恨みはありますか？

質問

私は小さい時に兄弟に性的嫌がらせを受けたこととそれを相談したのに見て見ぬふりをした母（見てみぬふりどころか兄弟のほうを可愛がった）のことを今でも許せないでいます。

兄弟が死ねばいいのに・・・と思っていました。
それか、兄弟が私を殺して刑務所（少年院）に入るとか
それで一生を台無しにして、社会的な制裁を受けてほしいと思っていました。

今はそんなことは考えていません。成人して家から出たので、家に近寄らなければ良いからです。
しかし兄弟が死んでも涙一滴も出ないだろうとは思います。

それでも母に対しては以前ほど恨みに思っていません。
母も家庭内暴力をふるわれていたのできっと私の悩みを聞く余裕がなかったのだと思うようになりました。

母は私がひとり立ちしてから、体調や生活のこと等を心配してくれました。
少しずつ母との距離が縮まったと感じているのですが
私は昔を思い出して、時々母に非常に冷たくひどい言葉を浴びせてしまうのです。
止められなくて、怒りしか頭になくて、声をあらげて、ひどいことを言い続けてしまいます。悲しそうな母の顔を見て、やっと正気に戻るような状態です。

どうしても恨みが残っていて、解放されたのにされません。
家庭内でひどい体験をされた方、どのように立ち直りましたか？
どういう気持ちを持って生きていけば、もっと気楽に過ごせるのでしょうか？
兄弟のことはもう他人と考えて無視するつもりですが母と良い関係を築きたいと考えています。
アドバイスお願いします。

私は今は家を出て彼氏と同棲しています。
母と会うのは月に１～２度程度です。母のほうから会いにきます。
何でも良いので、アドバイスよろしくお願いします。

回答No.6

001001

こんにちは。ＮＯ１のものです。
その後、質問者様は、お母様との関係どうなりましたか？
うまくいっていますか？
私のほうは、両親と絶縁して半年がたちました。。。。
ちょうど質問者様の質問に答えてからちょっとたって、
いろいろな事情があり、絶縁しました。
質問者様がお母様とその後、きちんと話し合いをして
うまくいっていたらいいなと思い、気になったのでメールをしました。

回答No.5

pate_brisee

大変なご経験をなさって、おつらかったんだろうとお察しします。

お母さまに酷い言葉を浴びせることで、自分を責めてしまうのは解りますが、当時、お母さまに余裕がなかった事実を
今あなたがわかっているように、現在のあなたに、まだ余裕がないことを、お母さまは、ご承知なのでは。

今は、立ち直ろうとしているプロセスであって
まだ完全に、苦しみから抜け出ていない状況でしょう。恨みがどこかに残っていて当然だと思います。
傷がある状態では、人は普通に人に接することが、できませんよね。

親と良好な関係を築けませんでした。いつも矯正の対象とされているように感じ
そのままの人格を認められたと、安心できる経験がないまま大人になりました。
今でも、自分が変だと感じます。一般的な楽観性・ある程度の自信が明らかに欠如しており、
異様なコンプレックスがあります。

自分にあたたかさがないのを、母のせいに、とのことですが、それはあなたの受けた傷の大きさを思えば
当然のことなのかもしれません。人が苦しみを乗り越えるには、ときとして
自分であとで許せなくなるような、行動しかとりえないこともありますね。

結婚し、距離ができ、少しずつ関係が変わりました。許せるようになったというのかな。
ああ、私に受け入れ難かっただけで、親には親の事情があったんだ、仕方なかったんだ、と流せるようになりました。

傷が癒えるのは時間を要します。結婚して、12年ですが
最近やっとでしょうか、生きるのが楽になってきたのは。親のことも自分のことも許せるようになってきました。

許すって、心の中にある悪いイメージを、捨て去るというか、解き放つという感じだと思っています。
悪いイメージが去れば、そこには安らかな感じが最初からありその安らかさに
ひたりたいと願うと、私の場合は効果が、あったみたいです。

配偶者や、上司や同僚が、そのままの飾らない私を認めてくれ、毎日凄く大事にしてくれることと
（人格を尊重されていると、いつも感じ、職場や家庭であたたかな気持ちになります。）
仕事で少しずつ自信がもてるようになってきたことも、傷からたちなおる効果を高めたと思います。

あなたには生きる力があると、文面を拝読して感じますし
焦らなくていいと思います。これから、時間をかけて、ゆっくりお母さんと、関係を築いてゆかれたらどうでしょうか。

回答No.4

kneissl

「親に対する思い」
善かれ悪しかれ、それがですね、その人間の後の人生の「人に対する思い」全般に大きく関わってくるのだと、自身の経験からも心理学的な理論からも感じます。

事実は変わりません。
それに、体験は消せません。
もちろん、あなたが辛い体験をしたとか、それによって抱いた家族へのある種の負の思いというものはあるでしょうけれども、それをそのまま負に推し進めていったとしてもですね、あまりいい結果が得られるようには思えないんですよ。要は、殺すか死ぬかしかない、みたいなところに到達する。
つまり、あなたが過去に兄弟が刑務所に行って人生を台無しにしたらいいとか、そう思ったことがね、その典型的な例だと思うんですが、あなた自身それをおやめになったということは、あなた自身も気付いたと思うんですよ。ただ、やっぱり人の子。親だけは恨めなかった。恨んだ、恨んだつもりでも、親だけは恨みきれなかった。
それはやっぱり、子どもなんですよね。子どもだからこそ、親だけは憎みきれない、やっぱり、どこまでも親から愛情を求めてるんです。誰だって、そうです。多分、誰だってそうなんですよ。親から愛情を受けたと思えなかった子どもというのは、いつまでも親から愛情を受けたいと希っているし、人からも愛されたいと切願している。「母も家庭内暴力をふるわれていたのできっと私の悩みを聞く余裕がなかったのだ」と、自身を納得させるあなたの姿は、まさに“いつまでも愛されたい子ども”のあなたなのだと感じます。
でも、だからこそ、あなたは未だに苦しんでいるというか、憎みきれないからこそ、恨みきれないからこそ、責任を全部親に押しつけられないからこそ、あなたは精神的呪縛を未だに受けている。あなたが親なんて死ねばいいと思って、もう顧みなくなっていれば、本当に親のことを振り切ってやっていけたら、おそらく違った意味で気が楽になっていた、もう過去のこととして忘れられたと思うんですが、母のことを許したい、でも完全には許せない、この葛藤がなによりのしこりでしょうね。

あなたが受けた心の傷というものは、一生背負っていかなければならないものでしょうね。
幼少期に受けた心の傷には、個人差があるでしょうし、相対性なんてないんですけど、やっぱりそれは自分一人で背負っていくしかないんですよ。
癒せやしない、辛いでしょうけど、これがおそらく真実です。
だからこそと言えばいいでしょうか、そしたら、どうするか、それを考えた方がいいんでしょうね。
どうやって、その傷と付き合っていくか。
致命傷にならないように、化膿しないように、ひろがらないように、どうやって“心の傷”と付き合っていけばいいか、それが大事でしょうね。

例えば、今の状況で言うと、「母を許そう」みたいに思うことが、“心の傷”にとって、良くないのかもしれない。
お母さんのこと、許さなくていいんじゃないですか？
恨んでたことは事実です。そして、未だに解消されていないこともまた事実です。
傷付いたのなら、傷付いたと言ってもいいと思うんですよ。
母親を糾弾したり非難したりするのではなく、自分の感情を吐露するという意味でね。
あなたが恨みを排除していこう、人の罪を赦免していこうという姿勢には頭の下がる思いです。
ただ、あなた自身が抑圧された状態でそういったことを実践したとしても、自分にさらに負担をかけることになると思うんです。
まずは自分に傷があることを認めて、そしてそれを家族にも認めさせる。
目標を「母を許すこと」なんていう高い位置に置かなくても、「母の好きな食べ物を帰りがけに買って帰ってあげること」とか「母と穏やかに喋ること」ぐらいのものをですね、一日一日こなしていくというか、それで長い目で見て、母娘の関係が以前よりも穏やかになれば、御の字だと思える、私にはそう思えるのですが、いかがですか？
傷は癒えないし、事実も消せない。
だったら、“恨み”なんていう母への思いも消せるもんじゃありません。
ただ、少なくとも、心に傷を抱えながら、その原因だと思われる母をですね、自分の手にかけるようなことをしなくて済む、それだけでもすごく望ましい結果だと思いますよ。
理想的なもの、求めなくていいんじゃないんですか。
円満な母娘関係なんて、あなたには手に入れられないかも知れない。
お互い笑いあって、仲睦まじいなんてありえないかもしれない。
でも、与えられた環境で、自分がどうやっていくか。
友達みたいな母娘ではないけれど、悲しい過去を引き摺っているけれど、それでも母の笑顔を見たら少し嬉しい気がする、そんな関係であれたら、私はあなたにとって幸せだと思えるような気がします。
本当に、あなたはよくやったと思いますよ。
挫けたりして、生死にかかわることまで行ってしまう人、いっぱいいます。
もちろん、比較のしようなんてないけれど、誰だって悲しみ背負ってやっていくんですよ。
Life goes on.
それでも、人生は続いてく。悲しいことがあったって、人生は続いてく。だったら、与えられた環境で、どうやって上手くやっていくか。
一日一日こなせたら、それでも一日生きていけたら、合格なんじゃないですかね。
頑張って下さいとは言いません。自分を追いつめてまで、頑張ることはありません。
でも、俺は逆境に立ち向かう人間の姿というか、そういうものに人間の持つ力強さというか、本質的なパワーを感じるんですよ。
あなたにとって穏やかな日が、幸せな日々が訪れたらいいですね。同じ人間として、悲しみを背負う人間として、そう思います。

回答No.3

dameteishu

本当につらい思いをされてきたのだとお察しします。
そのうえで、お母さんを思いやる気持ちを持てるあなたを、同じ人間として誇りにすら思います。

ひとつ方法をご提案できるとすれば、お母さんとゆっくり時間をとって、あなたの中にある気持ちをすべて話すことではないでしょうか。
過去の忌まわしい記憶をたどるのは、あなたにとってつらいことだとは思います。
お母さんにとっても、とってもつらいお話になるとは思います。
だから、話をはじめる前に、お母さんと約束してください。
「これからずっと信じあえる母子でいたいから、そのための前向きな話をしようね」と。

兄弟のひどい仕打ち、それに対するお母さんの至らない対処、それに耐えながらすごしてきたこと、今は当時のお母さんもつらかったんだと思えるようになったこと、そしてこれからは多少のケンカはしても絶対に信じあっていくこと、まとまりがなくてもいいから、すべて自分の言葉で話してみてください。
そして、「冷たく当たったりしてごめんね」と言ってみてください。

以前は恨みの的でしかなかったお母さんに謝るのは、あなたにとって納得しがたいことかもしれませんが、その言葉でお母さんだけでなく、あなたも解放されると思います。

あなたが昔を思い出してお母さんに冷たく当たってしまうことは、今後も起こることかもしれません。
でも、あなたがお母さんと「信じあえる関係でいたい」と考えていることがお母さんに伝わっていれば、
お母さんの受け止め方も変わるでしょう。

そして、たまにでいいからお母さんを抱きしめてあげてください。
きっとそれですべてが伝わると思います。

がんばって生きていくことは、ときに大きな痛みを伴います。
でもそれが強さになり、思いやりに変わっていきます。
自分に言い聞かせる意味も含めて、前を向いて、がんばって生きていってください。

お礼

誇りだなんてとんでもないです。母を思いやるどころか恨むことしかできませんでした。

私は優しさという暖かい部分が欠けた人間だと思います。
そして、それを家庭内の体験や母のせいにしてきました。自分が悪いのではなく、母が悪いのだと。

せっかくアドバイスを頂いたのですが、兄弟からの仕打ちは今でも言葉にすることはできません。どうしてもできないのです。
この質問をさせて頂くのにも葛藤がありました。思い出すと、涙が出てパニックになり、自分の手を噛んでしまったり、正気ではいられません。（気持ち悪い表現でごめんなさい）
どうしてもその事実だけは忘れられないくせに、決して思い出したくないのです。

しかし、母に謝るという当たり前のことができてないことに気づかせていただきました。
全てを母のせいにして、ひどいことを言っても、ちゃんと謝っていませんでした。
悲しそうな母を見て、悪いことを言ったと思う反面、こうなったのも母のせいなんだからと思っていたのです。。。

今後母との関係を築いていく上で、大切なことを教えていただき、ありがとうございました。
抱きしめる。そんなこともできるように、頑張りたいと思います。

回答No.2

sarasam

こんばんは。おつらい経験をなさったのですね・・よく自分の道を見つけられたと思います！
私は家庭内暴力はなかったのですが、よく似た経験がありました。

母へも他にも色んなことがあり、一時は声を聞くだけで吐き気をもようしたこともありました。
家を出て、７年ほど経過しました。

今では、母も年齢のせいか、ずいぶんと丸くなり
当時の母の精神状態も悪かったことも
私が大人になったことで受け入れるようになれました。
私も月に１・２度母と会いますし今は仲良くしています。というか、仲良くしたいと願うのでそういう努力をしているというほうが正しいかもしれませんが。

私は、悲しみしか残りませんでしたが
そういったことも過去もすべては
水に流したい、と思っています。（言葉は簡単ですが難しいこともよくわかっていますよ☆）

どうしてかというのは、幸せになりたいからです☆
今の幸せとこれからの幸せを大事にしていきたいからです！
過去は確かにつらかったけれど、それをずっと持っていて自分を辛くさせるのが嫌だということと（過去に負けそうで嫌なのです）
もうすぐ結婚するので、過去は捨て、新しい幸せでいっぱいの日々にしたいからです、
質問者さまも、本当に大変な思いをされていたと思いますが、どうか、今同棲もされていて幸せだと思いますので、どうか今の幸せを過去の傷が壊さないようにと願いたいと思います！！！

お礼

どうにか生きる道を必死に見つけてきたように思いますが
間違いもたくさんあったと思います。今思えば、もっと外に相談する方法もあったのかもしれません。

私の母も年齢のせいなのでしょうか、昔より丸くなったようにも感じますし、落ち着いたような印象を受けます。
そして寂しそうにも見えます。
そんな母を傷つけても私自身悲しいだけですね。

回答者様の前向きな考え方にとても励まされました。
幸せのために、努力をするという、生きる意味のような大切なものを感じました。

もうすぐ結婚されるのですね。おめでとうございます。ぜひ御幸せになってください。
私も回答者様のように前向きに考え、今とこれからを大切にしていきたいと思います。

補足

お礼が抜けてしまい、失礼しました。
暖かい言葉をありがとうございました。

回答No.1

001001

質問者さんのメールを読んでちょっと胸が痛みました。
小さいころあなたがあなたが思うように母親に愛されなかったことが
今でも傷ついているんだと思います。
実は、私もそうなんです。
私の場合は、４人兄弟の真中で、母は、一番下の弟のことばかりを異常にかわいがりました。
私は、小さいころからずっと家に火事が起きたら母親は、弟だけを連れて逃げるんだろうな。もしも、兄弟４人が海におぼれて私たち３人と弟１人の
そういう助け方しかできないとしたら、間違いなく母は、３人をおぼれさせ、弟だけを助けるんだろうなってそんなことばかり考えていました。
私たち兄弟４人は、すべて結婚しましたが、今でも母親は、弟ばかりをかわいがっています。私は、母親に愛されたいという気持ちをあきらめることにしました。
相談者さんは、子供のころは、たしかにお母様からかわいがられなかったのかもしれない。でも、お母様は、そのときは、子育てに忙しくって余裕がなかったのかもしれないの。私は、２児の母になり、子育ての忙しさを経験しております。でもね、今は、あなたのことをものすごーく愛しているのよ。
だから、お母様の方から会いに来てくれるんだと思うの。
私からしてみたらとってもうらやましい。
ここで、提案です。
今は、お母様から愛されているんだもん。過去のことは、許してあげましょうよ。そして、過去のことは、精算して水に流しましょう。
その方法として、まずは、子供のころつらかったこと悲しかったことを洗いざらい手紙に書いて「こんなに寂しかったんだ。」って書いてみたらいかがでしょう？そして、今は、あなたは、お母様とよい関係を築きたいとおもっていらっしゃるようですし、そのことを素直に子供のころは、つらかったけれど、今は、仲良くいい関係を築いていきたいって伝えてみたらいかかでしょうか？そして、お母様に抱きしめてもらったらいかかでしょうか？そして、伝えた以上は、お母様に冷たい態度を取ってはいけないと思います。
私自身は、とっても残念なんだけれど、自分の母親のことは、いろいろなことがあってもう信用することができなくなってしまったの。だから、質問者さんがお母様とこれから先、うまくいくように心から祈っています。
彼ともお幸せにね。

お礼

今は、お母様から愛されているという言葉を見て、涙が溢れてきました。

今まで愛されていると感じたことはありませんでした。
おっしゃるように、私は母を恨みながらも、ずっと愛情を求めてきました。一度でいいから、兄弟の手から私を救ってほしかった。私に手を出さないよう注意だけでもしてほしかった。母しか頼れる存在がいませんでした。
しかし私の思いは通じませんでした。そして恨んでしまいました。

けれど、ご回答を頂いて、今ようやく愛されていると思って良い時が来たのだと感じました。
まだ愛情を実感することはできませんが、そう思えただけでも、心の穴が少し埋ったような気持ちです。

過去のことは水に流せるよう頑張ります。
私の気持ちを母に話すのは難しいですが、手紙でなら伝えられるように思います。

回答者様もおつらい経験をされたのに、私のためにアドバイスをくださって、本当にありがとうございます。
心から感謝しています。