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絵画教室に二箇所通うのは是か非か?
26歳女性です。はじめて絵画を習おうと思っています。目標は油絵で作業をしている人間を描けるようになることです。そこで、はじめに、二箇所、絵画教室を下見しました。一つ目の教室は、いきなりキャンパスに下書きをしていって、その次に油絵の具を塗っていくことを教えてくれるというものでした。先生が人生についてまで教えてくれる素晴らしい人でした。二つ目の教室はデッサンからはじめて教えてくれる教室でした。球体の影の付け方などを教えてくれるそうです。先生は人生まで教えてくれません。最終的に動く人物(例えば農作業をしている人物など)を描けるようになるにはどちらの教室に通うべきでしょうか?私としてはデッサンを教えてくれる教室に通うべきだと思うのですが、一つ目の教室の人生まで教えてくれる人間性の素晴らしい先生も捨て難いです。ちなみにその先生の仰るには「基礎」なんてないそうです。両方通うことも考えています。その場合、どちらの絵画教室にも失礼に当たらないでしょうか?また自分の技術の成長にとっても不利にならないのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。
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No.3で補足を頂いた者です。 抽象画を描く人の多くは、やはり絵の勉強をしていますから、基礎ができているはずです。それに抽象画は、絵の「質」というよりバランスや色彩に重点が置かれます。 さて、補足を読んで思ったのですが、本当に難しいですね。昨晩、まるで自分のことのように考えてしまいました。 貴方は、26年間でどのくらいの絵を学んできたのでしょうか?学校の授業の時だけとか、友達と漫画とかを描いていたとか、クラブや部活動に参加していたとか。 それによって、基礎ができているかどうかも変わると思います。 例えば、テーブルの上に、白いボールが置いてあり、右上から光が当たっているとします。 絵心の無い人(簡単に描こうとする人)は、ボールの丸を描いて、ボールの中央辺りから左下に向かって影のグラデーションを付け、テーブルの部分に楕円形のボールの影を付けるでしょう。 しかし、本来ボールには境の線はありません。すべての物には境界は無く「面」なのです。そして、ボールの中央からの影ですが、多分テーブルからの光が反射して、ボールの影の一部が明るくなるでしょう。そして、テーブルに映っている影の横に、ボール自身がテーブルに映り、白くなっていると思います。 そして、白いボールを「白」としか認識しないで、奥の色を認識できる人(太陽の光が緑色に見えたからボールの下地を緑にしたとか・・・)。 このような、ことが分かる(見極められる)のであれば、基礎があると思えます。 また、貴方はこれから何年間習うつもりなのでしょうか?1年間?3年間?あるいは続けられるだけ? それにもよるのではないでしょうか? デッサンの先生は、もしかすると、貴方がずっとやり続けると思っているから、「基礎から」と言っているのかも知れません。そして、人生論の先生(変な言い方ですいません)は、貴方が1~2年でやめるだろうと思っているから、「好きなことをさせてあげたい」絵を続けて欲しいから「美術館めぐり」も連れて行ってあげたい。と考えているのかも知れません。 また、教室の方針もあるかと思います。 本当に絵の基礎を教えたい、という教室もあれば、絵を描くという空間と時間を提供する教室もあるでしょう(もちろんその中で描き方が分からなければ教えるというような方針です)。 そして、教室の中には、自分のところの教室の知名度を上げるために展覧会に出品するために絵を描き続けるというところもあります。(これはこれで勉強にもなると思いますが・・・) もう一度、同じ教室に行って聞くことができたらね尋ねてみてはいかがですか? デッサンの教室には、 ・どのくらいの期間デッサンを行うのか ・すぐに油絵は描かせてくれるのか ・展覧会への出品はさせてくれるのか そして、人生論の先生には、 ・基礎も学びたいが、教えてくれるのか ・油絵の筆やナイフの使い方なども教えてくれるのか ・展覧会への出品はどうか もし、貴方にお金と時間に余裕があるのでしたら両方通ってみるのも良いでしょう。アドバイスの中には、両方行かない方が良いという意見もありますが、色々なタイプの違う人に接し、教えてもらうということは、すべて自分の勉強になると思いますし、お互いの良い所や悪い所を補うことができます。 長々と書いた割には的確なアドバイスができなくて申し訳ありません。 で、最後に私は特別、教室に通ったことはありません。高校時代に美術部に所属した程度ですし、好きで描いているだけです。最近はもっぱらCGの方に移行していますが・・・。そして風景画は描けますが、人物は苦手です。そんな私ですから、多分デッサンが必要だと思います。しかし、デッサンは嫌です。嫌いです。やっぱり早く好きな絵を自由に描きたいです。だから私だったら多分人生論の先生のところに通うと思います。そして、展示会に出品してもらって、時々、「デッサンがやりたい」とわがまま言って無理やり教えてもらって、好きなことをするでしょう。 でも、これじゃあうまくならないかも・・・。
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- cacoll
- ベストアンサー率21% (253/1156)
絵と写真なので似てる部分と全く違う部分があると思いますが 最初分からないのならお金はかかるけど両方通えば良いと思います。 両方の先生の良いところを取りながら自分の感性を入れて自分自身が楽しめればいいのでは?? 今日写真クラブの撮影会に行ったり、ほとんど無料で半年間写真を教えて貰ってますが 日本でかなりレベルの高いかなり優秀な先生に教えて貰ったから撮れる写真が実際出てきてます。 でも 片方で コンテストに応募して上位を狙う作品の指導を受けて正直必ずしもコンテストで上位になっても 自分の撮りたい写真でない悩みや良い写真とは思わない葛藤があるのも事実です。 この事は 自分だけではなく 今日写真クラブのメンバー数人が話していたのでやっぱり・・・と思いました。 教室へ行けば 色んな方の絵も見れます。 そういう中で 人の良いメンバーが集まっている所へ行けば良いのでは???
お礼
お返事ありがとうございます。写真コンクールの例、うーんとうなってしまいました。これから私が絵を描いていく上ででてきそうな悩みです。自分が描きたい絵を描かせてくれそうなところを選ぶことにしますね。そして人の良いメンバーが集まっている所といえば、結果としてそちらになります。技術を磨かせてくれるほうです。大変おもしろいご意見でした。参考になりました。ありがとうございました。
- chubuchubu
- ベストアンサー率46% (76/165)
No.3、No.6の者です。 どうやら、人生論の先生は「感性」を磨こうとしている先生のようです。 「だいたいでいいんだよ」 というせりふで分かります。 そして、デッサンの先生は「技術」に重きを置く先生のようですね(もちろんどちらも大事だと思いますし、習っていくうちに両方とも教わることでしょう)。 多分始めは「静物」を描くのではないかと思います。その時に自然にデッサン力も養えていけるでしょう。 先のボールの件ですが、油絵で描くとボールの周りの線は描けませんから、自然と面になりますし、色をどう判断し、回りの色と調和を取っていけるか・・・。 つまり、貴方のセンスになります。そちらの方が早道かも知れませんね。 絵を描く職に就くのは大変かも知れませんが、がんばってください。 変なアドバイスを言い続けてすいませんでした。
お礼
その通りです。どうも、人生論の先生は「感性」を磨こうとしてくれているみたいです。私としては、「感性」「技術」どちらも大切なものだと思いますが、「感性」の先生は教えかたがアバウトすぎます。また技術の先生のほうが早道とのことなので、やはりそちらにしようと思います。色いろアドバイスありがとうございました。お互い思う絵を描けるようになればいいですね!!
- tsukune1221
- ベストアンサー率33% (2/6)
目的によると思いますが、絵を描く職業に就く もしくは芸大受験というのであればデッサンは 必須項目になると思います。趣味の場合であれば、 デッサンも大事ですが、気持ち的に一日も早く 絵の具を触る方が大切な気がしますが如何でしょう? ただ、デッサンを教えずに絵を教えるのは難しいので どちらの絵画教室に行っても、続ければ遅かれ早かれ 必然的にデッサン力は上がると思います。 また、描きたいものは描ける様になると、どんどん 変化すると思いますので、モチーフを判断材料に するのはあまり意味が無い様な気がします。 それよりも、どちらの先生もきっと絵が描ける方だと 思いますので、信用出来る先生を選ぶのが一番では ないでしょうか?両方行くと、確実に違う事を 言われてしまい、混乱すると思いますよ。
お礼
お返事ありがとうございます。私は絵を描く職業に就きたいと思っています。実は絵の具をすぐに触らせてくれる先生のほうにもう入会してしまっていたので今日行ったのですが、「だいたい、適当に色を塗っていって、ここが暗いなと思ったら色を足す」「だいたいでいいんだよ」と言うようなことを言われました。すごくアバウトな指導だったので少々不安を覚えました。でも続けていれば自分でこつを掴めるようになり上達するかもしれません。ただデッサンがきっちりできていないと上達も難しいのではと思うのですが…。今度「デッサンも教えてもらえないか」ということを言ってみて無理だったら「もう一つ教室に通いたい」ということを言ってみようと思います。両方行くと混同するとのことですので、その場合、片方(信頼できかねる)と思ったほうを辞めることも考えています。ほんとうにありがとうございました。
人生論よりもデッサンの方が大事だと思います。 基礎は、ないよりあったほうが絶対いいです。 ただ、デッサンばかりで嫌になって挫折する人もたくさんいますけど。 続ける自信があれば基礎をやったほうがいいと思います。
お礼
ご意見ありがとうございます。実は人生論の先生のところにすでに入会してしまっていたので、そちらを続けることにしました。しかし、「基礎は、ないよりあったほうが絶対いい」という意見、大変参考になりました。少し時間が経ってから、教室を代えるかもしれません。私は絵の具をさわっているより、デッサンをやっている方が好きです。なので、続ける自信はあります。ご意見ほんとうにありがとうございました。大変参考になりました。
- chubuchubu
- ベストアンサー率46% (76/165)
私は基礎からやるのであれば、やっぱりデッサンが必要だと思います。 例えば、油絵で人を描こうとした場合、デッサンをしていないと質感や奥行き感バランスなどが表現できないと思います。また、実際に見えない部分を見ることができます。抽象画なら可能かもしれませんが、ある程度デッサンができているからこそ、デフォルメも可能なのです。 ただ、デッサンから行う絵画教室はともすればデッサンをずっとやり続け、それから水彩を行ったり、目的から外れてくる場合もありますので、自分の目的をきっちり伝えることが必要です。 人生についてですが、人生を教えてくれるのはすばらしいと思いますが、人生はその人が受けた(歩んだ)もので、参考にはなるでしょうけど、貴方の人生ではありません。また、せっかくの絵の勉強をしているのに人生論よりも、絵の描き方や筆遣いから、鉛筆画、木炭画、ペン画などの種類や技法。塗料の種類、調合方法、色の名前、色の基礎(色相、明度、彩度など)についてを教えてもらった方が良いとは思いませんか? そして、先生の言っている「基礎なんて無い」という意味ですが、「好きで描いていればうまくなる」、「探究心があれば色々描けるようになる」、「自分が良いと思えばそれでいい」などということではないですか?
補足
補足です。人生論の先生は陶器の見方などについても教えてくださるとのことでした。色んな展覧会にも連れて行ってくださるとのことです。その点にも惹かれています。また「基礎なんてない」の意味ですが、昔は(ヨーロッパでは)写真がなかったから絵師は貴族などに雇われてその人達やまた親族達の似顔絵を忠実に書いていた。だからあのように精巧に描かねばならなかった。だけど今は写真が出来た。忠実に描く必要などない、とのことでした。でも私は写真のような美しい絵も描きたいです。また抽象画のような絵を描くにしても写真みたいな精巧な絵も描けなければいけないのではないかと思うのですが。よろしければご意見ください。お願いします。
- timeup
- ベストアンサー率30% (3827/12654)
是です。\(~o~)/ 芸術は初歩以外は、個人が出てきますから、其処まで指導してもらう必要はありません。 かえって変な色がつかないから良いと思いますよ。
お礼
まずは絵の具を触らせてくれる先生のところに習いにいくことにしました。その後、また別の教室に通うことも考えています。ご意見ほんとうにありがとうございました。
補足
「初歩以外は個性が出てきますから」とのことですが、やはり初歩は習ったほうがよいとのことでしょうか?つまりデッサンはやった方が良いという意味でしょうか?かえって変な色がつかないのはデッサンを教えてくれない方へ通うべきという意味でしょうか?
特に問題ないと思います。 確に芸術に基礎なんてありません。好きなように表現すればよいのです。 でも表現力を身に付けるにはデッサンは有効ですしとても奥の深いものです。
お礼
大変参考になるご意見でした。特に「表現力を身に付けるにはデッサンは有効」だという部分です。しかし、先に見学したほうが、基礎なんてないと仰った先生だったので、そちらに先に入会してしまっていました。少々早まったかと後悔しています。今後、「デッサンもさせてもらえるか」ということを聞いてダメなら二つ通うか、先に入会した方を辞めるかを考えてみます。ほんとうにありがとうございました。
お礼
お返事ありがとうございます。 私がどれだけ絵を描いていたかですが、義務教育で習ったのと、家で一人で描いていたのとです。 よって基礎はできてないに等しいです。 ボールを描く例ですが、同じようなことをデッサンを教えてくれる先生のほうで言われました。(ためしに描かせてくれたので)それによって初めて知ったという感じです。そしてそれを追求していくことはできていません。(当然、一回ですから習ったのは) 私は絵は続けられるだけ続けようと思っています。そして、もし叶うなら絵を描く職業に就きたいと思っています。実は人生論の先生(こちらこそ変な言いかたをしてしまってすみません)のところへは先に見学に行っていたので、もう、入会してしまっていたので、今日行ったのですが、油絵を書かせてもらう際、「だいたいで塗っていってここは暗いなと思ったら絵の具を足す」「だいたいでいいんだよ」という様なことを言われました。これでも続けていけば上手くなれるのでしょうか。でももう入会してしまったのだから仕様がありません。今度、デッサンはさせてもらえるのかを聞いてみようと思います。(展覧会への出品はさせてもらえます)そして、もしダメだと言うなら、「もう一つの教室にも通いたい」と言うことを言ってみたいと思います。ほんとうにありがとうございました。