが固まるまで、3時間程度放置。なるべくエンジンは始動しない方が良い。 脱着は誰でも出来ます。液体ガスケットの塗付が経験者でなければ、1000Km程度の走行後からまたにじみ・漏れという事になる確率が非常に高い状態です。 自分で行って失敗後の再修理の金額と、最初から修理を依頼した時の金額では、確率的に修理依頼した方が安上がりの結果になるのではなかろうかと考えられます。 必要工具・部品が揃っているのであれば、自分で試してみる経験も良いかと思います。取り付けボルトを折ってしまい、クランクケースから破片を取り除けないという最悪の事態が起こらなければ、失敗してもやり直しで出来ますので。
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>オイルパンはそんなに傷つきやすい部品なんですか?? それほどではないですが、#4さんの(2)に書いてありますね。 親切な人だ。 ドライバーみたいな物をたたき込むと、歪みやすいです。 スクレーパーで少しずつ少しずつ・・ 誰も書いていないようなので・・・ 整備要領書のコピーをもらってきましょう。 ガスケットの塗布要領や、ボルトの締め付けトルクなどが書いてあ(るはず)ります。
お礼
なるほどです。 要は乱暴に扱うな、ということですね。 友達と相談しながら、どうするか決めます。 ありがとうございました。
- fuumi
- ベストアンサー率45% (21/46)
追加質問に対する補足です。 オイルパンの取り外しに関して、スクレッパーは先端が刃の形状となっておりますので、この刃先をオイルパンとクランクケースブロックの間だにあて、スクレッパーの柄の部分をプラスティクハンマーなどで軽く叩き、かみ込ませていきます。これをオイルパン半周ほど繰り返していくと、あとは手で引っ張り外す事が出来るでしょう。 液体ガスケットの塗付に関して、言葉では表現が難しいのですが、アセチレンガス使用での溶接部分をご覧になられた事はないでしょうか?溶接した箇所が、波状に盛り上がった形状をしております。 あの形状のように液体ガスケットを幅1cm・高さ7mm程度に盛り付けていきます。ガスケットチューブ1本では足りないでしょうから、2本目を使用する時に塗付箇所の”つなぎ目”に気を使わなければなりません。 オイルパンボルトの締め付けトルクは、ダイハツサービスが手元にはありませんので分かりません。ただ締め付け際、オイルパンとクランクケースの間に液体ガスケットがサンドイッチ状態で挟まれている為、”反発力”が発生します。この為「トルクレンチ」を使用される人は少ないのではないかと思います。 なぜなら規定値で締めても、実際”反発力”が加算されている為、締まっていない。また、オイルパンボルトは規定値以下でも、すぐ折れてしまう。という理由からです。 やはり自分の手の感覚での締め付け量が、オイルパンに関してはいちばん適正値にする事が出来ます。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほどです。やり方は大体分かりました。 ボルトの締め付けが、要注意ですね。 強く締めすぎたらいけないんですね。「手の感覚」というのが、自分は素人なので微妙ですが・・・(笑) とりあえず、友達と相談しながら決めたいと思います。
- madgats
- ベストアンサー率11% (7/61)
出来ます。 {オイルを抜き、固定しているボルトを緩めてオイルパンを外し、 パッキンを入れ替えてまた元に戻す}・・工程もOKです。締め付けの際に均等に締めていくようにしましょう。難しい作業では無いのでチャレンジしてみては? ジャッキアップは確実にね!
お礼
ボルトを均等に締めるのは慣れてますが、 他の方もおっしゃっているように、液体ガスケットの塗布が難しそうです。 迷いますねー。自分の車じゃないからなおさら・・・(笑)
パッキンだけで止まるのかなぁ?? 通常液体ガスケットも一緒に塗布します。 外してからスクレーパーで丁寧に残り滓を取らないと、オイル漏れの原因となります。 手荒にやって傷を付けてもダメ。 張り付いたオイルパンを引きはがすときに適当にやると歪めてしまいます。 液体ガスケットは多くても少なくてもダメです。 オイル漏れの原因、不純物の混入で不具合の原因となります。 慣れれば簡単な部類にはいるでしょう。 8000円は1時間強の作業時間ですから。 車体の下に潜らなければならないので、その資材も必要です。 ボルトは均一に締めなければ歪んでオイル漏れの原因になるので、トルクレンチや締める順番も知ることが必要です。 資材と時間があってやる気があったら何とかなるでしょうw
お礼
液体ガスケットは未体験ですね。 オイルパンはそんなに傷つきやすい部品なんですか?? やる気と環境はあるんですけど、どうしようかなぁ。
- junra
- ベストアンサー率19% (569/2863)
作業工程からすればできますが、ジャッキアップして作業できる環境を作らねばなりません、オイルパンを外した後のスクレーブをしっかり行わないとカスの隙間からオイル漏れをおこしますのできれいに剥ぎ取ってください。 ボルトを締めるときは適正トルクでの締めが必要ですのでトルクレンチで閉めてください。
お礼
ジャッキアップ等は慣れているので問題ないと思います。 カスをしっかり取るのがポイントですね? トルクレンチも持ってますが、どれほどのトルクをかければよいでしょうか??
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 ボルトが30本もあるとは知りませんでした。 作業自体は簡単そうですが、液体ガスケットの塗布に技術がいりそうですね。 やったことないので、自信無しです。 オイルパンを外す時にガスケットを切るとありますが、 そう簡単に切れるものなんですか?? 隙間が無いから難しそうですが・・・。 あと、ガスケットの塗布は、「波状で均等間隔」を守れば、 あとは特別注意する点はないですか?? (7cmは、どの長さですか) 最後に、締め付けトルクを教えていただければ助かります。