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昔の雨具「蓑」は雨を防げましたか?
昔の雨具に「蓑」があります。 藁で作った粗末なもののようにしかみえず、 とても用を足しそうもない印象があります。 雨がすぐにしみこんでしまいそうです。 また動きにくそうにみえます。 一方芭蕉は、 初しぐれ猿も小蓑をほしげ也 と歌っていることから、雨具として優秀だったのかもしれません。 よろしくお願いします。
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稲藁に撥水性がある為しみ込む前に繊維に沿って 雨水が流れるようになっているようです。 動きにくさに関して言えば現在の雨具も 何かしらの形で動きが制限されてしまいますから しかたが無い程度で済むレベルだったのではないでしょうか。
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いや、蓑の方がよっぽど優れていると思います。今の雨カッパなんて作業しているとすぐに結露して中がびしょびしょになります。使い物になりません。 だから、茅葺屋根の家とかなんて最高だと思いますよ。 できれば蓑も復活して欲しいと思っています。
- damushi
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#1の者です。 >腰蓑はなんのための道具でしょうか? 主に前からの水しぶきを避ける為に 田植え等の農作業や漁などで身に付けられていましたが (農作業や漁も含めて)装束の一つとして 身に付けられている事も多かったようです。
お礼
ありがとうございます。 水の中での作業用衣類なのですね。 足が無防備なので不思議でした。
- char2nd
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蓑は、それ自体が浸透を防ぐのではなく、藁に沿って水が速やかに地面の方に落とすことで中まで浸透しないようにしているのです。 同様の効果を狙ったものに、西部劇などで見かけるウェスタンファッションの「フリンジ」があります。これもたくさんの細い革紐を垂らすことで、水分を下に落とす様にしています(下記サイトの「ヒモがジャラジャラぶら下がっているのは何?」を参照)。 http://www.realwestern.jp/gear/known.html
お礼
ありがとうございます。 大変よくわかりました。 追加で質問です。 腰蓑はなんのための道具でしょうか? 下半身濡れないためでしょうか。 鵜匠が腰蓑をつけているのを見たことがあります。