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椎間板ヘルニアの確定診断について
- 椎間板ヘルニアの確定診断には、レントゲンではなくMRIが一般的に使用されます。
- 椎間板ヘルニアは、椎間板にある程度のやわらかさが必要なため、年齢に関係なく発生することがあります。
- ヘルニアの診断は、医師の診察とMRI検査の結果をもとに行われます。
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まず医療行為として、診断の能力を有しかつ社会的にその能力が保証されているのは『医師のみ』だということを理解してください。整体の先生…は医療を行っているわけではありません。医療ではなく『施術しているだけです』また触っただけでの判断は『あてずっぽう』以外の何物でもありません。腰痛の人がやってきて年齢が30~40代であり…さらに発症の背景を聞けば、あてずっぽうでも6割くらいの正診(診断というのも気が引ける・・)率くらいにはなるんです。たとえ当っていたとしても、それでも医学的な手順を踏まないものは『あてずっぽう』です。何の根拠もありません。 そこまで理解をしていただいた上で、書き込みます。 キーワードを踏まえた解説は参考URLにあります。目を通してくださいね。 椎間板ヘルニアに対する一般的な画像検査は単純XPとMRIです。症状に応じて脊髄造影、椎間板造影が行われる場合もあります。MRIが普及したのはここ十数年のことですから、以前は単純XPが主流でした。その際の特徴的な所見は『椎間板の変性(厚みの変化や軟骨の化骨化…こうなるとレントゲンに映ります)・椎体のズレ』です。さらに身体的な所見(古典的にはラセーグ徴候など)と総合しての判断となっています。現在ではMRIという非常に強い武器があり、本来XPでは確認できなかった椎間板(軟骨)の内容にまで迫って判断することが可能です。しかし、医師の確定診断とは方法ではなく『医師が科学的な根拠に基づいて必要かつ十分と判断できた時点』で確定診断となるのです。別にその科学的な根拠とはMRIでなくともいいのです。ただ一般にはMRIの信憑性と説明力が突出しているためにMRIの時点で確定診断になるだけのことです。 繰り返しますが整形外科医以外の診断は診断にはなりません。医学的に診断する能力がありかつ社会的にその能力が保証されているのは整形外科医のみです。 いち医師としてのコメントです。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。飛び出たヘルニアは、引っ込まないと言われた人が(これは病院で言われたそうですが),手術しなくても指圧などで治ったとか聞くと、素人目には、「本当にヘルニアだったの?」と思いたくなります。飛び出たものは引っ込まないと言われたら、普通の生活は。送れないと思ってしまいます。それなら医師や指圧の先生(指圧の先生は余計でした)は確定診断を何を根拠にしているかなァと思ってgooに質問してみました。今回ヘルニアって本当は何だろう、という素朴な質問から入って、それが(飛び出す)と言う意味まで理解できました。それならなんで、出たものは引っ込まないのに手術なしで、痛みが取れたのかなァと思ったのです。さっき参考URLをざっと読んでみました。詳しいです。詳しすぎます。がんばって読みこなしてみます。 コンピューターを使い始めて間もないのですが、今家に着いて、コンピューターを開けると医師の方からの回答が入っていたので焦ってしまいました。そんなことならもっとしっかりとした質問にすればよかったと反省しております。とても勉強になりました。そしてもっと勉強してみます。ありがとうございます