今年一浪して国立理系に入った者です。僕も高校時代は、自分の将来像が全く描けていませんでした。自分が将来どんなことをしていきたいのか、大学にいって何を勉強すればいいのか、何も分かりませんでした。何度もPCや進路情報誌で適性チェックのようなものをやったり、ここで質問させてもらっていろいろな人の意見を聞いたりしました。あと親や兄弟にも相談しました(僕の場合は正直あまり役には立ちませんでしたが…)。
でもハッキリ言って、決定的に役に立った!!というものはありませんでした。外から自分を勝手に判断されて、レールをひかれようとしていると感じたこともありました。そう感じたのは、自分の本当の望みが、心の中の奥底にあったからでした。それをはっきり認識するのが、僕の場合は遅すぎたのですが…
他の方の回答にもあるように、「○○になりたい!!」とかいう風に、明確な将来の目標をもって大学に来る人は少数派です。もちろんそれがあれば、それに越したことは無いのですが、例え十代の段階でそれを決めることができなくても、それは全然悪いことではありません。むしろ自然なことだと僕は思います。
大学で学んだことがそのまま将来の職業に繋がるとは限らない世の中ですが、僕は今年、中学の時からなんとなく興味があった、好きだった地学系の学科を受験し、合格しました。他にも沢山興味のあることはありましたが、他の様々な制約等もあり、結構以前から興味のあったここに落ち着いた、という感じでしょうか…。
僕は実は、ハッキリした目標は未だにありません。でも、大学という高校とは全く違う広い世界に出て、学科で、サークルで、バイトでいろんな人と出会い、いろんなことを経験したりすることで、自分の将来に繋がる何かが見つかるのではないか、と思ったから、長い受験生活(浪人生活)もなんとか乗り切れました(実はそう決心したのは浪人中の秋以降だったのですが…汗)
実際に大学に入って、全国から集まる色んな人達と出会って、講義に出て、サークルいってみて、「やっぱ大学来てよかったなぁ」って思います。僕の場合は前述の制約の件もあり、多少コンプレックスがあったりもしますが、それでも来てよかったって思っています。
僕も進路のことを色々人に相談したりしましたが、相談はあくまで相談でしかなく、決断するのは自分自身です。人の意見を鵜呑みにして決めて「こんなはずじゃなかった…」と後悔しても、誰も責任を取ってはくれません。自分の決めたことであれば、例え後悔するにしても受け入れられるでしょう。他人の意見はあくまで参考です。自分の人生は、自分で選択していかなければいけないって俺は思います。
何かを相談をするとき人は、実はその答えを、自分自身の中に持っているものです。あと、たぶん焦っても答えは見つからないと思います。目標とかやりたい事が見つからない、あるいは定まらない時というのは、すごく辛いし、苦しいと思います。でもそんな中で、いろいろ進路で悩み、また解決しようと何か行動を起こし、また考え…。そんなことを繰り返しているうち、ボンヤリとでも、自分自身の道が見えてくるかもしれませんよ。(俺は自分の進路を真剣に考えることをずっと後回しにしていたので、自分の意思を見つけるのが遅くなってしまい、後悔していますが…。) pu-sanntaさんが今高校何年なのか分かりませんが、今までは漠然と弁護士になりたいと思っていたけれど、弁護士になりたいと思った理由、もしくは何かそう思うに至った体験・経験を思い出してみるのはどうでしょうか?。悩み、考えた結果、めぐりめぐって弁護士に戻ってくるかもしれないし、または具体的な職業名ではなくなるかもしれません。最終的にどうなるのかは俺には分かりませんが。
一度自分をしっかり見つめて、自分について悩みぬいて、そうしたらたぶん、自分の望む道が見つかるのではないでしょうか。自分を見つめ、そして、自分が本当に望むこと、やりたいこと、(理屈抜きに)好きなことを見つけて欲しいと思います。『俺はホントはこれが一番好きなんだ、やりたいんだ!!!』っていうようなこと。
大学は、自分が本当に好きなことをやる場所だと思います。もちろん学生なんだから勉強をあまりおろそかにしちゃいけませんが、ハメを外して遊ぶのだってたまにはいいでしょう。
自分自身を、自分自身の意思を、大事にして欲しいと思います。
なんだか文章が滅茶苦茶になってしまいましたが(汗)、こんなのでも参考になりましたら嬉しいです。
お礼
こんなにも長くアドバイスして下さり本当に嬉しいです。自分が本当にやりたいことをもう一度考え直してみることにします。まだ高2なので時間はありますからゆっくり考えてみますね。 本当にありがとうございました。