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R指定の明確な線引き
過去の質問と重なる部分があると思いますが、教えてください。 映倫のR指定って、「PG-12」、「R-15」、「R-18」の3種類があるみたいですが、それぞれに明確な違いはあるのでしょうか? セクシーさや残虐さ等で決まるという話ですが、その基準って、映倫が社会常識的な視点で判断しているのでしょうか?社会常識って、時代とともに変化すると思います。昔だと、成人指定だった映画が今は制限なしになるような、その逆もあると思います。 専門家の方と一般の方から、広くアドバイスや意見を聞きたいです。 場違いな質問かもしれませんが、よろしくお願いします。
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映倫の審査基準はかなりいい加減だと思います。 邦画の場合はいちおうシナリオを渡して、担当者が0号試写もしくは初号試写には来ますけど、一人だけだし一回しか見ないし・・・ ある映画では内容的には子供が見てもよさそうなものでしたが、台詞に「人を殺すということがなくなったら、世の中面白くない」というようなものがあったのでR15にされてしまったかと思います。 これくらいだと審査をする人によっては見過ごしたりでまちまちなのでは? 洋画に関しては見逃しが多いのか(それとも試写中に寝ているのか??)、性器がはっきりと写ってしまっているものも近年よく見かけます。 年間700本以上の映画が公開されているわけですが、なかには映倫の審査を受けずに公開する作品もあるわけで、審査料金も高いし、くだらないことに文句を言ってくるしで、なくなったほうがいい組織だと思っている方も多いと思いますヨ。 いちばん困るのは洋画で、日本政府にとってマイナス要因と思われる場面があると、監督にも知らせず勝手にカットしてしまうこと。 「ラストエンペラー」をはじめ無断でカットしたことで製作側から抗議を受けた映画はわりと多いんです。 下記、映倫のHPです。ちなみに一般人の審査というのは聞いたことがありません。映倫の審査員が見る公開前の試写(0号から完成披露まで)は関係者以外は入れませんし。 http://www.eirin.jp/index.html
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- isoiso0423
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No3です。 仕事はまあご想像にお任せということで…… 0号試写というのは、映画の編集やダビング(音入れです)が終わると、現像所で上映の用のプリントを作るわけですが、その”第一号プリント”を使っての試写といったものです。 なぜ0号というのかは、作った側の人間、監督やカメラマンもまだ見ていないわけで、場合によっては現像のし直しをすることもあり、”完成版のプリントとはまだ言えない状態”にあるからなんです。 映画はネガフィルムを使って撮影するのですが、これだと現像所のプリントの状態によって色調にばらつきが出てることがあります。 普通のカメラで撮影した写真の焼き増しを頼むと、元のモノと色が違うという経験をしたことはありませんか? それと同じようなものなんですけど。 で、0号のプリントを元に問題のあった箇所を改めて現像し直したものを上映するのが初号試写になります。 映倫の方を呼ぶときは初号試写が多いと思うのですが、内容が変わるわけではないので0号を見てもらうこともあります。これはまあ向こうの都合なんですけど、場合によってはスケジュールが合わないと映倫向けの試写なんてばかげたことも起きます。 試写だって只ではないので。 あまり知られてませんけど、実は予告編まで審査を受けて、審査料○万円を徴収されます。 予告編のタイトルで右下にT-6508825とか数字が入ってますよね。あれが審査を受けたという印です。ちなみにTは予告の意味=TrailerのTです。 映倫の審査を受けない映画もあり、こういった作品は一般の映画館(興行組合に属している)ではなく自主上映館とか、特別に作られた映画館とかで上映されています。 内容の一部が映倫の基準にそぐわないからと、映倫が思うようにカットされたら作り手としてはたまりませんよね。
- yamabe40
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それぞれの明確な基準は良くわかりませんが(結構映倫の主観による曖昧さは多分にあると思います) 内容の基準は概ね以下の通りと解釈しています。 「PG12」=差別的表現、宗教思想的な表現の強いもの。反社会的表現が含まれるもの。 「R15」=主に残虐描写・暴力描写が激しいもの。 「R18」=主に性的描写が激しく、直接的に性行為を描くまたはそれを連想させるもの。観客の性衝動を喚起させることを目的に製作されたもの。 という分類になるかと思います。 残虐・性的描写については、その度合いによってR15やPG12になることもあるようです。 また、以前は現在のR18に相当する「成人映画」という区分けしかなく、性描写さえなければどんなに残酷な映画もすべて年齢無制限でした。 そういう意味では、残虐・暴力描写の制限については以前よりはるかに厳しくなっていますが、逆に性的描写は映画のみならず雑誌・TVでも氾濫し、かなり甘くなっているのが現状でしょう。昔の成人映画では、裸のベッドシーンだけでも成人指定になりました。 今ではTVドラマでも平然と放映できるような内容です。 それよりも私は、年齢制限にも反対派なのですが、それ以前に、R18・R15などの制限付の作品でありながらTVでも放送するし、DVDを買うか借りれば家庭で自由に見られる。そういう矛盾が納得できません。
お礼
回答、ありがとうございます。基準も時代ともに変化しているんですね。残酷・暴力描写の制限がついたのは近年増加してきた少年犯罪と関係があるのでしょうか? レンタルDVDにも映画の鑑賞と同様に年齢制限を求めるのは同感です。R18やR15になって(なっている)Vシネマとかもありそうですもの。レンタルビデオ店には今後はそういうコーナーを増やすことを求めるべきかもしれませんね
現在は、消費者の中からランダムで3名の判定員を選出し、その人達にお願いして見てもらうことになっているそうです。(あなたの家にも明日、お願いの葉書がくるかもしれません)
お礼
回答、ありがとうございます。判定員に選ばれたら、運がいいかもしれませんね。
お礼
回答、ありがとうございました。 0号試写や初号試写っていうのが、よくわかりませんでしたが、映倫の審査について、わかったように思います。 聞いてもいいですか?専門家って、映画関係者ですか? また、わからないことがあったら、回答をお願いします。