同じ2年生の親です。うちの場合は小学校受験をしなかった分、
早めに塾に行かせようという方針で、年長終わりから大手塾に行かせました。夫婦でも経歴が違い、私は小さい頃から進学塾・私立受験、夫は塾なし・大学まで公立です。
「みもふたもない回答・・・」と思われたらすみません。
塾に行かせる、行かせないに、正解はなくて、
結局は親の価値観と、経済的理由による場合が多いと思います。
学校は「子供は外でのびのびと遊ばせるのが大事!」という方針です。そうやって、皆でなかよく問題を起こさず遊んでくれれば、学校は安心なんです。また、よその親御さんたちは「子供は遊ぶのが仕事。2年生のうちに塾なんて行かなくたって、大丈夫よ!」とおっしゃるはずです。そして、ご自身の経験から「私が子供の頃はこんなに勉強していなかったわ。自分だって塾に行かなかったんだから大丈夫」とお思いになるかもしれません。一方、進学塾、通信のダイレクトメールは、「今がチャンス!今やればこれだけ違う!」といううたい文句でいっぱい。親御さんを不安にさせる材料ばかりで、こちらへ相談されたのではないかと思います。
ですから、塾に行かせるかどうかの判断ではなく、
一つの例として以下を書かせて下さい。
1.今、2年生でお子さんの精神年齢は、高い?低い?
2.2年生の段階で、お子さんは「勉強好き」になった?
「苦手意識が出た?」
この段階で、もし、「精神年齢低く」「勉強が嫌い、苦手」と言うようになったのであれば、たくさんの方法論がありますので(チャレンジにも親向けのアドバイスがたくさんあると思います)、それを利用してみる。3ヶ月やって「変化が見られない」「あるいは、自分には向いていない」と思ったら、別の方法に変えてみる、というのはいかがでしょうか?その際、「プロ(進学塾・補修塾・通信・家庭教師・学校教師)の力を借りてみる」も一手だと思います。
昔は、1週間の授業が6日間ありました。今は祝日も増え、学校行事もあり、教科書がとても簡単になってしまったため、私は、「学校の勉強をきちんとやっておけば大丈夫」という時代ではない、と危機感を持っています。確か、百ます計算で有名になった蔭山先生の著書でその細かいデータを読んだように記憶しております。
そして、2-3年後、「ゆとり教育は間違いだった」とまた、教科書を元に戻されたら(可能性はあります)。被害を受けるのは、現在の1-4年生でしょうか。例えば、今、2年生だと「量・かさ(リットル、デシリットル、ml)」は、確か3年生まで学校ではやらないと思います。しかし、3年生でつまずくと、子供が苦手意識を持ってしまうので、2年生のうちに牛乳パックなどで、量の単位を意識づけさせるのが、有料の塾のテクニックだと思います。ここで知っているか知らないかで、差は出ますが、もし、精神年齢高く、理解力のあるお子さんなら、塾で事前に習わずとも、その場で対応していけると思います。また、漢字の読みも、学校では少ない例しか習いませんが、塾では「6年生までに読める必要があるもの」として、塾に行くメリットはこういう小さなことだけではありませんが、もっとたくさんの例を習います(これが間違いやすい書き順・これが間違いやすい送り仮名など)。塾のメリットはこういう細かいことだけではなく、最近は少子化で子供の取り合いなので、昔とは違い、低学年のうちは決め細やかはフォローと「勉強が好きになる」ような工夫をたくさんしてくれています(親を納得させるため)。この件に関しては、私が子供の頃とは全く違う!と感心しtれいます。
塾の授業料は高いですよね。結局は、こういうメリットを受けられる(塾に行ける)のは、経済力のあるお子さんだけです。行けないご家庭は、受験をしない方針にどうしてもなってしまいます(毎日何時間も塾に行くお子さんにはかなわない、とあきらめてしまう)。「自分だって公立校出身。子供にもそうさせればよい」という考えもあります。うちの場合も主人はすべて公立校なので、「大丈夫」とも思います。ただ、子供が精神年齢の低い、理解力が低いタイプと判断したので、いくつか相性を見た結果「通わせるべき」という考えになりました。
現在、チャレンジをやっていらっしゃるとのこと。チャレンジをきちんとやれば、学校の現在の教科書には十分のだと思います。あの会社はたくさんのノウハウ・データを持っていますから、親御さんはそれを利用すべきだと思います。しかし、もしチャレンジを難しい、負担と考えるなら、方法を変えるのも一手ですが、公文のやり方は、コツコツできる、忍耐力があるお子さんに向いているように思います(違ったらすみません)。ペーパーをどんどん書き進めれば、どんなお子さんでもわかるようになっている素晴らしい方法だと思いますが、私は「これを100枚やるより、10枚で理解させて、その分、別のことをやりたい」と思ったので(実際、別のお稽古事をやっているので)、公文は選択しませんでした。また、周りのお子さんがすでに行ってるのであれば、「ボクはXXまで進んだ」など、競争になる可能性があるので、お子さんの性格を考えて行かれた方が良いと思います。教室によってもかなりカラーが違います。
大手塾も、皆、値段もカラーも違います。細かく言うと、どこの校舎かによっても違います。それぞれの塾に適した補習塾や家庭教師派遣もあります。
家庭での学習能力を上げる考えも、たくさんの違いがあります。
先にあげた、蔭山英男先生は、メディアでもかなり有名になり、本もたくさん出され、ドリル類もたくさんあるので、賛否両論あるとは思いますが、チャレンジの補足としては使えるのではないでしょうか?しかし、これは「読み書き計算能力を上げれば、他の教科すべての向上につながる」という考えが大前提なので、細かいテクニックの部分ではなく、基礎力をあげていくため、効果は早急には出ないかも知れません。
色々ご自分の目で見て(塾・公文・教材など)、試してみて、
お子さんにあった方法が見つかると良いですね。
お礼
ご丁寧にいろいろとありがとうございました。うちも精神年齢の低い、理解力の低い方のタイプです。やはり家庭でのサポートだけだは限界があるのでしょうか?家庭で親がカバーしきれない部分をプロの人たちに補ってもらうことも、時には必要ということでしょうか?そうなると当然その家庭ごとの経済力の有無も関わって来る訳ですよね。経済力のあるご家庭のお子さんがそういう機会に恵まれる一方、そうでないお子さんもいる訳で・・・。お金の問題は勿論大事ですが、それよりも今供にどういった方法が一番適しているか、必要なのか慎重に見極めて考えていきたいと思います。