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骨折→壊死→敗血症のメカニズム
骨折したら体の組織が壊死を起こし、それが引き金となって敗血症になると聞きました。そのメカニズムを解説してください。
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普通の骨折(皮下骨折)で敗血症が発症することはまずありません。 典型的なパターンは、骨片が皮膚を突き破っている骨折の場合に、傷口の処置(デブリドマン)が不十分であったり、消毒が不十分であったり、抗生剤が菌に感受性がなかったり、菌が耐性菌であったりすると、傷口から菌が侵入し、骨の癒合が得られずに長期化することがありえます。 そういう状態になっても、患部を開いて、抗生剤を持続投与することによって緩解を得られることが大半ですが、まれに敗血症まで進行することがありえます。 繰り返しになりますが、きちんとしたデブリドマンの実施、傷口の消毒、出来れば無菌下での手術、感受性を確認した上での抗生剤の投与などが敗血症予防のポイントになります。
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noname#129050
回答No.1
こんにちは。 詳しくわかりませんが、敗血症というのは血液中に細菌が感染している状態ですよね。骨折しても、細菌が血中に入り込む機会がなけれな敗血症にはならないと思います。 骨折から敗血症に繋がるケースとしては、例えば開放骨折のように皮膚表面にも損傷ができ、そこから感染して敗血症に至ることが考えられると思うのですが...?