> 何かアドバイスをいただけないでしょうか。
概念的な一般論しか言えないと思うので
どれだけ役に立てるか分かりませんが、思いつくままに。
広告の最大の目的は「競合との差別化」です。
競合のチラシやパンフレットを集め
それらが言及できていないことで
自分たちが提供できる「売り」があれば
それが差別化に向けての「武器(実弾)」になります。
それらの武器をひとつひとつ並べていくと
自分たちの特徴やアイデンティティがいくつかの視点から
まとまって見えてくると思います。
それが差別化に向けての「コンセプト」になります。
仮に競合を地元の大手フランチャイズ
@N●VAのような大規模の英会話学校
@大手進学塾・学習塾・個別指導塾
などとしたときに
競合のセールストークを分析し
自分たちのセールストークが
実はありきたりのものになっていないか?
ユニークか?
ユーザーから見て強いメリットになっているか?
など精査していけば
大手では満足できない、自分たちのターゲット像が浮かんでくる筈です。
そこには
> 小学生から、中高受験生、TOEICのための大学生、会社員等
といったデモグラフィックな分類とは違う切り口が潜んでいる筈です。
> チラシはかわいい感じにすると大人には合わないし
> 大人向けにすると小学生には魅力的ではなくなってしまいますよね。
可愛い~大人向けといった対立項で捉えるのではなく
大手に比べ「楽しい」とか「家族的」とか「誠実」とか「真摯」とか
(具体的に検証できないので陳腐なイメージですいませんね)
大手とは違うトーン&マナーはありませんか?
> こういうときはその中でもほしい年齢層に
> ターゲットを定めるんですか。
繰り返しになりますが、そういうときは
デモグラフィックでははなく消費マインドで抽出していくことが多いです。
競合に満足できない消費マインドがある筈です。
このような検証作業に行き詰まったら
例えば、自分たちを食料品店とか日用品店とかに
置き換えてみるのも手です。
ご質問者さまが目指す自分の塾の理想像は
食料品店に置き換えると「何処」か?
そこの「どんな」ブランドイメージに惹かれて
理想像に近いと思ったのか?
そこにご質問者さまが求めるセンスのヒントがある筈です。
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。今までご指摘の観点からわが英語教室のことを考えたことはありませんでした。大手英会話学校、進学塾との違いをだすことはいつも考えてきましたが、漠然としたものでした。 >デモグラフィックな分類とは違う切り口が潜んでいる筈です。 >食料品店に置き換えると「何処」か?そこの「どんな」ブランドイメージに惹かれて理想像に近いと思ったのか? 一つ一つがとても貴重なアドバイスです。 「おしゃれなチラシはどこに頼んだらいいんだろう」から、もう一度自分が何を理想としてこの教室を始めたのかという原点に戻ることになるとは思ってもいませんでした。 >自分たちの特徴やアイデンティティがいくつかの視点からまとまって見えてくると思います そうなるよう、いただいたアドバイスを頭に入れながら、いろいろ考えをまとめてみますね。 今回はとても勉強になりました。ありがとうございます。