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シーンが変わるときの手法について
場面が変わるときのテクの名前についてです。 例えば、拳銃を撃とうとしているシーンの次に すぐに花火の爆発音がしているシーンを入れて、 花火の爆発音で拳銃が発射されたという ことをイメージさせるような場面がありますよね。 こういったシーン展開の手法が、映画関係者の 間で何と呼ばれているのか教えて下さい。
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モンタージュ。 1925年にセルゲイ・エイゼンシュテインが生み出したとされるモンタージュ理論による編集手法の一つです。 参考URL oossii氏によるレビュー http://plaza.rakuten.co.jp/okumokum/7006 戦艦ポチョムキン http://www.asahi-net.or.jp/~IJ9S-UCYM/senkan.html 第310回 モンタージュ理論 http://sorekika.com/dame.jsp?idx=310
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- isoiso0423
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例として書かれている”用語”からまずおかしいので訂正します。 映画は次の三つから成り立っています。 カット(ショットともいいます)=連続する動作の最小単位 シーン=カットの集合体で場所が同じ シークェンス=シーンの集合体で日が同じ、もしくは主体となる登場人物の行動に一貫性がある で例に挙げられているのは”カット”になります。 拳銃を撃とうとしているカット 花火が爆発するカット ってことですよね。 このフィルムの繋ぎ方は”モンタージュ”ではあるんですけど、花火の次にどんなカットを持ってくるかで 呼び方はさらに変わります。 元の拳銃の”シーン”に戻って男が倒れていれば、”カットバック”とも言えますし、さらに花火の爆発するカットがいくつも続き、”銃撃戦”を思わせるようなかたちになると”アトラクションのモンタージュ”とも言えなくありません。 また花火の炸裂=拳銃の発砲、ということを観客に想像させるわけですから、”イメージカットのモンタージュ”なんて呼んでもいいわけです。 まあ、これらをまとめて”モンタージュ”で間違えないと思います。 これらモンタージュを理論づけたのはレフ・クレショフです。 その弟子にあたる セルゲイ・ミハイロビッチ・エイゼンシュテイン アレキサンドル・ドブジェンコ プセフォドロ・プドフキン らの三名が自作の映画で実践し世に広めました。 エイゼンシュタインは日本語の”漢字”もある種のモンタージュだと考え、理論的に解説しているので著書を読むとわりと面白いですよ。 でも最近の映画じゃ例に挙げているようなモンタージュの繋ぎ方はほとんど見なくなっているので、いまさらこれらのことを考慮しても仕方がないのかもしれませんけど。 エイゼンシュタインの「ストライキ」が実践的な参考になると思います。 音楽もののMTV以上にカットが細かいので、今見てもめまぐるしく驚くと思いますよ。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000E0VTBK/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/249-6537875-8753111
お礼
映画についてまだまだいろいろ 疑問に思っていることがあるので、 またお世話になるかもしれません。 ご説明ありがとうございました。
- jakyy
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下記の用語でしょう。映画用語事典から抜粋します。 【コンティニュイティ】 シーンとシーンのつなぎ目のこと。シーンの連続性。これが悪いと観客の混乱を招くことになりかねない。 【テイク】 ある同一シーンを繰り返し撮影するとき、そのそれぞれの撮影した映像がテイクと呼ばれる。最初の撮影をファースト・テイク、以後をセカンド・テイク、サード・テイクと呼ぶ。 http://www2.tokai.or.jp/kzhp/kz91.htm 【コンティニュイティ】 ショット(画面)のつながりのこと。一般に、コンティニュイティがおかしくないよう責任を持つのはスクリプターで、つながるべきショットが何週間、何カ月離れて撮影されようと、それらの細部が一致するようにデータを記録しておく。 http://kermit.pos.to/word/word_ka.html
お礼
これはこれで参考になりました。 ありがとうございます。
お礼
モンタージュ理論の説明のところが 参考になりました。 ありがとうございます。