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現在の台湾について

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2165180 にて一度質問をした者です。 今回も同じようなことでお世話になります。 二つのドラマを見て思ったことがもう一つありました。 原作の漫画は二つとも主人公が高校生なのに対し、ドラマ化したものは二つとも主人公が大学生なんです。 二つとも、舞台が大学になるとちょっと私の感覚からいくと矛盾のあるドラマになってしまうので疑問を抱きました。 というのも、「流星学園」では、つくしが大学進学してそれでもバイトをしています。だったら高校卒業後就職した方が安定すると思うんですが、なぜわざわざ進学する必要が?となってしまうんです。(まぁこのドラマの場合は親が娘の玉の輿を切望しているので、まだ理解できます…) でも、「貧窮貴公子」は主人公の進学がやっぱり分かりません。あれだけ経済的にまずい状況ならば、私が太郎の立場なら高校卒業後迷わず就職します。それだけならまだしも、太郎は弟も大学進学させるような台詞を言っていました。ちょっとおかしな設定だなと思いました。 長くなりましたが意見を聞いてみたいのはここからです。 台湾では大学進学が高校進学みたいな感覚なんでしょうか? 大学の学費は日本に比べ、とても安いのでしょうか?それとも今不況で就職口無いんですかね?…そういった台湾の経済的な面が影響しているんでしょうか? ご存じの方、教えて下さい。

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  • Massy57
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回答No.2

ANo.1のお答えにもあるように、台湾は完全な学歴社会です。 いまや台湾を支える、半導体産業は博士号を持っていなければ、まともにあつかってくれない、修士号が最低資格であり(仕事しながら博士号を取得するのが常道)、大学卒は日本での高卒のあつかいです。 従って大学への進学歴は極めて高く、両親は子供を大学へやるために働いているといっても過言ではありません(専業主婦は極めて少ない)。従って高等学校卒業後、家庭の経済的な事情で就職をするということはまずありません。勉強がしたくないから、就職をするのです。 また、家族意識、同族意識というものも極めて強いため、弟を何とか大学へやるというのは、兄として当然の責務ととらえているようです。 親子、兄弟で学費がたらなければ、一族で大学への進学に関し応援するのが台湾人の常識のようです。 また、この国には厳重な徴兵制度がありますが、大学出身のエンジニアに対しては徴兵猶予の制度もあるようです(逆に徴兵完了者に対する、社会的な配慮もあり、すすんで大学卒業後軍隊へ行く人も多いそうです。どうも優先的に有名大学の大学院へ進学できるようです)。台湾の学費がどれほどかは知りませんが、小学校、中学校、高等学校、大学へのお金のかけ方は日本とは大差があり(校舎めちゃくちゃ立派)、国中が子供の教育に力を入れているという実感があります。学費は想像ですが、奨学金(個人が自分の同郷、同姓のひとへ出す奨学金がさかんなようです)をふくめると、割安なのかも知れません(台湾人気質から、割高でも大学へこどをも就学させるとは思いますが)。 なお、高校生がアルバイトというのは、この地ではまずないのではないでしょうか。高校生はともかく台北大学等の国立大学への進学のために朝から晩まで勉強一筋(塾大繁盛。スポーツはバスケットが盛ん(暑い国では屋外スポーツは人気がない)それも大学入試にプラスになるので盛んかな)、バイトなど考えにくいようです。だから高校生がバイトするというような舞台設定は、台湾では受け入れられなかったと推定されます。 留学熱は一時ほどではないそうですが(大学卒業者の20%ぐらいが留学するとのこと、一昔前は0%以上が留学したそうです)やはり、米国へ留学し、米国で就職、永住権をとってから、台湾に帰国し、ことある時は米国へ逃げ出す準備をしている方も多数おられます(台湾人は高等学校に入ると、先生が生徒全員に英語のファーストネームをつけ、以降はビジネスではそのファーストネームで呼び合うほどです)。

megumi1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 納得しました! つまり、学歴社会故に高校生は勉強以外出来ない状況なんですね? それにしても、半導体の開発云々を博士号がないとまともに扱ってくれないというのはなんかちょっと違う気もしますけど、それでも、学歴がその後の待遇のすべてを決めるって言うのはアジア圏では良く聞く話ですね…。 でも、別な角度で見ると勉強も大事ですよね! ありがとうございます!

その他の回答 (1)

  • ipa222
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回答No.1

大学に行くと、生涯賃金がまるで違うのです。 日本は均質社会ですから、差はありませんが。 特に中国人は科挙がありました。 受験によって権利を得ると、すごく高い地位が約束されています。 韓国も受験や高学歴への欲求が強いですね。 日本もそう言う時期がありました。 今の日本人は、金がなかったり、いい仕事につけないと、すぐあきらめますよね。 向上心の次元が違うということです。

megumi1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 なるほど~アジアって確かにそうかもしれませんね。 それは理解できましたが、しかしなぜ、二つのドラマの舞台が大学でなくてはならないんでしょう? もしそれが理由であるならば別に舞台は高校でもおかしくないと思うのですが。 高校ではいけない理由があるのでしょうか?