住民検診を専門にしている者です。
基本的に、職場では労働安全衛生法にて年に1回の職場健診が義務づけられています。
社会保険加入の事業所では、年に1回、社会保険庁から、「政府管掌健康保険 生活習慣病予防健診」の申込書が送られてきています。
これは、基本健診+胃がん検診+大腸がん検診が、総額約18,000円のところを、国からの補助により、約6,800円で受けられるというものです。
ただし、財政的に厳しい会社では、守られていないのが現状です。
人間ドックについてですが、血液検査項目が多い基本健診+腹部超音波検診+胃がん検診+大腸がん検診がセットになったもの、と思ってください。
日帰りで40,000円程度です。ちなみに、胃がん検診は、バリウムかカメラを選べ、オプションも多彩です。
しかし、市町村で実施している住民健診があると思いますが、それを全項目受診したら、ドックと変わらないくらいの内容にはなります。
ほとんどの市町村では、基本健診・胃がん検診・腹部超音波検診・胸部検診・乳がん検診・子宮がん検診・大腸がん検診は実施しているはずです。社会保険加入者でも、行政からの補助がありますので、安く受けることができます。
個人的には、人間ドックではなく、市町村が実施している健康診断でも十分だと思いますよ。(ドックは項目は多いのですが、無駄な検査も多いので)