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統合失調症の発症原因は、導入者無き催眠移行ではないか

統合失調症の発症原因について調べている者です。 原因はまだ不明だが、抗精神薬が奏効すること から神経伝達系の生化学的異常が有力、とされています。 ただ器質的脳変性の “ 程度 “ に比べて 統合失調症の場合はその “ 程度 “ はかなり “ 小規模 “ なようですし、 統合失調症の持つ “ 独特の激しさ “ を考えると、発症原因は何か別にあるように思えます。 TVで催眠術を見ていると、導入者から 「 あなたは手を離そうとするが、手は離れない 」 といった、 手を離す ・ 手は離れない、という相反した指示を同時に受けるシーンがあり、被験者は手を離そうとする身振り を見せて結局手は離れません。 これが演技でなければ、被験者には “ 自分の意志であるのに他者性を帯びた “ 意志が同時に出現しているとしか思えません。 .      *** 統合失調症の発症原因は、導入者無き催眠移行ではないか *** ところで催眠への導入には個人差があり、また導入や離脱にはそれ程の複雑な手順を要しないことを考えると .  ・ 催眠とは、暗示誘導する導入者がいなければそれに導入されないのだろうか。 .  ・ あるいは導入の予断なく不意に導入されていて、そのことに気付かないことはないのだろうか。 という疑問が浮びます。 つまり思春期などの感受性が昂進している時期は、外環境の様々な刺激に 対して影響されやすく、その被影響性が大きい個体では外環境の刺激が、導入者の役割を代理してしまい 個体はそれに気付かないとしたら、 不意に自己の意志と共に “ 自分の意志であるのに他者性を帯びたような “ 催眠類似状態に陥り、その個体は今迄に経験したことのない状況に混乱する、ということです。 一つの可能性として考えましたが、この症状には催眠状態に類似したところもあり、 今迄に催眠との関連について研究されたことは無いのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

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  • urane_7
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回答No.4

こんにちは。 まず演技性人格障害のことですが、演技性人格障害の要素は必ずDIDの人間には存在します。 やはりDIDの診断材料の1つとしてとりあげられております。 病名として同時診断されることもあります。 が、DIDの人間は解離という状態になっていて、交代人格が現れている間、基本人格には記憶がありません。 演技性人格障害単体の方とはその記憶を持っているか持っていないかという点で異なりますのでご注意を。 (といってもそれは私もDID仲間に注意されたので、そういうものなのだなという程度なのですが) あなたの言われる拘りといわれればこだわりになるかもしれませんが、演技をしようと思って演技をしているような状態ではありませんので注意が必要です。 そこら辺の線引きは難しいのですが、現実問題としてDID患者で本気に苦しんでいる(あなたの仰るような交代人格が基本人格の精神や人間関係、または肉体を傷つけるということはよくあることであり、実際に私自身もそのような経験をしたことがあります)人間にとって「楽だから演技しちゃえ」という明確な「意思」を持った人間を酷く嫌う傾向があります。 そのせいでメンヘルサイトでは荒らし騒動が巻き起こることもよくあります。 大抵はどちらかがどちらかを偽だ偽ではないという言いあいになるのですが、その辺りは実際にサイトめぐりをしてお調べになると良いでしょう。 また、統合失調症の方の中には、演技性の人格障害と診断されなくても演技性多重人格と診断される方もいる。という程度の認識に留めてください。 しかし演技性多重人格という「病名」は存在しません。カルテの横にそのようなことを書かれる程度です。 特に若い女性で統合失調症の方の中には、たまたまDIDの人と触れ合っている間に、自分に都合のいいように演技し始める方が私の周りだけでもかなり多くいらっしゃったので、そういう意味での傾向は見られる。 つまり自分で認識しながら演技を始め、その途中から演技が本物のように思い込む。というパターンがあります。 ただし全ての統合失調症の皆さんにいえることではありません。 そういう症例が実際にある。ということです。 因みに統合失調の友達の経験談ですが、やはり交代人格「めいたもの」はいたそうですが、記憶もあったし、「人格形成」と呼ばれる、私たち極少数の人間が本当にこの人はDIDなのかどうなのかを判断する材料はなかったそうです。 その辺の「人格形成」とは、という質問に関しましてはお手数ですがメールをいただければお話いたしますが、この場では意図的演技を防止するためにも公表を差し控えさせていただきます。 何故そんなことをするかについてもです。 さて、「こだわり」に本題を移しますが、精神科に罹っている人間でちょっと普通より拘りが強いな。と思えない人を探すほうが難しいです。 はっきり言って奇妙な(しかし本人にとっては真面目な)こだわりを抱えていない患者は存在しないと言っても過言ではありません。 現に私もそのタイプです。 それは否定できませんね。 例えば、心因性の、の()内のヒステリーという言葉も気をつけた方がよろしいでしょう。 現在ヒステリーと言えば女性の癇癪的な意味合いがありますが、解離性同一性障害の旧称は多重人格障害、そのまた旧称がヒステリーであり、その辺を混同されては非常に困る。或いは憤慨する。という患者も多く存在するからです。 質問内容などを拝読させていただいた限りでは恐らく真剣に研究していらっしゃるので悪意はないと思われるのですが、私の感じといたしましては実際に精神科系統の患者とお話した回数は少ないように思えました。 その辺りの拘りは統合失調症でもDIDでもそのほかの人格障害でも大変強くかなり注意が必要になってきます。 それは患者本人の治療の妨げになる場合もありますが、まずそれよりご自身に対するかなり支離滅裂な非難が集中してしまう結果となる場合が多いからです。 しかしこだわりといえるほどの確固たる信念のようなものが構築されていない幼少期においても病気になってしまうことがあるので「こだわり」ばかりが原因ともやはり言い切れないものがあります。 数式のようにあるひとつの答えを導き出すための道具があって、それを使って1つの答えを簡単に導き出せるものではないと思われます。 それは私自身の拘りからではなく、実際患者によってサイトや本などで定義されている症状以外の、「例外」は常につきものだからです。 恐らく人間の多様性、多面性、など医学とはまた違った分野の問題も多く絡んでくるところからそういった例外が起こるものではないかと想像します。 申し訳ありませんがこれから母と薬を取りにいってこなくてはなりませんので、今回はこの程度で。 また何かございましたら補足要求などお願いします。 あなたの研究に役にたち、それが実際の精神病及び神経症患者の治療の役に立つのでしたら微力ながら協力させていただきます。 では。

noname#114359
質問者

お礼

いつも詳しい説明を頂きありがとうございます。 最初に言っておくべきだったのですが、私は医者ではありません。 私の心理学用語の誤用はこれによる ものです。 ただこの分野に関しては個人的に探求していますので、 urane 7さんの説明は教科書では 得ることができない “ 生の会話 “ ですから、とても参考になりました。 私の時間の都合もあり、またurane 7さんの詳細な説明を頂いて、どう返信しようかと心理圧が加わって 迷っているうちに今日になってしまいまいた。 このページも次々と投稿される新しい質問のため順番が 下がってしまいましたので、この辺で質問を締め切りたいと思います。 結局私からは補足応答は出せませんでした。 私はこの件について別のサイトの掲示板でかなり詳しく 論じているつもりですので、そのサイトのアドレスをurane 7さんの回答Ano.3に書き込んだのですが、 Okwebの投稿ルールでは他サイトへの誘導は違反になるとのことで、削除されたようです。 私の都合もあって時間を割り振ることができませんが、またOkwebでurane 7さんと応答できたらと 思います。 また他の方へのurane 7さんの詳しい説明もとても参考になります。

その他の回答 (3)

  • myachide
  • ベストアンサー率72% (229/317)
回答No.3

私は心理学の専門でもないし、精神科も専門ではありませんが、以前から思っていた事として、心霊体験とか、昔の祈祷で見られた超常現象などの記録に見られるものの中には、ご指摘のようなものがあると思っています。 催眠についてもあまり詳しくは知らないのですが、医学分野の学問としても研究されているものに、シャーマニズム、と言うものがあるそうです。要は昔のシャーマン、日本で言うところの祈祷師やイタコなどに対する心理学的研究だそうです。 参考になればと思って投稿させて頂きました。

noname#114359
質問者

お礼

回答を頂きありがとうございます。 この質問コーナーでは質問文字数が800文字以内なので、その詳細や根拠が完全には伝わらないと思います。 私は他のサイトの掲示板で、この点をかなり詳しく論じているつもりなのですが、そのサイトへの誘導は OKweb投稿のルールに違反するとのことなので、ここでは表示しません。 私はあくまで統合失調症の発症原因を説明する " 可能性としての一つの仮定 " と考えています。 ただもしそれが真であったなら、この疾病への根本的な変革が必要になるでしょう。 ややオーバーですが。

  • urane_7
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回答No.2

私自身はDID(解離性同一性障害)の基本人格ですが、友人や友人の家族などに統合失調の方がいるのを間近に見てきた人間です。 仰ることは良くわかるのですが、もしも統合失調症患者本人やその他の方に広く情報を求められる場合は、もう少々簡単に説明したほうが情報が得られやすいのではないかと思います。 その意味では新しく立て直したほうがいいかもしれません。 さて本題ですが、催眠(他者による催眠ではなく自己催眠もしくは導入者のいない催眠移行)の可能性を私個人は否定しません。 しかしながらそれだけが原因とは考えにくいので原因のひとつとして考えられるとだけ思っています。 副次的な要素として考えられるかもしれません。 個人的な考えでは催眠による要素も恐らく発症原因に含まれる「場合がある」と思います。 ですが、あなたのおっしゃるような自己催眠のようなもので発症する病気として一番考えられるのはやはり私の持病である解離性同一性障害(旧称:多重人格障害)でしょう。 ついでなので調べてみられるとよろしいかと思います。 リンクを貼りましたのでご覧ください。 全く自分の研究分野に関係がないと思われるかもしれませんが、DIDと統合失調との関わりは深く、DID患者はよく統合失調と誤診されることがあります。 またDIDの診断材料の1つに統合失調症での症状をある程度満たしているかどうかというのも含まれております。 その所以に関しましても以下のサイトで述べられておりますのでご参考になさってください。 導入者なき催眠ではないか。との疑問ですが、その説は完全とはいえないと思われます。 何故ならDID(解離性同一性障害)は幼少期のトラウマが主な原因となり、例えば性的虐待であれば、その間の自分は自分ではないのだと自己催眠をかけることにより、人格が分離して二次的人格(つまり交代人格)を無意識のうちに作り出すものですが、統合失調症は年齢に関係なく、思春期のような多感な時期を過ぎてから発症するケースも少ないとはいえないからです。 だからといって私はその説を完全に否定もできないと考えます。 というのも、統合失調症の発症はストレスなどによる精神的なものが引き金になって起こるケースもかなり多いからです。 また、統合失調症の患者の中には演技性多重人格と呼ばれる多重人格に良く似た行動を無意識的、場合によっては意識的に演技する方も多く存在します。 被影響性の大きい個体。 これに関しては遺伝的な要素(病気そのものが遺伝するということではありません。不安やストレスに弱いという程度の要素です)もあると思いますが、その場合に限らず、催眠は日常に氾濫していると考えております。 催眠自体に話を移します。 現代では例を挙げるとメディアによる催眠。 などは説明する必要もないでしょう。 右を向けといわれれば右を向く。 集団催眠状態は歴史上数多く見受けられますので、「・ あるいは導入の予断なく不意に導入されていて、そのことに気付かないことはないのだろうか。」ということは統合失調云々を抜きにしても往々にしてあると思います。 話が難しくなりましたが、私の観たところ、感じたところでは私を含む精神疾患を抱えている患者はそうでないいわゆる健常者や普通の人々より多少思い込みが激しいだけでその要因は多々ある。 という程度に受け止めております。 現実にはなんらかの人格障害「めいたもの」を抱えていない人間など存在しないとさえ見受けられますから。 私の知るところでは催眠治療としての統合失調(を含む精神疾患)との関わりに関しての研究なら存じておりますが、催眠自体との関連性についての研究を拝見したことはございません。

参考URL:
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/DID.htm
noname#114359
質問者

お礼

詳細な回答を頂きありがとうございます。 

noname#114359
質問者

補足

DIDの症例について詳しく記述して頂きましてありがとうございます。 あなたはこの症状だとのことですが、 私がよく理解できない点は、このような心因性の症例 ( 強迫神経症 ・ ヒステリー ・ 他 ) となる、原因としての 出来事を体験されたとしても全例が同じような転帰をとる訳ではなく、症状に発展していく要因としての 過度の “ こだわり “ があるようにも思うのですが、補足質問という程ではありませんがこの点はどうなんでしょうか。 また演技性人格障害と統合失調症の大きな違いは、人格障害の場合は複数の人格が交代して表れますが、 統合失調症の場合は “ 人格とまでは言えない他者性 “ が同時に出現して、思考主体がそれに被害感情を持つ というのが特徴のようです。  人格障害では他者から被害を被るというような思考はないようですが、 交代した人格が自分を傷つけるという自傷行為があるようです。 私が最近読んだ本のなかに、印象に残ったものがあったので紹介します。 “ 「 分裂病 」 の消滅 “ 内海健著 青土社 2003年第一刷 全318ページ 2800円、 これは主に統合失調症についての哲学的な視点をも含めた精神病論ですが、心因性症例を形成する謎めいた力動と いうべきでしょうか、心理学で言うところの “ 原風景への回帰 “ といったものが論じられていますので、未だ 読まれていなければ是非お奨めします。

  • russy1
  • ベストアンサー率11% (20/178)
回答No.1

何か本当のことのように思います。催眠で自分が失われてしまうというような感じでしょうか。自分というのは聖域でそこに何かが侵入してはいけないのだと思いますが、この聖域が無防備で脆弱な人が危ないようにも思います。

noname#114359
質問者

お礼

回答を頂きありがとうございます。

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