ライフワークは何ですか？今の仕事はその一部ですか？

質問

社会人になってかなり経ちましたが、自分の適職、天職と思えるものが未だ見つからずにいます。
ずっと同じ職種で働いてきましたが、向いている自信も持てず苦痛に感じる事もしばしばあり、このまま続けるか、改めて考え直しています。

転職するなら何にと考えた時、初め好きな事や向いている事、希望の働き方、などで合致する仕事を探していました。特に年々重要に感じてきた、私生活を犠牲にし過ぎず公私共充実できる働き方、結婚・出産後も続けられる仕事、を重視して。
でももっと大きな枠で、職業に限らなくても自分が一生突き詰めていきたいというか関わっていきたいテーマ（ライフワークにしたいもの）をそろそろ決めて、それに繋がるような仕事が出来たら最高！と考えるようになりました。

そこで起業されてる方はどう考えているのだろうと思ってお尋ねします。
こんなことがしたいから今の仕事をしている、というのはもちろんあるのだろうと思うのですが、
1.それはどんなことですか？
2.ライフワークにしたいものはありますか？
3.1と2は同じですか？また、1は2の全て/一部/通過点/肥やし、等どんな位置づけですか？

上手く説明出来ていない気がしますが、追究したいものややり続けたいもの、産み出したいものや与えたい影響等があって、その実現に近づくための仕事だったり、仕事がそれそのものだったり、仕事とそれは別だったり、等の考え方を是非お伺いしたいです。
宜しくお願いします。

回答No.1

TL_Ichika

はじめまして！
一億円プロジェクトの市川マミです。

私の答えが果たして参考になるのかまったく自信はないですが
以下、考えてみました。

１■面白い！と自分が思ったものを企画としてちゃんと完パケして、
　　世に出していく（企画を具現化する）
　■まだ人があんまり注目していないけど実力がある、才能があると
　　自分が思う人の実績作りを手伝いたい
　■自分が関わった企画やコンテンツが、世間で話題になりたい

２■完パケ化

３■ほとんど同じですね（笑）

完パケ化、というのは、完全パッケージというゴールを指します。
というのも、企画とかアイデアって、ちょっとした雑談から始まるものもあれば
会議を開いて決めていくというのとか色々あると思うんですけど
どれも、ちゃんと「カタチ」に落とし込まない限りは、あんまり意味が無いような気が
すごくしているからです。

よく、テレビで例えば、ドラマが流れていたとします。
そのドラマのストーリーを見て、たとえば脚本家志望の人が
「あ、これ、オレが考えていたのと全く同じストーリーだ！」
とか言う人がいますが、やはり、先にカタチにしてしまった人の勝ちのような気がするのです。

１つのアイデアって、まちがいなく、同じようなことを考える人はこの世の中に
必ずいて、だけど、それが机上の空論で終わることは沢山あっても
本当に、カタチにしてしまう人っていうのはすごいエネルギーだと思います。

しかも、それがヒットしてしまうなんてことは、相当難関です。

しかも、それが「頼まれ仕事」でなくって、「自分発」だったりしたら
それは本当に偉大なことです。

私はそういう人が昔から大好きで、もし、私がいま何億とかお金をもつ大金持ちだったら
間違いなく、そういう才能ある人にお金を渡して「これで作っていいから」と
言ってあげたいくらいです（笑）

自分の例で申しわけないですが、私の前のダンナさんが脚本家志望の人なのですが、
この人がとんでもなく、才能がある人でした。

２年くらいまでは、自分で劇団を主宰して、脚本・演出・主演をこなしていました。
ビックリするくらいマルチな才能がある人でした。
でも、劇団なんてものはなかなか食えるものではない世界で。。
それに、才能があるくせに、自分の才能をけして過信しない、慎重な人でした。

そんな人でしたが、こんど、ようやく、初めて脚本を手掛けた映画のＤＶＤが出るそうで
私はそれを聞いて嬉しすぎて１人で泣いてしまいました。

その人は本当に近年稀にみる才能の持ち主なので、私がお金を大量に持っていたら
その人に年に３本くらい、芝居を打たせたいのです。
そして、１０年くらい、お金の心配をせず芝居をさせてあげたい。

私からすると、山田太一と並ぶくらいの才能だと信じているのですが
なにせ、お金がないと演劇は出来ません。

だから、本当は、そういう人にお金をポンと渡して、気前いいコトを言って（笑）
その才能をバックアップしたいなあと思います。

レオナルド・ダ・ヴィンチとかミケランジェロとかの芸術家を支えてきた
メディチ家というイタリアのルネサンス文化を支えたパトロンが
いたのですが、あれのエンタメ版になりたいです（笑）
さらに、お金を出すだけじゃなく、一緒に手伝いたいです。

いまの会社は、会社のお金で、仕事として出来ているところがあるので
本当に恵まれているなあと思います。

これはひとえに、うちの代表の水野さんのおかげです。

なので、（話が長くなってしまいましたが）
私の場合、自分の欲とか理想が、仕事そのものです。

ずーっと毎日、そのことばかり考えていて、逆にそういう生活を送れないくらいなら
いやだ。とか思います。

とにかく、私が自分で「この人はスゴイ」と「絶対売れる」と確信した人には
圧倒的に応援したいです。

圧倒的に応援する通過点の中で、「完パケ化」があります。

そうやって世に出していったものが、私だけでなく、世間の皆さんも
面白がってくれて、「いい！」って言ってくれて
ヒットしていって、その人が、その世界でスタンダードな存在になれたら
なんてすばらしいだろう、って本当に毎日そう思ってます。