プリンタの修理屋です。
皆さんと立場が違うので、違った回答にはなると思いますが、メーカーの発表しているランニングコストには、起動時のクリーニングや、決まった間隔(記憶では通電したままで72時間だったと思いますが)で行われるクリーニングに関しては入っていません。
これは理由があります。
電源投入時のクリーニングは大きく分けて2種類。
前回使用してから時間が経つと長めのクリーニング、1日以内程度であれば短いクリーニングを行います。
今では少ないと思いますが、連動コンセントを使っていると、使うたびにロングクリーニングがかかります。
また、普通紙に印刷する場合はそのまま印刷しても、フォト光沢紙などを指定すると、印刷前に念入りにクリーニングする設定になっていたはずです。
したがって、クリーニング量に関してはパターンが決められないのです。
ただ、印字速度、コストの計算で使用しているテストパターンが違うという事は私も不満に思っております。
表示をしている以上、詐欺というわけにも行かないでしょうし、そんな物を買わなければ良いのですけど、他に使えるものもないというのも現状です。
昔から言われていますが、自動車は人を轢くということに対しての根本的な安全対策は何もされていません。工場の機械でそんな事はゆるされませんが、自動車は規制すらされません。
極端な例ですが、所詮人間が作るものですので欠点だらけで、その中で一番マシなものを選択しているに過ぎないという割り切りも必要かとは思います。
なお、レーザーのほうが安いという意見もありましたが、レーザーのコスト表示もトナー分です。
クリーニングのような余計なものはかかりませんが、機械の消耗に伴う定期メンテナンス費用は無視できません。(カラーの場合)
機種による差はありますが、5万~10万ページごとに3~5万円程度の出費を覚悟した方が良いでしょう。
また、トナーとは別に感光体カートリッジを交換する必要がある機種もあり、結構な出費になります。
レーザープリンタの場合、カラーでもモノクロでも1枚当たりのコストは安くなるのですが、購入するときは数千ページ分~数万ページ分の消耗品を購入することになり、個人で購入するには痛い金額です。
補足
5~6年前から自分のインクジェットプリンタ購入して使ってきた経験者として私、L判写真印刷が1枚いくらで出来るか知りたい訳で、デジカメで撮って・・。 メーカーの宣伝パンフレットには電源を入れるごとに「準備運動」でノズルのクリーニングを実施する分は計算にいれられずに計算されたのがコストとして記されてるんですか、それでは全く非現実的何の意味も無い、一般使用者にとってその事が1番計算に入れられなければいけない事なのに、その事を計算に入れるとと驚くほどインクコストが高くなって呆れて(恐ろしくて?馬鹿馬鹿しくて?)だれも買わなくなってしまうだろうとメーカーは思うからですかね。これでは公序良俗に著しく反します、アイフルの宣伝と同じですわ。