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なぜ税金は使わなければいけないのか
私は、ある独立行政法人の研究所の非常勤職員として働いています。そこで不可解なお金の使い方を見ています。 年末になると与えられた予算を使い切れていないと、 使わなければならないという指示が事務方からくる ようで、必死になって使い道を探します。 普段から予算の使い方がグラフ化されているようで、そのグラフにそって使っていくように指示が出ているよう です。 ある人は、買って間もないパソコンを新品に買い換えたり、ある人は、液晶ディスプレイを2台、3台にふやしたり、ある人は、出張の予定を入れたり・・・。 民間であれば、お金はできるだけ節約していくはずです が、公的機関だと、お金はできるだけ使っていくという 全く逆の状況です。 そこで疑問なのですが、なぜ、予算は使い切らないといけないのでしょうか。
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理由は既に回答が出ているように、来年の予算が削減される可能性があるからです。 ではなぜ削減されることを嫌がるかというと、単純に減らされるのが嫌だというのもありますが、急な設備投資などをする必要に迫られたときにお金が調達できなくなるからです。 公共機関では昨年の実績に応じて予め1年分の予算を確保します。ですから節約して予算を余らせてしまい翌年の予算が削ってしまうと、急な設備投資が必要になっても予算額を上げてもらえなくなってしまいます。 イザというときのために常に予算を確保する必要があるため毎年強引に予算を消化するのでしょう。 ですから予算確保の概念を根本から変える必要があります。 余らせた予算はその部署で翌年も使えるように貯蓄できる制度にしたり、急な設備投資などがある場合は必要に応じて緊急予算を組めるようにするほうが良いのかもしれません。
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- Flak45
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各省庁予算は国家予算の財務省との折衝で、必要な予算をブン取ってきていますので、余すと「予算の見積もりが甘かった」との印象をもたれて翌年度の予算折衝で不利に働きます。 そのため、使いきるのに躍起になります。 地方自治体予算も同様です。 ですが、そうした使いきり予算の考え方は地方自治体でも改められてきており、ご質問の独立行政法人もそのうち変わっていくものだと思われます。 http://www.city.tomioka.gunma.jp/~kikaku/zaisei/q&a/q15-007.htm
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回答ありがとうございました。 納得しました。
- megumi1
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偏見的なのですが、私の意見を書きます。 ずばり、 来年度の予算が減ってしまうからです。 今年の使用加減にあわせて予算が調整されるというのは当たり前のこと。 しかし公的機関は予算を減らされたくないのです。自分たちの配分された金を減らされたくないんですね。 民間では浮いたお金を有効に利用しようと考えるのに、大きな違いです。ムカつきます。
お礼
回答ありがとうございました。 私も一国民としてむかつきます。 残念ながら、そういったことを指摘する権利がないため 見てみぬふりをせざるを得ないのが辛いところです。 予算が減っても給料は減らないので、浪費せずに同じ 仕事をすればいいだけなので、かえって国のためになる ように思いますが。 はっきりいって無駄が多すぎます。
予算を使い切らないと、次から削減されるらしいです。それが嫌だから無理して使い切ってしまうとか。
お礼
回答ありがとうございました。 追いかけて考えてみると、予算が減らされることにより 浪費せずに同じ仕事をしなければならず、職員に負担が かかる。それが嫌なので必死に使うということでしょう か。予算が減ったほうが国民のためにはなると思います が。
お礼
回答ありがとうございました。非常に参考になりました。 使い方が悪いというわけではなく、制度そのものに問題が あるということですね。