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薬の服用量と強さ
例えばうつ病の治療の抗不安薬として、1日の最大量がレキソタンは6~15mg、デパスは3mg、コンスタンは2.4mgとそれぞれ異なっているわけですが、これでいくと、コンスタンが一番強い薬ということなのでしょうか。 抗うつ薬でも、トフラニールは1日最大で300mg、でもテトラミドは60mg、トレドミンは100mgですね。性質の異なる薬ということはわかります。 内科で、降圧剤として、カルシウム拮抗薬のノルバスク5mgと、βブロッカーのケルロング5mg×2Tがだいたい同じ強さと言われたこともあります。この場合も同じ降圧剤でも、しくみの違う薬ですが…。 全くの素人ですよくわからないのですが、このように同じような作用の薬同士の強さは、どのような比べ方をされているのですか。高力価、低力価ということばが関係しているようなのですが、このことばの意味も含めて、薬の強さの比較について教えて下さい。
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- simakawa
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薬はある期待する薬効の量が決められます.そして次に実際に使われている薬と同じ効果を出す量を試験します.その薬の構造等によって量が違うだけで,これだけで高力価,低力価とはいわないですね.むしろ作用時間が大事です.早く効くか,どの位作用時間があるか,それと副作用はどうか等です.いわゆる切れがいいかどうかが重要ですね. 薬はその方の症状とか相性もありますので,強いからいいという訳だけではありません.
- jun95
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薬は、そのひとに合っていることが大切です。デパスもコンスタンも短時間作用型の抗不安薬ですが、脳への作用が異なるので、デパスが合う人とコンスタンが合う人がいます。これは、飲んでみないと、どちらがよく効くかは分かりません。長時間作用型か中時間作用型なのかといった区分は、案外意味がありますが、とくに向精神薬は、飲む人の主観にも寄りますので、客観的に、単一の座標で表現できないのです。たとえば、将棋でたとえるとデパスが角ならコンスタンは飛車のような感じです。レキソタンもよく似ていますが、前者より作用時間がやや長いのと、特定の症状にはよくあったりします。力価というのは、薬の量が少なくて効けば、高力価になり、その10倍の量が必要だと低力価と呼ばれています。シャープさなどの使い勝手が違ってきます。
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