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フェラーリはオーバルコースなら早い?
以前 フェラーリはMRなので 早く走らそうと思った場合、相当な腕が必要との書き込みをみたのですが とりあえず、そこそこの腕があれば 300kmなんて見やすいのでしょうか? 素人ながら、MRは重心が後ろにあるため フロントタイヤに掛かる荷重が低く フロントに加重をかけてあげるような走り方をしないとスピーンし易くなるのではないかと思います。 これは高速走行時にもいえることで? ハンドルの修正を最小限にしながら、注意深く走らないとやはりスピーンしやすいのではと...
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300km/hというのが直線での話であれば、MRかどうかは関係ありませんし、コーナーの話であれば、どんな車でも無理です。(F1等の大きなウイングがある車以外は) 他の人も書いている重量配分の点はそうなのですが、本当に大切なのは慣性モーメントです。同じ50:50の重量配分であっても中心に集中して重量物が在る場合と、前後の端に2つに分散した重量物があり、当然の事ながら後者の方が慣性モーメントが大きくなり、前者は向きを変え易く、後者は向きを変えにくくなります。 両者の違いはコーナー入り口とスピン開始時に関係して来て、悪く書くならMRは不安定という事になりますが、上手な人であれば不安定さを逆に利用して向きを変えます。 フロント荷重の点で比較すると、FRは最初から前輪に大きな荷重がかかっているので、コーナリング開始時にすぐにハンドルを切っても曲がり始めてくれますが(その後に続く回頭は慣性モーメントの大きさが邪魔して遅いのですが)、MRはハンドルを切った直後には反応してくれず、ちょっと送れて一気に向きが変わります。 この特性を逆手にとって、コーナー前の減速後に軽くブレーキを残し、前輪に荷重をかけたままで(MRの弱点である前輪荷重の小ささをカバーし)、ハンドルを切って一気に向きを変えて、クリッピングポイントでは既にコーナリング後に向くべき方向に早めに車体を向けてある状態を作り、そこから加速しながら抜けて行くという走り方をするのがMRの常套コーナリングテクニックです。 高速直進中の針路変更ぐらいの事であれば、まったく気にする必要はありません。重量配分よりも空力の影響の方が圧倒的に大きく、問題にする程の影響を感じられるのはプロだけです。
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- potemkin
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MRは重心が真ん中にあるので、スピンしにくいです。そのためのMRですから。 普通の人が走らせるなら、バランスの良い分、限界付近まで非常に高レベルで速く走らせることができるでしょう。FRではリアが出てしまうようなコーナーリングでも、MRならバランスの良さで踏ん張るのです。 ただしその後が問題です。いざ限界を超えてしまったとき、その限界が非常に高いレベルにあるが故、普通の人では立て直しができません。 「相当な腕が必要」といわれるのは、その限界でのギリギリの走行が出来るかどうかのレベルの話だと思います。 一方ドリフト族御用達のFRですが、MRに比べて大変限界が低く、言い変えればフロントの重いエンジンを中心にリアが出やすく、すぐにスピンしかけますが、限界が低いためにそこそこの腕前なら軽くカウンターをあてて立て直すことができます。 一番難しいのがポルシェに代表されるRR。重いエンジンがリアにあるので、リアが出たら何をやってもスピン。素人ではまず立て直しは不可能だそうです。 ・・・もちろんフェラーリもポルシェも、乗ったことありません(^^;
- kiyocchi50
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勿論、跳ね馬に乗った事等ありませんが、最近のフェラーリであれば様々な電子デバイスの恩恵で誰にでもそれなりに走らせる事が出来る、と聞いた事があります。 それに、MRはミッドシップなのですからほかの配置(FF,FR,RR)などに比べ重量配分は50:50にしやすいので、特にフロントにかかる荷重が低いことは無いです。 360モデナが高速走行するとフロントが持ち上がり挙動が不安定になるという話しは聞いた事がありますが、スピンする程不安定にはならないでしょう。それでは市販車としては売れませんし。 MRの車は国産車では数車種しかありませんから、いきなりMR車に乗ったら戸惑うかもしれませんが。(あくまでも推測です)