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赤影はどうして白影を呼び捨てにするの?
「仮面の忍者赤影」において、赤影は白影のことを「白影ッ」と呼び捨てにします。一方白影は赤影の「赤影どの」と敬称をつけて呼びます。 赤影は20代前半、白影は30代後半と思われますので、10数歳も赤影の方が年下と思われるのに、なぜ赤影は若造のくせに忍者として大先輩のはずの白影を呼び捨てにするのでしょうか。失礼じゃないかッ。教育上大変に良くないドラマだったと思います。 この疑問に関しては、一応の回答があります。赤影は飛騨忍者の頭領の息子であり、つまり白影にとっては自分の主君の息子、自分の未来の主君ということになります。(実際、赤影は最終回で頭領の象徴である「黄金の仮面」を手に入れ、飛騨忍者一族の頭領になっています) 赤影にとっては白影は自分の家来に当るので呼び捨て、白影にとっては赤影は主人に当るので敬称をつける、ということです。 ところが、そうなるとまた疑問が湧きます。自分の主君の息子であるならば、今度は「赤影どの」などと呼ぶのは失礼ではないでしょうか。「赤影様」「若様」「若」などと呼ぶのが常識であり、「赤影どの」ではまるで自分の同輩であるかのようではありませんか。 飛騨忍者一族の主従関係は、いったいどうなっているのでしょうか。
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補足
家臣が織田信長のことを「殿」と呼ぶのはかまわないのですが、「信長どの」なんて呼んだら大変です。首が飛びますよ! 時代劇の上でも不自然です。 「信長様」「上総介様」「上様」などと呼ぶべきです。(本当は「信長様」とは呼んではいけないのですが、時代劇の上ではOKでしょう) 朝廷から右大臣の位をもらっていたころは、「右大臣様」「右府様」などという呼び方もあったはず。 同じ位の大名同士では「○○殿」と呼び合ってよいのですが、それは同レベル同士だからであり、家来が信長を「信長殿」なんて絶対呼ぶはずがありません。「信長様」です。 だから、白影も赤影を「赤影様」と呼ぶべきだと思います。