眠れないのはとても辛いと思います。
ですが、睡眠薬には気をつけた方が良いそうですよ。
下記は私の知っている限りの情報です。
実践出来る事です。
(1) 就寝前はアルコール、コーヒー、紅茶などの
興奮性のものを避ける。
臨床研究によれば、アルコールを飲むと
跳ね返りがあって、後で目が覚めてしまう
場合があります。
(2) たばこをやめる。
タバコは血圧や心拍数を上げ、脳波の動きを
高めるので、タバコを吸う人は寝つきが悪い、
または、夜中に目が覚めやすくなります。
(3) 寝る間際に、頭をかなり使う事や激しい運動をしない。
運動をするとぐっすり休めるが、寝る直前は逆効果になる。
寝る間際に頭を使う難問や難題に取り組むと、
必要なリラックスした気分になりにくいです。
(4) 部屋を静かで暗い状態にし、できれば涼しめにする。
どれほど眠気を感じるかは明るさが影響されます。
周囲が明るいと目が覚め、暗いと眠くなるのです。
また、体温が高い昼前から晩方にかけては
頭は一番さえていますが、体温が下がるにつれて、
次第に眠くなります。(睡眠のパターンには多少個人差はあります)
騒音が気になるならば、耳栓をしたり、
扇風機が出すようなホワイトノイズ(低周波で一定した単調な
持続音と定義される)が特に助になる場合もあります。
注意: 睡眠剤の服用には注意深さが必要です。
睡眠用に処方される薬の中には習慣性があって、
長期使用で効き目が薄れ、副作用の生じるものも
少なからずあります。
時に使うのは有用ですが、短期使用にとどめるのが
よいと言われています。
(5) ストレスが不眠の原因となる場合
就寝前はなるべく静かに楽しく過す事が
健康な睡眠のカギの一つとして考えられています。
一日の心配事はわきに置いて、読書など楽しいことを
するのが役立つかもしれません。
(15分~30分)の仮眠は長い睡眠のサイクルを狂わせずに
午後の眠たい時間をすっきりさせる効果はありますが、
就寝前4時間以内に仮眠を取ると、夜の健康的な眠りが
妨げられる事があります。
重度の睡眠障害を見分ける
睡眠時無呼吸(いびきは睡眠時無呼吸の症状かもしれません)
実質的には幾晩も夜通し起きているのと同じ状態になります。
ナルコレプシー
いつも眠気を感じ、突然眠り込んでしまう。
脱力発作(興奮すると力が抜けてしまう症状)
入眠時の睡眠麻痺や幻覚を見る症状がある。
周期性四肢運動障害
寝ている間に脚や腕が急に動いたりけいれんを起こしたりする。
レストレスレッグ症候群
運動不足や血行不良、カフェインの取り過ぎ、アルコールにより
脚の筋肉やひざの奥深くの感覚のせいで脚を動かしたくて
たまらなくなり、眠れない。
ブラキシズム
寝ている間に歯ぎしりしたり歯をくいしばったり
するのが特徴の睡眠障害です。
あごに極度の不快感が生じ、重度の睡眠障害になります。
治療法は、問題の程度によって、口腔外科手術から夜間の
マウスピース装着まで様々です。