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依存症の方との接し方について
まだ相手(夫)が依存症だと分かった訳ではないのですが、明らかに依存症だと思います。 パチンコで借金、通帳を2度目も引き落とされました。 私はまだ依存症について無知なので、経験者または一般の方の意見が聞けたら幸いです。(ちなみに旦那は心療内科へ予約をし通うと自覚がでました。来月診断が出ると思います。) ●旦那の借金は肩代わりすると良くないと聞いたので、 お小遣いは変わらずにした方がいいのでしょうか? ●思考回路が遅いので、私が先回りする癖がありイラっとしても相手が気づくまでそのままにした方がいいと思います。ですが、彼の交友関係で出産祝い等を早くして欲しいのに1ヶ月も経つしまつで軽く言ったのに、まだやってなくって腹が立ちます。←私の性格も悪いんだと思うんですが…。←こういった考えになると共依存?になるでしょうか(苦笑) こういう場合、私がやってあげると彼に悪い影響になるし、でも周りに迷惑掛けるし・・・。どうしたら一番いいでしょうか? ●依存者グループとの交友について。 良くないとか悪いとか、聞いてどっちなんだろうと思うのですがどっちみち私は無知なので、失敗した話等を聞いて気をつけてやっていきたいので、交友したいんですが、危険でしょうか?それとも、専門知識のある先生等に聞いた方が早いでしょうか? いっぱい質問しましたが、一つでも回答して下さると嬉しいです♪
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体験談を話します。ギャンブル依存症者と付き合い、“依存症である”とわかり、再生の道を歩んでいます。 自分も依存症者のお金は預かっています。ワンデーポート(依存症者回復施設)では最初だけお金を預かるらしいので、いつまでもお金を自分が持っていることは、支配・操作・コントロールなんだろうか、と悩んでいました。これに関しては専門家により意見もまちまちでした。ある専門家に質問したところ、「必要最低限の生活費分を家族・友人が確保し預かるのは当然ですよ。生きていくためのお金までギャンブラーに渡してはダメです。使われても大丈夫な分だけ渡してください。お金とギャンブルに関してはギャンブラー達はコントロールを失っています。」と言われ、お小遣いだけ渡すようにしました。 また、こうも言われました。「毎月いくら渡すか額を決めて、それ以上は何を言われても渡さないようにしてください。彼らは症状としていろんな口実をつけてお金を引き出そうとします。病気が言わせるのです。歯科の治療代もガソリン代もお昼代もすべて渡したお小遣いでやりくりしてもらいましょう。ある分でやりくりするのもリハビリです。会社の車を事故っただとか、駐車禁止をとられた等を挙げてお金を要求する方も多いですが、その場合必ず領収書を見せてもらい、額が合う分だけ渡します。領収書のないものは絶対渡さないでください。これを最初に彼らに申し渡しておきます。そのあとに領収書がもらえなかったから今回だけちょうだい、と言ってきても、一度たりとも渡さないように。そうした態度を貫いていると、領収書をもらってくるようになりますし、嘘ついても無駄だと思うようになりますから。お金を払わないで本当に困るのは本人だけのはずです。家族・友人は彼らの責任を負う必要はありません。彼らは成人した大人の男性・女性なのです。」とも言われ、実行していて、今のところうまくいっているそうです。肩代わりは論外だそうです。 交友関係の出産祝いに関しては、この質問をさせてください。 「それは誰の問題ですか?」 あなたの問題なら、あなたが個人で動く必要があるでしょう。ですが、彼の問題であるならば…その問題は彼自身のものです。それを奪う権利は誰にもありません。彼に返しましょう。 上の問いはいつ・どんなときにも応用できます。自分が過剰に人の心配をしていそうなときや、しんどくなってきたり、嫌な気分のとき、おまじないのようにこの言葉を頭に浮かべ、答えを捜してみるようにします。すると、自分自身の問題ではないことが多く、手を放せるようになって、楽になります。生き方が変わっていくということですよね。 依存症グループの交友については、あなたの姿勢にかかってくるような気がします。そもそも自助グループだとかは、「自分に必要な話は胸に持ち帰り、そうでない話は会場においてきて、他言しない」が基本であり、最低限のルールなので、変な意見や偏った話は聞くだけ聞いて、置いてくればいいと自分は思っています。そういって話が何の参考にもならないかと言うとそんなことはなく、反面教師としていい勉強になりますし、「昔は自分もその変な考え方になりかけてたな。再びあっちの変な世界によろめかないようにしよう」などと思えたりします。そうして自分の回復が自覚できたりします。ただ、そのときに「自分はあの人たちと違って回復してるんだ。あの人たちより優れている。あの人たちは愚かだ。」などと慢心したり、評価したり、見下したりは、絶対しないようにします。そういう風にみた時点で、その変な意見を言う人と自分は同じです。謙虚さを忘れず、内省し、自分と向き合い続けることで成長し、回復します。 12ステップを踏んだ回復者がいるグループならそんな心配もないのですが、そういったグループは少ないかもしれません。ですが、勉強はできると思います。 最初のうちは傷の舐めあいも必要だと思います。ただ、3回、4回と出席していっても傷の舐めあいしかしないのは、違うとは思います。そこに成長はありません。傷の舐めあいしかできない人は、被害者の立場から降りたくない人だと思います。被害者でいれば、人を責めてればいいので、楽です。自分の問題は見つめず、人のことだけを見つめますから。しかし、それでは今までの生きにくい自分のままです。結局自分が楽になれず、救われず、回復・成長しません。 それくらい、人間が変わるのは難しいのでしょう。家族・友人も自分の問題を否認しています。なのにギャンブラーにだけ変わるよう要求し、問題を否認するなと詰め寄ります。 上記の意見が参考になれば、幸いです。ちなみに自分が回復に使ったものは、 本・自助グループ・カウンセリング・医院(少し)です。自分一人では無理なところは、依存症者と同じです。最初は「依存症者がギャンブルさえやめてくれたら、自分は幸せになれる。人生うまく行く。問題は依存症者だけであって自分は被害者。自分に問題なんかない。この人さえそばにいなければ、人生は違っていたのに。ああ、○○年前からやり直したい」なんて思っていましたが、今は自分の問題と向き合い、生き方が変わってきました。楽です。 過剰責任をとらないよう、ゆっくりやりましょうね!
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自分自身、重度神経症の完治経験と、心理療法士としての経験と、そして家族に重症の依存症を持った経験があります。(家族の依存症も完治してます) >旦那の借金は肩代わりすると良くないと聞いたので、 お小遣いは変わらずにした方がいいのでしょうか? 借金の肩代わりをしていると、永遠に治りません。 また、お小遣いもパチンコに行けない程度の生活費をあげるだけにしてください。 情けをかけてはいけません。 治らないで苦しむのは本人なのです。 関係ない話ですが、我が家は夫が金銭にルーズなので(別に依存症じゃないけど)カードも通帳もすべて取り上げてます。そのお陰で非常に健全な家計運営ができてます。 病気じゃなくてもこれくらい、やるのです。 病気を治すためなのだから、お金を取り上げるくらい朝飯前、と思いましょう。 >思考回路が遅いので、・・・ ←こういった考えになると共依存?になるでしょうか >私がやってあげると彼に悪い影響になるし、でも周りに迷惑掛けるし・・・。 依存症でも健康でも、夫婦の関係は夫婦にしかわかりません。 このように、質問者さまが「どうしたらよいか」とここでお聞きになること自体が、依存である事に気づいてください。 ご主人のことを思考回路が遅いと感じているのは質問者さまであって、それが決定的な真実であるかどうかは、誰にもわかりません。 質問者さまが「周りに迷惑になる」と思って自分がやってあげるのは質問者さまの自由です。 が、周りに迷惑になるという判断が正しいかどうかは、誰にもわかりません。 ちょっとわかりにくい書き方をしてしまいましたが、何が言いたいかというと、依存症というのは、自分を失って他のものに依存してしまう病気なんですね。 だから、できるだけ自分を取り戻していく方向に向けたほうがいいのは、言うまでもないことです。 つまり、「周りに迷惑になる」という質問者さまの考えを押し付けることは、ご主人の自分自身を取り戻すことの妨げにはなると思いますよ。 ただ、質問者さまがどう行動するかは質問者さまが誰にも依存せず、自分で決めることなのです。 ご主人も質問者さまも、それぞれが自立した人間として生きていくことで、依存心というのは弱くなります。 >依存者グループとの交友について。 これは個人的意見として読み流して欲しいのですが、 私は全面的に反対します。 危険です。 私の家族もいくつかの自助グループに参加していましたが、とてもひどいものでした。 医師の管理の下に行われているものですが、内容としては同じ病気の人が集まって傷をなめあい、被害者意識を強めているだけにすぎません。 それで何の進歩もないだけならばまだよいのですが、被害者意識が極まって恨みから親と断絶したり、再起不能になるほど症状が悪化してしまうような人はものすごく多いのです。 私の家族も、最初は自助グループに楽しく通っていましたが、しばらくすると「自分の病気はすべて家族の責任」という考え方を吹き込まれ、家族を恨み、それはたいへんな病状になってしまったのです。 病気の人が集まり、医師は事実上何の助言もしない(しようがない)のですから、まったく何の救われる道も開けないのです。 私はすぐに家族をそこから引き離すことで、正気を取り戻させ、それからは無事に完治に向かいました。 精神疾患については、同じ病気の人同士で長く交友が続く例というのはほとんど見ません。 それはお互いに治す為に役立つ関係ではないことを意味していると思います。 完治すれば完治した人同士では交友があったりしますが、 病気の人同士では最初は同情から仲良くなりますが、決して長続きはしません。 あくまでも個人的意見ですので、参考程度になさって、検討してみてください。
- respect_06
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拝見しました。 私は、精神保健福祉士取得の為、勉強中のものです。 (未取得の為、専門家ではなく一般として回答します) >旦那の借金は肩代わりすると良くないと聞いたので よくないです。それをすると共依存(定義は統一されていない)になりかねませんので、やめた方がよいと思います。 かといって、全く渡さないのも、どこかで新たに借金をつくってしまう可能性があり、それは新たな問題を生む可能性があると考えます。 これは、旦那様とよく話しをされて、一日に必要な金額だけを毎日渡す様にされるのは、どうでしょうか。 >思考回路が遅いので、私・・・・ というのは、共依存にはなりにくいと思いますが、う~ん分かりません。 共依存の定義としては、 「強迫的ケアの対象があってこその自己維持である為、相手の回復を目指して世話をしているつもりが、結果的には問題の維持、錯綜化に寄与してしまう、という逆説的な対人パターンが観察され、その逆説的な人間関係パターンをいう」 >依存者グループとの交友について 以下、一般的な医学的な知見です。 ギャンブル依存症は、衝動のコントロールが困難になり、外部からの介入がないと行動は中止しにくい状態に陥っている、ことになります。 医学的な診断はありますが、服薬等の処置では改善されず、他の嗜癖同様、カウンセリングや同じ問題を持つ仲間とのグループ体験からの回復が始まる。 とあります。 また、「同じ問題を持つ仲間とのグループ体験」は、精神療法の一種の集団精神療法になり、均一な集団の場合は、集団への所属感や自分と同じ体験や気持ちを共有できる他のメンバーとの間の治療的共感、示唆、介入、支持などの交流が重要になります。アルコール依存症の断酒会などがこれにあたります。 心療内科の医師と相談される事を前提に、私の個人的な意見としては ギャンブル依存症の場合は、薬物療法がなくカウンセリングが主の治療方法になりますので、集団療法も平行される方が望ましいと思います。 先に述べました様に、旦那様には共感できる人との間で、同じ立場での見方からの反省などを聞くことが治療の早道と思います。 また、それにより、ご質問者様の共依存への危険も減ると考えます。 ご質問者様への回答の確認は、心療内科の医師に聞かれて下さいね。 ギャンブル依存症の集団療法をしている集まりは、医師から紹介されたところに行かれたら良いと思います。 保健所などでも情報は収集できるかとも思います。 これから、まだまだ心労が絶えないと思いますが、どうぞ体調を崩されない様にして下さいね。