軟骨肉腫との診断で手術、実は良性骨腫だった
先日、後頭部頭蓋骨の軟骨肉腫疑いとのことで拡大切除手術を受けました。ところが切除部の病理検査結果が「悪性を疑うような組織学的所見なし」とのことで非常に困惑しています。
患部は直径2センチほどでしたが頭蓋骨は直径8センチほどの円形で切り取られもう戻ることはありません。形もかなりいびつになりました。
頭皮も大きく切り取られ大きな傷と植皮部分には禿ができました。
本当は良性であったと喜ぶべきことなのでしょうが、とてもそうは思えません、怒りがこみ上げてとまりません。
手術は脳外科と形成外科の共同で行われ担当主治医は形成外科の先生ですが、腫瘍を悪性と判断したのは脳外科の先生のようです。脳外科の先生にどういうことかと聞きましたが良性なのだから今後の不安もないのだからこのくらいのことは我慢してくださいとのことですが私自身どうしても納得できません。
検査はCT、MRI、骨シンチ、脳血管造影、切開生検を行いました。
骨シンチでは腫瘍部に取り込みがあり真っ黒に写っていました。血管造影では腫瘍部に血管の巻き込みが多少あり生検の結果は2核細胞が増加しているほかは異常なしでgrade1の軟骨肉腫を疑うとのことで確定判断はでませんでんた。
骨シンチ、血管造影の結果から悪性である可能性が高いとの判断で手術が決定されました。
軟骨肉腫という病気の説明も一通りうけ初回手術での広範囲切除しか方法がないことも説明を受けました。
悪性度は非常に低く良性との判断がつかないほどなので経過観察か単純切除後の経過観察ではだめなのかと聞きましたが、前者は切開生検を行っているので経過観察の間に腫瘍が散らばる可能性がある、
後者は単純切除によって悪性が増し再発の危険が高いとのことから否定され手術にいたりました。
また私自身競技スポーツを行っているため切除後の人工骨による頭蓋骨形成についても強度耐久性形状的な違和感等、
人工骨に骨レジンを使用することについても素材的に大丈夫なのかなど質問しましたが十分な説明もなく違和感を訴える人は少ないとだけの回答でした。しかし結果的に頭の形はかなりいびつになり違和感がなくなるとは思えません。
このようなことは医療現場においては当たり前のことなのでしょうか?
わたしはこのまま我慢するしかないのでしょうか?ご助言お願いいたします。