パニック障害その他を治療しながら、1人目を無事出産、2人目臨月の医療従事者です。
このページの上の方にある「検索」のところから、「パニック障害」「このカテゴリーから検索」で検索をかけると、かなりの数のヒットがでます。ここにみなさんの、不安や、妊娠出産までの実例が読めるので、かなりの参考や励ましになると思います。
今回は非常に差し出がましいですが、別のアドバイスをさせていただきたいと思います。まず「できればそういった患者は受けいれたくない」と言った産婦人科、その時点でそこで妊娠出産するべきではないのかもしれません。どんな「持病」があっても、「では、まず来院して医師と相談してゆきましょうね」と、最低限答えるべきだと思います。そしてフォローしてゆける体制を整える、あるいは本当に対応できないのであれば、医療的に対応できる病院を探して紹介するべきです。例えば分娩時にパニック発作が起きるリスクより、普通の妊婦さんが呼吸法一つできず、いわゆる狂乱分娩になる可能性の方がずっと高いですし、それもごく普通のことです。
さらに、パニック障害は完治までに長くかかることもあり、妊娠の可能性のある年齢の女性に多いです。女性には妊娠可能な時期が限られています。現在通院中の神経科も「ではどういう風に妊娠出産をそのものを計画し、考えていくべきか」をもっと事前に相談しあえていると良かったですね。
私は都内ではないので、具体的にどちらの病院が良いとかのアドバイスは全然出来ないのですが、いろんなリスクを医師と勉強し考えて、薬を飲む飲まないを最終的に選択するのは質問者様になります。
殆どの心療内科は妊婦を当然受け入れています。妊娠出産が女性の人生の中でとても重要なことですし、それがきっかけで病気になったり、病気から回復したりもありえます。殆どの産婦人科医もパニック障害の妊婦を受け入れています。贅沢を言えば出産入院中も、神経科の主治医にも相談できる、総合病院だとよりリラックスできるでしょうが、別々の開業医でも問題ないと思います。
技術面でも精神面でも信頼できる病院を選び、どうか無事に妊娠出産育児を乗り越え、その期間を楽しんでくださいね。
お礼
的確なアドバイスをいただき、有難うございます。 不安な気持ちで日々を送っていましたが、いろいろと教えていただいたお陰で、前向きな気持ちになることができました。 大変かもしれませんが、病院をいくつか回り、納得のいく所にめぐり合えるといいと思います。