私は元不登校児です。
現在は大学に進学し、自分の経験をいかせる方面の勉強をしています。
皆さんの意見を読む限り、なんか賛否両論ですね。それについて私はどうこう言うつもりは全くありません。むしろ、賛否両論が出ていることが嬉しいというか。
私個人の意見としては、不登校には良いものも悪いものもある、っていうことです。これは、不登校自体が、ではなく、不登校がその子どもにとってどうなのか、っていう意味でです。
ke-naさんが不登校していることで、たとえば気分が安定していたり、怖い人間関係から逃げられているのであれば、それは必要なことだと思えます。でも、逆に不登校になっていることで追い詰められていたり、単なる怠学であれば、あんまりいいことだとは言えませんね。
そんな感じなのだと思います。
私自身の不登校経験は、必要だったこと、だと思っています。なにせ、不登校したことで視野が広がり、問題意識が生まれ、現在の学業につながっているんですから。
もちろんデメリットもあります。たとえば周りの友人が小中学校の話で盛り上がっても輪に加われない、長い付き合いの友人がいない、同窓会に呼ばれない、などです。でも、それ以上のメリットが過去・現在、そして未来でもあるだろうから、これで良かったと思えるのです。
不登校は、結局は逃げなんです。辛いことから逃げるんですから。でも、戦略的撤退、だと思うんですよね。撤退することが最善策なのであるから、したっていいんですよ。
子どもはまだ様々な事に対する対処法を知らないのだから、逃げを選んだっていいんです。ゆっくり休んで、鋭気を養って、また立ち上がればいいんです。そのための準備期間だと割り切りましょう。
逃げている間に、自分のことを見つめたり、将来のことを考えたり、好きなことをしたり、本を読んだり……で、それがひと段落したら行ってみたら良いんだと思います。
私自身は高校進学がきっかけで、世間一般で言う正規ルートに復活いたしました。大学にも進学しています。現在は勉強することが楽しくて仕方ありません。
行ってなくても、結構何とかなるものなんですよ。もちろん、本人にやる気があることが前提ですが。
寄り道を沢山したほうが、人生経験が豊かになって、将来とっても役に立つんじゃないでしょうか。
ただ学校に行っているだけの子よりも、学校に行くことを深く考える不登校児のほうが、将来はるかにマシな人間になると思います。
受身ではなく、能動的に生きるチャンスだと思って、今の不登校というものを有効活用してみましょう。
お礼
回答ありがとうございました。 えぇ・・・、そうですね 生あるもの皆、人間関係に悩み、悲しみ、喜んでいる。 それなのに私は・・・・ こんな質問に答えていただきありがとうございました。