以下全て私見です。
Sタイマーなる言葉が一人歩きしていますよね。
でも、プロタクトの基本設計による精度と耐用年数、ラインロボット他の調整と納入部材の品質とコスト、その他ロット単位の品質試験(物によってはセル?)、その他もろもろのファクタでまあぶっちゃけそういうことはS以外でもままあることです。
前述されていますが、Sがブランド的に知名度が高いだけに余計に目立つのはおそらく事実でしょう。ただそれに対処するカストマーサポートがチープなのは私の体験からすると顕著に感じますね。Tのビデオ問題とは趣は異なりますが、カストマーサティスファクションという語をヘアピンなみに曲解している感があります。
話は変わりますが、下のほうで述べられている方はおそらくIUOの資料をご覧になれる立場の方だと想像しますが、どうせならきちんとした筋にスピークアップされるとS顧客のためにS自体のためにもなると思うのですが、そういう方向に向かわない風土でもあるのでしょうか。CSを重視する姿勢が希薄だとすると非情に残念です。
でも、これらのファクタは当然のごとく時代によって差異が生じます。
おそらくここ数年はSタイマーのライブドアショックとでもいう感じでしょうか。それを打破するために、ボードメンバーの大幅な刷新やブランドの取捨選択を今まさに試行しているのではないかと一応好意的にはとらえています。でも盛田大賀体制から劇的に変わるとSがSでなくなる気がしないでもないですけどね。
そう、昔はSは革新的でそれなりに良かったですよ。好きでした。当時はカテゴリにもよりますが、Mなんで後塵すら浴びれないほど遥かに引き離されていました。でも、今のMが人気があるのは私には全く理解できないですけど。ことAVに関してはM系列でありますがJのほうがはるかにましですね。そもそもJはR&DでMとは目指すものが異なりますが。いずれにせよMはかなり方角を間違えているように感じますね。テクノロジーと使い易さを融合するのが下手な気がします。リモコンの反応速度の遅さやEPGスクロールのパラパラ漫画のような遅さ、電子レンジの起動の怠慢さ、人を舐めているとしか思えません。かのM下K之助翁が今を総括するとどう仰るのか聞いてみたいものです。もしも高齢者等のことを考慮してわざと遅くいるとすれば、簡単なことなのだから反応速度の調整を可能にすべきと思いますけどね。
で、S等のタイマーなんてのはある程度集積化されて筐体も小型化すると、昔に比べると目立ちやすくなるものです。だって昔に比べると家電もAVも実質稼動時間なんて数倍でしょう。数倍使うのなら数倍買えってオチなんです。家電やAVが売れるとそれに付随する産業の業績もあがる、景気がよくなったような錯覚で家庭の収入も見た目は増える、で、地デジ+BSデジ+110CSのセットチューナーをやTVを抱き合わせで買っている。そう、それは、総務省と家電メーカーと某国営放送を名乗る巨大詐欺集団の引いたレールによってわれわれは個人情報を搾取されながら奈落の底に導かれるのです。
で、Sに話を戻すと、ウチのSはブラウン管TVは4年、VTRは2年、第二世代WMは1年、カーナビは1年でお払い箱でした。現役はワールドレシーバーでこれは10年くらいかな(古すぎて曖昧ですけど)。
そういえば液晶出荷Sが首位になりましたね、次のタイマーがあるのか否かを興味深く拝見しようと思う今日このごろです。