狭心症には動脈硬化で心臓に栄養をおくる冠動脈が実際に狭くなっているタイプと血管れん縮といって一種の痙攣の様に一時的に狭くなるタイプがあります。
miki10さんのおっしゃっている安静時に発作が良く起こるのはこの後者の方で発作が明け方などに多かったり起こりやすい時間が決まっていたりします。ただこちらの方が少数派で多くの方が狭心症と言っているのは前者のタイプの労作性狭心症の方です。労作性と言うくらいですから運動をしたり身体を動かすと発作が起こる訳です。これは運動すると心拍数が増えたり心臓の仕事も増えるのですが狭窄があるため血液が十分に心臓の筋肉に供給されないため心臓が苦しいと悲鳴をあげている状態です。普通発作の時間は3分~5分程度で15分以上続く場合は心筋梗塞の可能性がありますしそこまで至って無かったにしても15分も続くようでは不安定狭心症の診断を受けて即入院ですね。
痛みの性状は人それぞれでこのサイトで胸痛とか狭心症とかを検索すれば詳しい症状がかあいてある回答がたくさんあります。
御質問の症状だけですと「狭心症の可能性がある」という事以上のことは何も言えません。年令や性別、喫煙歴、肥満の有無、高脂血症や糖尿病や高血圧の有無、家族で狭心症の人が他にいないか?ストレスの多い仕事かどうか?など危険因子を補足されればもう少し狭心症の確率が高いかどうか分かりますが最終的にはやはり循環器内科を受診して検査をしないと分かりません。
しかも痛む時間も回数も増えているなら直ぐにでも病院を受診するべきです。
脅かす訳では無いですが胸痛が狭心症による物であった場合、1)1ヶ月以内に出現した労作性狭心症、2)発作の回数、時間などが増悪している、3)安静時に狭心痛が出現する、ものなどは不安定狭心症といって心筋梗塞の一歩手前の状態です。すぐに入院加療が必要となります。
他にも胸痛を生じる疾患はたくさんありますからぜひ病院に行って下さい。
疑問点の解消の一助になれば幸いです。
御自愛下さい。