共和党
まず、自由主義ということです。もともと共和党しかありませんでした。
まぁ、宗教も絡んでるのですが、基本的には経済活動なども
自由にやれば自然と広がり上昇していくという考え方です。
自由に経済活動ができるようなシステムを作ろうよ!
という考え方です。
「そうすると貧富の差が出てしまう、儲かるところは極端に儲かってしまうじゃないか!」といわれそうですが、そこで宗教的色が濃く、そもそも
人間はボランティア精神(隣人愛)がある、儲かった人間は貧しい人間に
富がちゃんと回るように考えるから大丈夫!という理屈です。
なので、共和党は一般的に金持ちの味方とされています。
一方民主党は平等主義です。
日本の共産党、社会党の平等主義とはちょとちがいます。
共和党のその理屈はわかる、だけど現実はそうはいかないじゃないか!
だから政府が介入して、富の分配をしようじゃないか!というものです。
国家政策というのは他者の領分に否応なく介入し、その利害を調整するものである。従って、利益の配分も行うと同時に不満の分配もする。
という考え方ですね。
故に、選挙の時には細かい政策を積み重ねて人々に訴えます。
例えば医療保険。実はアメリカには医療保険がありません。
ヒラリーさんなどは医療保険を作ろうよという弱者救済です。
ところが共和党のブッシュさんはそんなの全然お構いなし。
そんなことより経済力、国力を伸ばせばみんな医療が受けられる。
ということなのでしょう。
ちなみに民主党は平等を大事にしますので、女性や黒人も大統領候補になります。
共和党は、お大尽が貧乏な村民の面倒見る
というイメージがあり、ではお大尽て?となるとアメリカでは
金持ってる白人の旦那さん、ということになっちゃいますので
黒人や女性は候補になることはまずありません。
共和党は自由主義、民主党は平等主義、が本質だと思います。