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がんと黄疸
父(69歳)ががん再発を宣告され、余命はあとわずかだそうです。 現在黄疸が出ています。 ドレナージ(お腹に穴を開けチューブを通す)という手術があるそうですが、この手術を受ければ3ヶ月、受けなければ1ヶ月もたないだろうと言われる先生もいれば、受けても受けなくても3ヶ月と言われる先生もいらっしゃいます。 黄疸が強くなると意識障害が出ると聞きましが、意識障害とはどういう症状なのでしょうか? また黄疸による症状について詳しく教えてください。 また腹水が溜まるとかなり危ない状態だとも聞きました。 本当にそうなのでしょうか? 父は腹水も溜まり始めているそうです。 穏やかな毎日を送らせてあげる為にはどうしたらいいか、試行錯誤しています。 どうぞよろしくお願いします。
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余命幾ばくもないご家族に対する不安を抱える毎日で、たいへんだと思います。 さて、私は、もとがん専門病院にいました、看護婦です。消化器疾患患者さまを多く見届けさせていただきました。 家族の方に持つ不安は、患者様がどのように変化、経過するのかがわからない事だと思います。 まず、黄疸による意識障害の症状は、人それぞれですが、 ・意識混濁といって、全く意味がわからない事を言います。(会話が成立しない) そして、暴れ出したり、家族など個人の認識が出来ない、暴言をはくなどします。 ・昏睡は、眠りつづけてしまう事です。 このような状態であるなら、痛みは、本人は感じていません。家族として、寂しいのは、会話が出来ない事です。 黄疸は、血中にビリルビン(便の色をつける素のようなもの)が増えます。 それにより、体が痒くなったり、尿が、濃くなったり、便が白くなったりします。 それに対しては、ハッカ油(もしくは、重曹)を入れた湯で、体をふいてあげ、レスタミン等で、かゆみ止めを塗ってあげます。 引っかき傷を作る事(無意識に掻くから)があるので、つめは切っておきます。 腹水が貯留=危ない状態ともいいきれませんが、(量にもよるから)からだの栄養状態が悪いので、急変の可能性は、高い状態になる事もあります。 穏やかな生活を送るためには、やはり、家族の方の看護が一番と思います。看護しているほうがつらいと思われるかもしれませんが、 一番つらいのは、病気と戦っているご本人だとおもって、看護にあたってください。 どうぞ、後悔のない看護をして、充実した生活を送ってください。
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- tyoffice
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日々草・シマカンギクに付いて、述べておきます。 日々草は、夏のものですので、暖かいところ(九州・四国には未だあると思います)にはあります、出来れば、「日々草」が手に入れば、一番良いのですが、無ければ、シマカンギクに付いては、述べているように、「壮快薬局」か、「早稲田自然食品センター」で販売されていますので、そちらでお求め下さい。 日々草を、お送りする事が出来ません(氏名・所在は記名禁止)。
お礼
お礼が遅くなってすみませんでした。 日々草はなかなか無いものですね。あっても今は枯れているようです。 シマカンギクについて先方に問い合わせてみます。 どうもありがとうございました。
- tyoffice
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癌の再発の依る黄疸、意識障害が出ていますか。 私の、家内も同じ症状で、3ヶ月と言われたものを、6ヶ月延命致しました、私の場合は、交通事故の後遺症でしたが、症状は同じのようです、黄疸が出てから、腹部を切開して、くだを通して黄疸は、止めましたが、意識は戻りませんでした、腹水はなかったものの、意識は戻らず、植物状態でしたが、点滴で約1ヶ月は持ちましたが、身内にとつては辛い時間です。 出来れば、薬草での、治療を進めます、これは私の体験から言うものです。 痛みがあれば、「日々草」で取れます、予防には「シマカンギク」です。
お礼
辛い体験をお話いただいてありがとうございます。 まだ意識障害は出ていないようですが、全身は黄色く、食欲不振が甚だしいです。 今後痛みも出ると思います。日々草、シマカンギクを探しているのですが、入手は思ったより困難なようです。。。 延命する事が本人にとって本当に幸せなのか、とても難しい問題だと思います。今はただ、父が幸せでいられるように、最大限の努力をしたいと思っています。
黄疸が強くなることとともに強く現れる意識障害とは 『肝性脳症』とか『肝性昏睡』と呼ばれる意識障害です。 原因は肝不全に起因しアンモニアやビリルビン代謝不全によるものです。 ○肝性脳症・肝性昏睡 http://www.medi-navi.com/disease/c/c09.htm ○羽ばたき振戦 http://www.os.rim.or.jp/~mia/stan/3-6/all/8.htm 腹水がたまる状況というのは、腹膜播種の状況でしょう。いわゆる末期がんの症候の特徴でもあります。全身の水分出納のコントロールが取れなくなってきている証拠でもありますから予備力から考えて『危ない』という表現も間違いではないと思います。また腹水が生じることによって全身の消耗は加速します。 医師が余命を宣告するのは、決して辛くあたりたいからではありません。西洋医学の段階として癌に打ち勝つことは出来ないと判断したということと、そしてホスピス(終末ケアなどとも言う)の段階に入ったことを伝えるものです。これからの時間は患者さんにとってやり残した事を整理する期間でもあり、家族のかたにとっては患者さんとの残された時間を有意義に過ごしてくださいという言葉でもあります。セラピーとしては苦痛を除くことを主眼としたものになるでしょう。ドレナージに関しては苦痛の除去を考えた場合一概に判断できないから提示があったものだと思います。 >穏やかな毎日を送らせてあげる為にはどうしたらいいか・・・ 家族みなさんで患者さんを支えていかれるように…一般的ではありますが外野から自信を持って言える言葉は限られていると思います。主治医と現状についての情報をお話になられて最善とおもわれる判断をなさってください。 いち臨床医としてのアドバイスです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 黄疸による症状もよく分かりました。 明後日、主治医の先生にお会いする予定です。すべて母からの又聞きだったので、直接会ってお話を伺い、色々相談しながら今後の事を決めようと思います。 帰宅して父のいる部屋をのぞくと(現在自宅に帰って来ています)、母と並んで横になって色々話をしていました。父が望むのはそういう時間だと思います。最期までこのような時間を過ごす事ができるようにしてあげたいと思っています。
- camearian
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15年前に癌をわずらい、現在も時々治療を受けている30代の者です。長期入院を4回していますので、大勢の癌患者を見てきました。 あくまで私が見てきた患者さんについてですが、腹水が溜まり始めると確かにあまり良い結果にならなかったことが多かったと思います。 ただし、病状の経過にはかなり個人差があります。 私も癌患者になりたてのころは医師の言葉に一喜一憂しました。が、医師の言う「あと○○ヶ月」というのはあくまで統計上の話です。例えば「5年生存率 5%」と言われても、それは「今までにそういう状態にあった患者の5%が、5年後も生存していた」というだけの話で、一人の患者にとっては生存率5%も95%もあまり関係ないです。本人にとっては「95%の生存」なんてありませんから。○か×かだけです。「生存率5%」と言われても、結果が○の人は○なんですよ。事実、私はそういう人も見ています。 私も病気が年末に再々々々々々々々々発したため、来週から入院する予定です。これだけ再発を繰り返しているといろんなことを考えますよ。tirolianさんのお父さまも、おそらくいろいろな思いが胸の内におありだろうと察します。 そうそう、ご存知かもしれませんが、ごくフツーの無名の人の癌体験をつづった有名サイトがあります。もし興味がおありなら、覗いてみてはいかがでしょうか。
お礼
等身大のご回答ありがとうございます。 病状にしろ進行速度にしろ人それぞれですよね。希望は捨てていないつもりです。 サイトも拝見し、私が父に対してどう接すればいいかを考える上で参考になりました。 来週から入院されるとのこと、全快を心よりお祈りしています。
お礼
親身なご回答をありがとうございます。 明日、主治医の先生にお会いして話をするつもりですので、その時の参考にさせていただきます。 看護の面では、今のところ母が元気なので安心なのですが、今後が心配です。家族で支え合いながら毎日を大切に過ごしていこうと思います。