- ベストアンサー
神経線維腫の除去手術による後遺症
10年前に見つかった、右頭頚部にできた良性の神経線維腫が大きくなってき、このままだと将来脳を圧迫するかもしれないと言われたので、その除去手術を秋口に受ける予定です。医者からは、「神経が集まっている部位で、細かくて難しい手術なので、万全を期すが、間違って神経を切断する可能性もあり、その場合、顔面麻痺や嚥下(飲み下し)障害などの後遺症が生じるかもしれない。」と言われています。これまで自覚症状はなく、生活上、まったく支障がないのでなんとなく釈然としない心境です。最新の医学、医術でも、後遺症が生じるのはやむをえないのでしょうか。56歳男性。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ご心配のことと存じます。 手術時に神経を損傷する可能性があると説明されたとのことですが、最近は手術前の説明で非常に詳細な説明を行う義務が担当医師に課せられ始めています。即ち、考え得る危険性はすべて説明しなさいと言うものです。近年の医療訴訟増加に対する措置としての行政の指導です。ですから、人の手で行う以上、周辺の正常組織を傷つける可能性はもちろんのこと、確率的に10万分の一以下の確率で起きる様な合併症についても説明する義務が生じ始めているのです。極端な話、指先の手術でも「場合によっては死ぬかも知れない」という説明をする必要があるのです。結果的に患者さんを不安にさせるだけの感もありますが、仕方なしに行っています。 ですから、今回の場合、私は脳神経の専門ではありませんので手術の具体的なことは分かりませんし、担当医師がどのような趣旨で説明したのかにもよりますので、具体的にどのくらい起こりうるものか尋ねられるとよいでしょう。まれな合併症であれば数値としてはな出せないと思いますので、そういった事例は実際にどのくらい起こっているのか、学会などで報告されているのか、担当先生の周囲で経験された先生はどのくらいおられるのか、などを聞くとよいでしょう。診たことも聞いたこともないが、あり得るので説明した、と言う程度のものならそういう風に説明してくださるのではないでしょうか。 もしこれらの内容を聞かれてもご不安なようでしたら、不安なまま手術に踏み切られるのはよくないと思いますので、セカンドオピニオンをとられるとよいでしょう。 お大事にしてください。
その他の回答 (1)
- yazira
- ベストアンサー率18% (7/37)
脳神経というのが12対あるのですがそのどれかの領域と察します。 しかし、神経線維種症に限らず神経の問題に関しては非常に繊細微妙です。 こういう場合には可能でしたらセカンドオピニオンをお勧めします。
お礼
早速の回答ありがとうございました。 参考にさせて頂きたいと思います。
お礼
ご丁寧な、また、親身な回答ありがとうございます。 実は、セカンドオピニオンを2箇所で聞きましたが、いづれも、現在までの経過を追認するものでした。ただ、私自身もあいまいなやり取りで済ましていた嫌いがあるので、今回の回答を参考にして、担当の先生にはっきり聞いてみたいと思います。また何かありましたらよろしくお願いします。ありがとうございました。